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カフェイン補給で筋トレ効果がアップするは本当か?他4本≫ Journal Check Vol.146(2025年04月26日号)
カフェイン補給で筋トレ効果がアップするは本当か?他4本≫ Journal Check Vol.146(2025年04月26日号)
カフェイン補給で筋トレ効果がアップするは本当か? 本研究では、筋力トレーニングを行う男性を対象に、カプセル化カフェイン群とカフェイン入りチューインガム群にランダム割り付け、下半身の筋力やパワーなどに及ぼす影響が検討された。Journal of the International Society of Sports Nutrition誌2025年12月号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 若い頃の失恋が人生に及ぼす影響は大きいのか 失恋は、青年〜若年成人の心理的健康に重大な影響を及ぼすといわれている。実際の学業成績や身体的健康に対する影響および反芻思考との関連性についての調査が行われた。Frontiers in Psychiatry誌2025年3月28日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 3年連続で健康診断受けない日本人は糖尿病リスクが高い! 定期健康診断の受診頻度と健康アウトカムとの相関は、これまでにも報告されている。本研究は、日本人の健康診断受診頻度と糖尿病関連指標との関係および早期介入が透析導入に及ぼす影響が検討された。BMC Public Health誌2025年4月14日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 運動後の回復を最適化するための栄養戦略とは? 運動後の回復戦略は、運動パフォーマンスの向上に寄与する。本レビューでは、とくにアスリートが短期間での回復を迫られている場合、回復とその後の運動パフォーマンスの向上に用いられる栄養戦略の影響について検証された。Sports Medicine誌オンライン版2025年4月12日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 100歳以上の高齢者とアルツハイマー病患者の認知機能の違いは 慶應義塾大学の西本 祥仁氏らは、100歳以上の超高齢期における認知機能の特徴とアルツハイマー病における病的な認知機能低下との違いを明らかにするため、本研究を実施した。Alzheimer's & Dementia誌2025年4月号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む ヒポクラへ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ Journal Check Vol.145(2025年04月19日号) ストレスと疲労を軽減すれば勃起機能が改善する? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.144(2025年04月12日号) 富の増加は死亡率低下と関連しているのか?他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.143(2025年04月05日号) 重要なのは質か量か?受精率に影響を及ぼす精子 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.142(2025年03月29日号) 月1回未満の性行為は健康リスクを高める!? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.141(2025年03月22日号) 低脂肪乳製品は、本当にCVDリスクを軽減するか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.140(2025年03月15日号) 高脂肪ヨーグルトは、腹部肥満に悪影響?好影響? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.139(2025年03月08日号) 結局、コロナワクチンは、現在でも接種すべきなのか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.138(2025年03月01日号) オリーブオイル摂取で、体重は減るのか?増えるのか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.137(2025年02月22日号) コーヒーでコロナ予防!? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.136(2025年02月15日号) 「ビーフ or チキン」アルツハイマー病に影響する食品は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.135(2025年02月08日号) コーヒー・紅茶の健康効果が高いのはどんな人? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.134(2025年02月01日号) 筋トレの「神話」と「真実」:ジム利用者は正解を知っている? 他4本
ストレスと疲労を軽減すれば勃起機能が改善する?他4本≫ Journal Check Vol.145(2025年04月19日号)
ストレスと疲労を軽減すれば勃起機能が改善する?他4本≫ Journal Check Vol.145(2025年04月19日号)
ストレスと疲労を軽減すれば勃起機能が改善する? 心理的ストレスは勃起不全と関連しているといわれている。この関連に、疲労感が大きく関わっていることが明らかとなった。The Journal of Sexual Medicine誌オンライン版3月19日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 閉経後女性にはダークチョコレートがおすすめ 最近の研究において、ココア製品の摂取による健康上のベネフィットが示唆されている。本研究では、代謝が低下傾向にある閉経後女性におけるダークチョコレートの摂取がエネルギー消費に及ぼす影響が検討された。International Journal of Exercise Science誌3月1日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 喘息予防に果物や野菜の摂取が効果的 これまで、相反する結果が報告されていた果物や野菜の摂取と喘息との関連性。ほぼ毎日または定期的に果物や野菜を摂取することで、12ヵ月間の喘息予防が示された。Journal of Health, Population, and Nutrition誌4月2日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 睡眠障害が認知症リスクと関連!そのメカニズムは 睡眠障害は、認知機能低下やアルツハイマー病発症と関連しているといわれているが、そのメカニズムはこれまで不明であった。本研究では、不眠症、早朝覚醒、中途覚醒などの睡眠障害と海馬容積などとの明確な関連が明らかとなった。Alzheimer's Research & Therapy誌4月5日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 高齢者こそ積極的にスポーツ観戦すべき〜国内コホート研究 スポーツ観戦は高齢者の幸福感を高める可能性があるが、会場またはテレビなどでの観戦かによってその効果は異なるのか。日本老年学的評価研究のコホート研究において、高齢者の幸福度向上に年数回の会場でのスポーツ観戦が有効である可能性が示唆された。PloS one誌4月9日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む ヒポクラへ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ Journal Check Vol.144(2025年04月12日号) 富の増加は死亡率低下と関連しているのか?他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.143(2025年04月05日号) 重要なのは質か量か?受精率に影響を及ぼす精子 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.142(2025年03月29日号) 月1回未満の性行為は健康リスクを高める!? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.141(2025年03月22日号) 低脂肪乳製品は、本当にCVDリスクを軽減するか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.140(2025年03月15日号) 高脂肪ヨーグルトは、腹部肥満に悪影響?