ヒポクラ感染症マップ
●病原体:百日咳菌
●感染経路:鼻咽頭、気道からの分泌物による飛沫感染、接触感染
●症状:潜伏期は通常5~10日。かぜ様症状で始まるが、百日咳特有の咳(発作性けいれん性の咳)が出始める。激しく発作性に咳込み、最後にヒューと音を立てて息を吸う発作となる。嘔吐や無呼吸発作を伴うことがあり、乳児では重症になり、肺炎、脳症を合併し、まれに致死的となる。
●治療法:抗菌薬。発作性けいれん性の咳に対しては鎮咳去痰剤、気管支拡張剤などが使われる。
百日咳
5類感染症

2023年 年間累計感染者数 279人
2023年05月22日 〜
05月28日 29人