好影響? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.139(2025年03月08日号) 結局、コロナワクチンは、現在でも接種すべきなのか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.138(2025年03月01日号) オリーブオイル摂取で、体重は減るのか?増えるのか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.137(2025年02月22日号) コーヒーでコロナ予防!? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.136(2025年02月15日号) 「ビーフ or チキン」アルツハイマー病に影響する食品は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.135(2025年02月08日号) コーヒー・紅茶の健康効果が高いのはどんな人? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.134(2025年02月01日号) 筋トレの「神話」と「真実」:ジム利用者は正解を知っている? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.133(2025年01月25日号) 結局、赤肉は健康に是か非か? 他4本
富の増加は死亡率低下と関連しているのか? 他4本≫ Journal Check Vol.144(2025年04月12日号)
富の増加は死亡率低下と関連しているのか? 他4本≫ Journal Check Vol.144(2025年04月12日号)
富の増加は死亡率低下と関連しているのか? 世界的に富の格差は拡大している。「富が得られれば、より健康状態が保たれるのか」この疑問を明らかにするため、米国と欧州における富と死亡リスクとの関係が調査された。NEJM誌4月3日剛の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 断続的断食vs.毎日のカロリー制限食、ダイエット効果が高いのは 食事によるダイエット戦略を長期間持続することは、簡単ではない。毎日のカロリー制限と週3回だけ制限した場合のダイエット効果を比較するため、ランダム化比較試験が実施された。Annals of Internal Medicine誌オンライン版4月1日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 適度な飲酒でもアルツハイマー病リスクは上昇する? WHOの声明では、健康に関して安全なアルコール摂取レベルは存在しないと断言されている。著者らは、アルコール摂取の頻度やパターンが神経変性バイオマーカーを予測できるかを調査した。European Journal of Nutrition誌4月1日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 医師の健康状態改善に有効な健康促進プログラム、その効果は 医師は長時間勤務し、仕事に関連するさまざまなストレスを経験する。本研究では、医師とそのパートナーを対象としたカップルワークショップ介入が燃え尽き症候群、自己評価、仕事が人間関係に及ぼす影響を改善するかを評価した。JAMA Network Open誌4月1日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 知っておきたいメンタルに優しいダイエット法 カロリー制限や運動などの健康的な減量方法は、身体的および精神的健康の両方を改善するが、極端なダイエットやダイエット薬使用などは、うつ症状の一因となる可能性がある。さまざまな減量戦略の心理的影響を明らかにするため、本検討が実施された。Journal of Affective Disorders誌オンライン版4月2日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む ヒポクラへ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ Journal Check Vol.143(2025年04月05日号) 重要なのは質か量か?受精率に影響を及ぼす精子 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.142(2025年03月29日号) 月1回未満の性行為は健康リスクを高める!? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.141(2025年03月22日号) 低脂肪乳製品は、本当にCVDリスクを軽減するか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.140(2025年03月15日号) 高脂肪ヨーグルトは、腹部肥満に悪影響?好影響? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.139(2025年03月08日号) 結局、コロナワクチンは、現在でも接種すべきなのか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.138(2025年03月01日号) オリーブオイル摂取で、体重は減るのか?増えるのか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.137(2025年02月22日号) コーヒーでコロナ予防!? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.136(2025年02月15日号) 「ビーフ or チキン」アルツハイマー病に影響する食品は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.135(2025年02月08日号) コーヒー・紅茶の健康効果が高いのはどんな人? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.134(2025年02月01日号) 筋トレの「神話」と「真実」:ジム利用者は正解を知っている? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.133(2025年01月25日号) 結局、赤肉は健康に是か非か? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.132(2025年01月18日号) コーヒーはいつ飲むのがベストか? 他4本
重要なのは質か量か?受精率に影響を及ぼす精子 他4本≫ Journal Check Vol.143(2025年04月05日号)
重要なのは質か量か?受精率に影響を及ぼす精子 他4本≫ Journal Check Vol.143(2025年04月05日号)
重要なのは質か量か?妊娠率に影響を及ぼす精子 不妊検査中に実施した最初の精液分析により評価された精子の形態や量と子宮内授精後の妊娠率との関係を明らかにするため、本研究が実施された。PloS One誌2025年3月19日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 便秘リスクに甘味飲料の摂取量が関連か 甘味飲料の消費量は大幅に増加しており、身体機能に対するさまざまな生理学的影響が懸念されている。しかし、甘味飲料摂取と便秘との関係は、これまで十分に評価されていなかった。BMC Public Health誌2025年3月24日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 使いにくい電子カルテは離職率を高める可能性あり さまざまな電子カルテの中からどんな基準で選ぶべきか。本研究では、電子カルテの使いやすさが医療者の燃え尽き症候群、不眠、離職率に及ぼす影響を評価した。BMJ Health & Care Informatics誌2025年3月28日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 歯がなくなっても100歳まで生きられるのか 世界の平均寿命は約73.5歳まで著しく伸びており、長寿促進においてデンタルケアの重要性が示唆されている。80歳以上高齢者おける残存歯数と100歳以上まで生存する可能性について調査が行われた。JMIR Aging誌2025年3月21日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 日本人の認知症予防に有効な食べ物は? 4万人以上の日本人を対象に、魚類の摂取、n-3およびn-6系多価不飽和脂肪酸、α-リノレン酸と障害を伴う認知症リスクとの関連を評価するため、本研究が実施された。Public Health Nutrition誌オンライン版2025年3月20日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む ヒポクラへ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ Journal Check Vol.142(2025年03月29日号) 月1回未満の性行為は健康リスクを高める!? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.141(2025年03月22日号) 低脂肪乳製品は、本当にCVDリスクを軽減するか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.140(2025年03月15日号) 高脂肪ヨーグルトは、腹部肥満に悪影響?好影響? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.139(2025年03月08日号) 結局、コロナワクチンは、現在でも接種すべきなのか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.138(2025年03月01日号) オリーブオイル摂取で、体重は減るのか?増えるのか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.137(2025年02月22日号) コーヒーでコロナ予防!? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.136(2025年02月15日号) 「ビーフ or チキン」アルツハイマー病に影響する食品は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.135(2025年02月08日号) コーヒー・紅茶の健康効果が高いのはどんな人? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.134(2025年02月01日号) 筋トレの「神話」と「真実」:ジム利用者は正解を知っている? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.133(2025年01月25日号) 結局、赤肉は健康に是か非か? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.132(2025年01月18日号) コーヒーはいつ飲むのがベストか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.131(2025年01月11日号) 結局、アジア人にとって乳製品はCVDリスクを減らすのか? 他4本
月1回未満の性行為は健康リスクを高める!? 他4本≫ Journal Check Vol.142(2025年03月29日号)
月1回未満の性行為は健康リスクを高める!? 他4本≫ Journal Check Vol.142(2025年03月29日号)
月1回未満の性行為は健康リスクを高める!? 性交頻度が低い人は、死亡率を増加させる併存疾患を有することが多い。著者らは、年間の性交回数が12回未満の20~59歳のNHANES参加者を対象に、5つの体型指標(ABSIなど)とうつ病が全死因死亡率に及ぼす影響を分析し、これらの要因に相互作用・相乗効果があるのかを評価した。Journal of Affective Disorders誌オンライン版2025年3月21日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 筋肉痛を和らげる効果的な方法は? 遅発性筋肉痛は、一般的に激しい不慣れな運動から生じ、筋力の低下、痛みや炎症の増加を引き起こす。遅発性筋肉痛に対する理学療法を評価する系統的レビューが数多く発表されているが、矛盾する結果が頻繁に出され臨床診療の妨げとなっている。著者らは、臨床医や研究者に実用的な洞察を提供するために、アンブレラレビューを実施した。Sports Medicine誌オンライン版2025年3月22日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 日本人糖尿病患者における炭水化物摂取割合と心血管リスクの関連性 2型糖尿病患者において、低炭水化物食が心血管疾患や死亡リスクにどのような影響を与えるのかは明らかではない。著者らは、日本人の2型糖尿病患者を対象に、食事中の炭水化物摂取割合と心血管疾患および全死因死亡率との関連を前向き観察研究により調査した。The Journal of Clinical Endocrinology and Metabolism誌オンライン版2025年3月21日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 日本版重症患者の栄養療法ガイドライン2024 重症患者にとって、栄養療法は重要な治療の一環であり、最新のエビデンスに基づいて進化し続けている。日本集中治療医学会において、集中治療を必要とする成人および小児患者に対する栄養療法の最適な実施を支援することを目的に、2016年版からの改訂版である「日本版重症患者の栄養療法ガイドライン2024(JCCNG2024)」が作成された。Journal of Intensive Care誌2025年3月21日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む この30年で日本の健康はどれくらい変化したのか? 日本は世界でも有数の長寿国であるが、その健康指標の進展は近年停滞している。特に、都道府県間の健康格差や、非感染性疾患の増加が懸念されている。著者らは、世界疾病負担研究(GBD:Global Burden of Disease)2021のデータを用いて、日本における過去30年間の健康を評価し、疾病パターンの変化を分析した。The Lancet Public Health誌オンライン版2025年3月20日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む ヒポクラへ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ Journal Check Vol.141(2025年03月22日号) 低脂肪乳製品は、本当にCVDリスクを軽減するか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.140(2025年03月15日号) 高脂肪ヨーグルトは、腹部肥満に悪影響?好影響? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.139(2025年03月08日号) 結局、コロナワクチンは、現在でも接種すべきなのか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.138(2025年03月01日号) オリーブオイル摂取で、体重は減るのか?増えるのか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.137(2025年02月22日号) コーヒーでコロナ予防!? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.136(2025年02月15日号) 「ビーフ or チキン」アルツハイマー病に影響する食品は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.135(2025年02月08日号) コーヒー・紅茶の健康効果が高いのはどんな人? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.134(2025年02月01日号) 筋トレの「神話」と「真実」:ジム利用者は正解を知っている? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.133(2025年01月25日号) 結局、赤肉は健康に是か非か? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.132(2025年01月18日号) コーヒーはいつ飲むのがベストか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.131(2025年01月11日号) 結局、アジア人にとって乳製品はCVDリスクを減らすのか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.130(2024年12月21日号) 月1回未満の性行為は、うつ病リスクを高める!? 他4本
造血幹細胞移植後の晩期合併症~脂肪萎縮症~肥満が無いのに高度な耐糖能異常、脂質代謝異常を示す移植後患者を診ていませんか?
造血幹細胞移植後の晩期合併症~脂肪萎縮症~肥満が無いのに高度な耐糖能異常、脂質代謝異常を示す移植後患者を診ていませんか?
造血幹細胞移植後の晩期合併症~脂肪萎縮症~肥満が無いのに高度な耐糖能異常、脂質代謝異常を示す移植後患者を診ていませんか? 先日開催された第47回日本造血・免疫細胞療法学会総会にて、広島大学大学院医系科学研究科 小児科学 岡田 賢先生が「造血幹細胞移植(HSCT)関連部分性脂肪萎縮症 肥満が無いのに高度な耐糖能異常、脂質代謝異常を示す移植後患者を診ていませんか?」というテーマで、講演されました。脂肪萎縮症は比較的新しい疾患概念であること、移植後の晩期合併症として血液内科の先生方にも参考になる内容になっているかと思いますので、ぜひご一読いただけますと幸いです。 小児がん経験者(CCS)は治癒後も合併症に悩まされている 小児がんは長期生存が期待できる時代になってきており、日本では20歳から39歳の成人の約700人に1人がCCSの患者さんと言われています。新幹線のぞみが約1300席ありますが、満席だとしたら2人ぐらいはCCSのこの年齢(20~39歳)の患者さんと例えられます。米国ではもっと多く、40万人を超えるCCSの患者さんがいらっしゃって、そのうち73%は何らかの長期的な問題を抱えており、しかもその42%は、それは非常にシビアであるということが分かっています。CCSの患者さんは様々な合併症に悩まされますが、本日はこの内分泌異常に着目して話を進めていきます。 HSCTを受けた小児の内分泌障害 移植後の内分泌障害は高い頻度で、多彩な形で出てきます。小児期の造血幹細胞移植を受けた152人について、約10年後の内分泌疾患の発症率を調べたコホート調査(※)の結果をによると、成長ホルモン分泌不全や甲状腺機能低下症は2割程度、そして甲状腺結節も起こってきます。性腺機能低下症はもっと多く、1/3ぐらいの患者さんが罹患します。一方でACTH、副腎機能に関しては比較的保たれることが多く、異常症が起こる頻度は少ないです。代謝異常については、脂質代謝異常が2割ぐらい、耐糖能異常が1割ぐらいの頻度で起こります。※ Figueiredo AA., et al. Clin Endocrinol. 2023 Feb;98(2):202-211. 脂肪萎縮症とは? 脂肪萎縮症には先天性と後天性の脂肪萎縮症があり、全身的、あるいは部分的に脂肪組織が減少します。レプチンは脂肪組織から分泌され、視床下部に作用して、糖の取り込みを促進したり、中性脂肪の蓄積を減少させる作用があります。こういった働きをするレプチンの分泌が障害されることによって、糖尿病、高トリグリセリド(TG)血症、脂肪肝などが起こってきます。 HSCT関連部分性脂肪萎縮症の身体的特徴-満月様顔貌だがBMIが低い- HSCT関連脂肪萎縮症の患者の多くは、ぽっちゃりとした満月様顔貌を示します。ただ、このようにぽっちゃり顔にも関わらずBMIが低く、肥満ではありません。また、四肢・臀部の脂肪が萎縮しているという方もいます。本症の特徴としては、顔はぽっちゃりしているのに肥満ではなく、四肢・臀部など一部の脂肪が萎縮していること。そして脂肪肝がありTGが高く、一部の患者さんは糖尿病を発症しているという点があげられます。 HSCT関連部分性脂肪萎縮症の一例 ここで典型的な症例を紹介します。この方は1歳の時に急性骨髄性白血病を発症しています。2回骨髄移植を受けてその後、3回目に全身放射線照射(TBI)を含む骨髄移植を受けて長期寛解に至ります。合併症としては、慢性GVHD、甲状腺機能低下症、性腺機能低下症、GH分泌不全などがあります。身体/検査所見で言うと、高TG血症や脂肪肝があり、最終的には部分性脂肪萎縮症と診断されています。経過を見ていきますと、徐々に耐糖能異常が増悪し、HbA1cが上がっています。一般的な糖尿病内服治療を行うものの改善は認めず、部分性脂肪萎縮症という診断のもと、メトレレプチンによる治療を開始することでHbA1cも徐々に改善しました。正しく診断し、正しく介入することが大事であると考えています。 HSCT関連部分脂肪萎縮症の実態解明のために 本邦におけるHSCT関連部分脂肪萎縮症の病態を明らかにしていくという目的のもと、3学会(日本小児内分泌学会、日本内分泌学会、日本小児血液・がん学会)の評議員を対象とした調査を行いました。一次調査、二次調査という形で進めていますが、一番初めに調査した日本小児内分泌学会の二次調査の結果を主にご紹介します。 二次調査の結果(n=23) 二次調査で得られた23例の結果を示しています。BMIの平均は18.5と低い値となっている一方で、8割の患者が糖尿病の診断がついています。TGの数値はそこまで高くない方もいますが、500を超えるような極めて高い高TG血症を示す患者も存在し、脂肪肝も多くの患者で認められます。非肥満であるにもかかわらず、インスリン抵抗性や高TG血症、脂肪肝を呈する患者さんが一定数いることが分かります。 結語 まとめのメッセージとなりますが、脂肪萎縮症は比較的新しい疾患概念だと思いますので、まずはこういった疾患があるということを認識していただけたらと思います。HSCT関連脂肪萎縮症を発症した患者の多くは、幼少期、特に就学前にHSCTを受けている傾向がありました。 そして、全身放射線照射は、耐糖能異常リスク因子になる可能性があります。移植後に肥満がないにもかかわらず、耐糖能異常、高脂血症、脂肪肝が顕著な患者さんは脂肪萎縮症を鑑別疾患に考える必要があると思われます。 最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければアンケートにご協力をお願いいたします。アンケートへ 脂肪萎縮症のコンサルトサービスヒポクラのコンサルトサービスは、24時間いつでも専門医にご相談ができるため、とても好評をいただいております。匿名かつ、専門医の先生と1対1でご相談できますので、少しでも気になる症状の患者さんがいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください。 ご利用方法① https://hpcr.jp/v/consult/form/lipodystrophy へアクセス ② 患者情報、主な検査値を入力 ③ 回答医より返答(回答例)背景疾患から、●●合併の疑いがありますが、△△検査で確認済みでしょうか?あとは★★の疑いもありますので、××を確認してみてください。★★の疑いが認められるならば、内分泌の専門医に紹介してください。 今すぐコンサルトする
低脂肪乳製品は、本当にCVDリスクを軽減するか? 他4本≫ Journal Check Vol.141(2025年03月22日号)
低脂肪乳製品は、本当にCVDリスクを軽減するか? 他4本≫ Journal Check Vol.141(2025年03月22日号)
低脂肪乳製品は、本当にCVDリスクを軽減するか? 心血管疾患(CVD)予防のための最新の食事ガイドラインでは、食事性飽和脂肪酸の主な供給源の一つである通常脂肪乳製品の代わりに低脂肪乳製品の摂取を推奨している。著者らは、2024年4月15〜16日に開催された「乳製品中の飽和脂肪とCVD」ワークショップ内で発表されたデータと推奨の妥当性に関する議論を要約した。The American Journal of Clinical Nutrition誌オンライン版2025年3月13日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 高強度筋トレは、入浴とセットで実施すべき!? 著者らは、高齢者における高強度の筋力トレーニング習慣が筋力の向上だけでなく、高血圧や動脈硬化のリスク増加につながるかどうか、また、これらの心血管疾患リスクが入浴習慣によって軽減されるかどうかを調査した。International Journal of Biometeorology誌オンライン版2025年3月11日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 肥満高齢者への減量のベストプラクティスとは? 肥満(BMI30以上)は代謝や身体機能に悪影響を及ぼす一方で、高齢者(65歳以上)に対する減量の推奨は依然として議論の的となっている。減量による筋肉や骨量の減少が、身体機能の低下や骨折リスクの増加につながる可能性が指摘されているためである。著者らは、RCTの結果をもとに、安全かつ効果的な、高齢者のための最適な減量方法を示した。Obesity誌オンライン版2025年3月10日号の報告 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 血液型が、前立腺がんのPSA検査に影響? 前立腺がん(PCa)のリスクとABO血液型との関連が示唆されているが、前立腺特異抗原(PSA)に及ぼす影響については不明である。著者らは、前立腺全摘除術を受けたPCa患者のデータを用いて、PSAレベル別の臨床病理学的特徴を比較し、血液型との関連を評価した。Scientific Reports誌2025年3月12日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 高用量経口ミノキシジルはAGAに安全に使えるのか? 低用量の経口ミノキシジル(1日5mg以下)は、男性型脱毛症の適応外治療薬であるが、至適投与量はまだ決定されておらず、高用量は全身的な副作用を引き起こす可能性がある。著者らは、57人の患者を対象に、高用量(>5mg)の経口ミノキシジルの安全性と有効性のプロファイルを評価した。Actas Dermo-Sifiliograficas誌オンライン版2025年3月10日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む ヒポクラへ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ Journal Check Vol.140(2025年03月15日号) 高脂肪ヨーグルトは、腹部肥満に悪影響?好影響? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.139(2025年03月08日号) 結局、コロナワクチンは、現在でも接種すべきなのか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.138(2025年03月01日号) オリーブオイル摂取で、体重は減るのか?増えるのか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.137(2025年02月22日号) コーヒーでコロナ予防!? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.136(2025年02月15日号) 「ビーフ or チキン」アルツハイマー病に影響する食品は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.135(2025年02月08日号) コーヒー・紅茶の健康効果が高いのはどんな人? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.134(2025年02月01日号) 筋トレの「神話」と「真実」:ジム利用者は正解を知っている? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.133(2025年01月25日号) 結局、赤肉は健康に是か非か? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.132(2025年01月18日号) コーヒーはいつ飲むのがベストか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.131(2025年01月11日号) 結局、アジア人にとって乳製品はCVDリスクを減らすのか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.130(2024年12月21日号) 月1回未満の性行為は、うつ病リスクを高める!? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.129(2024年12月14日号) 寒さによる"震え”は、1日〇時間でダイエット効果あり!? 他4本
睡眠時無呼吸症候群の診療のポイント(2)
睡眠時無呼吸症候群の診療のポイント(2)
「睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020」等の内容を踏まえながら、SASの病態・検査・治療について概略する。 ■SASの病態1.SASの定義SASは、睡眠中に無呼吸や低呼吸が繰り返される疾患である。通常、いびきを伴う閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)と、呼吸努力を伴わない中枢性睡眠時無呼吸(CSA)に分けられるが、ここでは圧倒的に患者数の多いOSAについて解説する。 2. 原因OSAの主な原因は、上気道の閉塞や狭窄である。肥満や特定の生活習慣があると、気道閉塞を引き起こしやすくなる(後述)。また、顎が小さい、扁桃肥大、鼻中隔彎曲などの解剖学的要因も関与する6) 3. 健康リスクOSAの重大な問題は、睡眠の質の低下にとどまらず、全身の健康リスクを著しく増大させる点にある。米国の研究では、SAS患者は高血圧の発症リスクが約2倍、虚血性心疾患のリスクが約3倍、脳血管疾患のリスクが3~5倍に上昇すると報告されている 7)。さらに、OSA は 2 型糖尿病発症のリスク因子であることや 8)、睡眠時間中に心原性突然死をきたすリスクになると指摘されている9) 。 ■SASの検査と診断SASの検査には、腕時計タイプの機械を用いる簡易検査と、さらに詳しく調べるための終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)がある。 1. SAS簡易検査簡易検査は、睡眠中のSpO2を測定する検査で、機器をレンタルして自宅で検査することもできる。後述するPSG検査は専門施設でないと実施できないが、簡易検査は一般診療所でも実施可能で、最近ではSAS簡易検査装置を自宅に直接届けるサービスが広がったこともあり、実施数が増加している。 2. PSG検査PSG検査は、睡眠中の呼吸状態や睡眠の質を詳細に調べるため、入院が必要になる。いびきやSpO2の他、脳波、眼球運動、心電図、筋電図、呼吸曲線などを一晩にわたって測定・記録し、無呼吸のタイプや重症度を評価する。解析は専門の医師や臨床検査技師が行う。 3. 診断のアルゴリズムSAS診断のアルゴリズムは以下の通りである 10)。なお、診断に用いられるAHI(無呼吸低呼吸指数)とは呼吸イベント(無呼吸および低呼吸)の総数を 総睡眠時間(TST) で 割ったものである。無呼吸数、低呼吸数それぞれについて指数を算出したものを、それぞれ無呼吸指数 (AI)、低呼吸指数(HI)とよぶ 11)。 ■SASの治療1. AHIによる重症度分類SAS治療においては、AHI指数を用いて、以下のように重症度が分類される 12)。 ・軽症:AHI 5~15未満・中等症:AHI 15~30未満・重症:AHI 30以上 軽症のSASであれば、睡眠時のポジショニング、体重コントロール、マウスピースの使用、生活習慣の改善などを指導する。中等症以上であれば、経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)が選択される。AHIが簡易検査で40回/時以上、PSG検査で20回/時以上であれば保険適用となる13) 。 2. CPAP療法CPAPは、睡眠中に鼻マスクを装着し、適切な圧力の空気を気道に送り込むことで気道の閉塞を防ぎ、無呼吸や低呼吸の発生を抑える治療法である。CPAP患者へのアンケート(86名)によると、何らかの自覚症状の改善をみたのは92%にのぼっていた14) 。 合併症に対するCPAPの効果としては、OSA患者の血圧が低下し、減量や高圧薬に上乗せの高圧効果が期待できること、適切な使用状況が確保できていれば、心血管イベントを抑制する可能性がある15) 。 近年、CPAP装置は小型化・軽量化が進んでおり、旅行先などへも容易に持ち運びできるようになった。また、無呼吸のタイプを検出して適切な圧力をかける機能や、加湿調整機能、静音設計など、より快適に治療を継続できる工夫が施されたモデルも登場している。 3. CPAP療法に関する診療報酬と算定要件CPAP療法に関連する診療報酬は以下の通りである16) 。 ① 在宅持続陽圧呼吸療法指導管理料:月1回、外来での指導管理に対して算定可能② 在宅持続陽圧呼吸療法用治療器加算:CPAP装置の貸与に対する加算で、3カ月に3回まで算定可能③ 在宅持続陽圧呼吸療法材料加算:CPAP療法に必要な消耗品に対する加算で、3カ月に3回まで算定可能 これらを算定するためには、患者がCPAP装置を継続的に使用していることや、医療機関が適切な指導管理を行っていることが条件となる。また、IT機器を用いた診療(オンライン診療)でも、一定の条件下で指導管理料を算定できる。 ■引用文献: 6)帝人ヘルスケア株式会社.“なぜ呼吸が止まるのか?”.睡眠時無呼吸なおそう.comhttps://659naoso.com/sas/reason7)岩間義孝. 睡眠時無呼吸症候群:循環器系・代謝内分泌系への影響.順天堂医学.2007;53: 278-287.8) 7. Reutrakul S, Mokhlesi B. Obstructive Sleep Apnea and Diabetes: A State of the Art Review. Chest 2017; 152: 1070- 1086.9) Gami AS, Howard DE, Olson EJ, et al. Day-night pattern of sudden death in obstructive sleep apnea. N Engl J Med 2005; 352: 85 1206-1214.10)睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン作成委員会 編: 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020, 南江堂, 2020; :ⅶ11)一般社団法人日本循環器学会.2023年改訂版循環器領域における睡眠呼吸障害の診断・治療に関するガイドライン.2023:16.12)睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン作成委員会 編: 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020, 南江堂, 2020; 2-3.13)日本医科大学千葉北総病院. “陽圧呼吸療法(CPAP治療)”.https://www.nms.ac.jp/hokuso-h/section/cardiovascular/arrhythmia_copy/catheter_copy.html14)睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン作成委員会 編: 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020, 南江堂, 2020; ⅶ.15)睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン作成委員会 編: 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020, 南江堂, 2020; xvii-xviii.16)帝人ファーマ株式会社・帝人ヘルスケア株式会社.”令和6年度診療報酬 在宅酸素療法、在宅人工呼吸、在宅持続陽圧呼吸療法、在宅ハイフローセラピー等に関する診療報酬について”.TEIJIN Medical Webhttps://medical.teijin-pharma.co.jp/medicalsystem/ms11.html
睡眠時無呼吸症候群の診療のポイント(1)
睡眠時無呼吸症候群の診療のポイント(1)
編集:株式会社エクスメディオ取材元:帝人ファーマ主催「家族となおそう睡眠時無呼吸」疾患啓発イベントメディア発表会(2025年1月27日開催)/帝人ファーマ株式会社 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の潜在患者数は、国内だけで940万人以上1)と推定されている。SASは、QOLを損なわせるだけでなく、高血圧や心疾患のリスク因子ともなるため、早期診断と病態に応じた治療法のアップデートが必要となる。SASの診療に関する最新の取り組みを取材した。 ■こんな患者がいたら、SASに要注意1.自他覚症状2)SASの患者は、睡眠中に何度も呼吸が止まり、そのたびに脳が覚醒するため、深い眠りが妨げられることになる。その結果、熟睡感が得られず、日中の強い眠気や集中力の低下が引き起こされる。SASの患者によく見られる症状には次のようなものがある。出典:帝人ヘルスケア株式会社.“睡眠時無呼吸症候群とは”.睡眠時無呼吸なおそう.comより作図 2. 生活習慣・身体的特徴3)SASは、特定の生活習慣や身体的特徴を持つ人が発症しやすいとされる。特に肥満者は、首の周囲に脂肪が付くことで気道が狭くなり、無呼吸を起こしやすくなる。また、飲酒は筋肉を緩め、喫煙は気道の炎症を招くため、どちらもSASのリスク因子となる。さらに、加齢、男性であること、睡眠薬の使用も発症リスクを高めるとされている。 3. 合併症 4)SASは他の疾患と密接に関連しており、以下の患者には特に注意が必要となる。これらの疾患を診療する際は、患者の睡眠中の呼吸状態や日中の眠気、いびきの有無などを確認し、SASの可能性を考慮したい。 ① 高血圧SAS患者の多くは高血圧を併発しており、特に治療抵抗性高血圧の場合、SASの可能性を考慮する必要がある。② 心血管疾患SASは、心筋梗塞、心不全、心房細動などのリスクを高めることが知られている。③ 糖尿病2型糖尿病患者はSASの有病率が高く、血糖コントロールが難しい場合はSASのスクリーニングを検討すべきである。④ 肥満特に内臓脂肪型肥満は、SASの主要なリスク因子とされる。⑤ 脳血管疾患脳卒中や一過性脳虚血発作(TIA)の既往がある患者は、SASのリスクが高まる。⑥ 慢性腎臓病SASは腎機能の低下と関連しており、特に原因不明の腎機能悪化が見られるケースではSASの疑いがある。 ■SAS診療の実践メソッド1. 患者が治療の必要性に納得しない。どうするか?行動経済学の専門家である平井啓氏(大阪大学大学院人間科学研究科)は、患者と医療者が見ている世界の違いを指摘し、患者は、「どこに出口があるか、この先に危険なものがあるかを知らないまま眼の前の道を歩んでいる」のに対し、医療者は、「周囲の人からは全体像や将来のリスク、出口がどこにあるかが見えている」状態であるという。両者のすれ違いを解消するためには、「人間の考え方は損失回避的であり、それが自然な反応であることを、医療者も理解が必要である」と述べている。これらを踏まえた具体的手段として、フレーミング効果による「利得フレーム」を用いた説明方法を(表1)のように整理している。 ■ 同じ現象のポジティブな側面(ポジティブ/利得フレーム)とネガティブな側面(ネガティブ/損失フレーム)のどちらに焦点を当てるかで意思決定が変化すること 例)利得フレーム「治療を受けると90%の確率で治ります」損失フレーム「治療を受けないと10%の確率で病気が悪化します」 表1:フレーミング効果による「利得フレーム」を用いた説明方法 出典:帝人ファーマ主催「家族となおそう睡眠時無呼吸」疾患啓発イベント、大阪大学大学院 人間科学研究科 准教授 公認心理師 平井 啓先生 講演スライド【2025年1月27日】 2. 自施設には、検査・治療体制がない。どうするか?SASの疑いがある患者に対して、簡易検査機器を自宅に配送し検査できるサービスや、PSG検査環境の整備・院内スタッフの教育やデータ解析などを、外部委託できるサービスもある。SAS診療においては、検査・診療体制が整わない場合でも、活用できる外部資源が充実しているため、ぜひ活用いただきたい(参考サイト:医療機関のニーズに応じたテイジンのSAS診療サポート体制)SAS診療において、かかりつけ医は患者の早期発見・早期治療に重要な役割を果たす。日常診療で生活習慣病や関連疾患を診る際、SASの可能性についても考慮し、簡易検査を実施することで、潜在患者の適切な診断・治療につながるだろう。また、簡易検査後、診断が難しい場合や重症が疑われる場合は、専門医へ紹介することが推奨される。専門医は精密検査や治療方針の決定を担当し、治療が安定した患者は再び地域へ戻り、かかりつけ医が継続的な管理を行う。こうして地域全体での質の高い医療提供が可能になる 。5) ■インタビュー:睡眠時無呼吸症候群の早期受診・治療に向けてSASの検査装置・治療器を展開する帝人ファーマは、「SASに関する正しい知識を広めることで、患者さんを取り巻くご家族や周囲の方の協力による早期発見・予防を促していきたい」と語り、いびきや睡眠時無呼吸症候群(SAS)に悩む方のためのポータルサイト「無呼吸なおそう.com」を運営している。セルフチェックや専門の医療機関を検索することが可能である。また、医療機関に対しても、SASの検査や治療体制について、まだ十分な理解が得られていないとして、「TEIJIN Medical Web」において、SAS診療のハードル解消に向けた情報を提供している。同社は、SASの治療課題解決に向けて、「糖尿病 ·高血圧などの生活習慣病のように、SASが全国どこでも検査・治療できる環境を目指したい」と意気込みを語った。 ■引用文献:1) Benjafield AV, et al: Lancet Respir Med 2019; 7(8): 687-698.2)帝人ヘルスケア株式会社.“睡眠時無呼吸症候群とは”.睡眠時無呼吸なおそう.comhttps://659naoso.com/sas3)帝人ヘルスケア株式会社.“睡眠時無呼吸症候群患者さんの傾向”.睡眠時無呼吸なおそう.comhttps://659naoso.com/sas/danger4)一般社団法人日本循環器学会.2023年改訂版循環器領域における睡眠呼吸障害の診断・治療に関するガイドライン.2023:21-235)帝人ファーマ株式会社・帝人ヘルスケア株式会社.“睡眠時無呼吸症候群患者の地域における診療連携のあり方”https://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/sdb/medical_agency/okl8co00000001es-att/202203.pdf ▼SAS病態・検査・治療に関するより詳しい情報はこちらからご覧いただけます▼睡眠時無呼吸症候群の診療のポイント(2)
自家HSCTにおける造血幹細胞動員の失敗とその要因は?
自家HSCTにおける造血幹細胞動員の失敗とその要因は?
公開日:2025年3月17日 Hidayat I, et al. J Coll Physicians Surg Pak. 2025; 35: 367-371.  パキスタン・The Armed Forces Bone Marrow Transplant CentreのIrsa Hidayat氏らは、造血幹細胞動員失敗リスクを有する患者を特定し、代替治療を迅速に検討するため、この地域における造血幹細胞動員の失敗率およびその関連因子を調査した。JCPSP誌2025年3月号の報告。  2014年1月〜2023年7月にパキスタン・The Armed Forces Bone Marrow Transplant Centreの臨床血液学科にて、記述的研究を実施した。自家造血幹細胞移植(auto-HSCT)の予定があり、造血幹細胞動員を行なった115例を対象に、カルテを分析した。造血幹細胞の動員が不十分なpoor mobilizer患者は、CD34陽性細胞数2.0×106 /kg超のPBSC採取が未達の患者または目標達成のためにシクロホスファミド・G-CSF投与後、プレリキサホル追加投与を必要とした患者と定義した。 主な結果は以下のとおり。 ・造血幹細胞動員レジメンの内訳は、シクロホスファミド+G-CSFが85例(74%)、G-CSF+プレリキサホルが28例(24%)、G-CSFのみが2例(2%)。 ・初回造血幹細胞動員レジメン後、CD34陽性細胞数2.0×106 /kg超のPBSC採取を達成した患者の割合は84%であった。 ・造血幹細胞動員の失敗率は16%。 ・造血幹細胞採取の成功と有意な相関が認められた因子は、年齢、悪性リンパ腫タイプとその移植適応、化学療法治療歴、骨髄毒性を有する薬剤の使用、定常状態におけるCD34陽性細胞数、プレリキサホルの使用であった。 ・多変量解析では、プレリキサホルの使用のみが造血幹細胞動員の成功と関連していた。  著者らは「とくに重度の治療歴を有する悪性リンパ腫患者では、プレリキサホルの使用により造血幹細胞動員の成功率を有意に向上させ、造血幹細胞動員レジメンによるPBSC採取量および費用対効果を有意に改善することが示唆された」と結論付けている。 (鷹野 敦夫) 原著論文はこちら Hidayat I, et al. J Coll Physicians Surg Pak. 2025; 35: 367-371.▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/40055174 血液内科 Pro(血液内科医限定)へ アンケート:ご意見箱 ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら
【紹介?経過観察?】血液検査値以上のケースから考える血液専門医へのコンサルトのポイント
【紹介?経過観察?】血液検査値以上のケースから考える血液専門医へのコンサルトのポイント
<監修> 健診や診療の過程で血液検査の異常が見つかった場合、その対応は患者さんの背景や施設の体制によって変わります。特に、赤血球・白血球・血小板の異常値や骨髄増殖性疾患(MPN)が疑われるケースでは、迅速かつ適切な判断が求められます。本コンテンツでは、血液専門医ではない先生方が臨床の現場で直面しやすいケースを取り上げ、どのようなタイミングで専門医にコンサルトすべきか、またその際に役立つポイントを分かりやすく整理しました。診療にすぐに活かせる実践的な内容となっておりますので、日常診療の参考にしていただければ幸いです。 血液検査異常時の対応ポイント ■赤血球が異常値のケース貧血でまず専門医へのコンサルトが必要なのは血小板も低いときです。初期の再生不良性貧血ではしばしば血小板が先行して低下してきます。ただし、肝硬変の時もこの2系統が低下します。肝疾患は除外した上で血液内科医にご相談ください。一方で、貧血単独で内科医がよく遭遇するのは鉄欠乏性貧血です。鉄やフェリチンが低値であればそれで解決なのですが、正常な時にはサラセミアの可能性があります。遺伝的にヘテロな場合には軽い貧血にとどまることも多く、一度専門医へコンサルトしてみてください。ただし、ほとんどの施設で確定診断のための遺伝子検査はできませんし、治療も要さないので紹介しても患者さんへの説明にとどまることがほとんどです。他には、赤芽球癆(網状赤血球数が参考になります)、萎縮性胃炎に伴うビタミンB12欠乏や腎性貧血です。前者はMCV高値から多くの内科医が疑うと思いますが、腎性貧血だと思って経過をみていた患者さんが、骨髄検査をしてみたら骨髄異形成症候群だったというケースもあります。ESA製剤などに反応が悪い場合には一度血液内科医に相談してみるとよいでしょう。多血の場合にはエリスロポイエチンの測定をまずしてみてください。抑制されているようであれば真性多血症の可能性があります。正常~高値であれば二次性多血症のことがほとんどですので、SGLT2阻害剤や睡眠時無呼吸症候群がないかなど、原因検索を進めてからの相談がよろしいかと思います。 ■白血球が異常値のケース白血球数低値は日常診療でしばしば経験することだと思います。特に感染症を疑って検査をした場合など、ウイルス感染に伴って反応性に低値を示すことが多いです。分画を見ると単球やリンパ球が軽度上昇していると思います。血小板数が正常であれば心配いりませんが、念のため10日前後で再検することを患者さんに勧めるべきです。慢性リンパ性白血病や急性白血病の初期をみていることが稀にあります。持続的に異常を呈している場合や血小板数が低い場合には血液内科医に相談しましょう。急性前骨髄性白血病(APL)は緊急性を要する代表的な疾患ですが、しばしば汎血球減少症を呈します。分画の確認と合わせて注意してください。 ■白血球数高値を呈する典型的な疾患として白血球数高値の場合には慢性骨髄性白血病(CML)が良く知られています。その際、血小板が正常~高値を呈します。また、分画では幼弱血球が出現して好塩基球の割合が高値を示すのが特徴です。それが確認できればその時点でCMLが強く疑われますので血液内科医に紹介すべきですが緊急性はありません。内科医がフィラデルフィア染色体検査を提出して確定診断をすることも良いことだと思うのですが、最終的には他の遺伝子検査をすることも多く診断までに時間を要して、検査が繰り返されて患者さんの費用負担が増す恐れもあります。地域性も考慮してご判断ください。また、分画でリンパ球が高値の場合には慢性リンパ性白血病や悪性リンパ腫の骨髄浸潤の可能性があります。前述の通り、どこまで一般的な内科医がスクリーニングした上で血液内科に紹介するかは施設によっても異なると思いますが、これらも緊急性はないことがほとんどです。唯一急いだほうが良いのは急性白血病の時です。分画に芽球がいる連絡を受けたらすぐに患者さんと連携施設に連絡してください。LDHや凝固の情報があるとより良いですが、何よりもすぐに専門医と相談するべきです。 ■血小板が異常値のケースまず血小板が高値のときですが、鉄欠乏性貧血を否定してください。軽度の上昇でも、骨髄異形成症候群(MDS)や本態性血小板増多症(ET)の可能性があります。ETにおける診断基準はあくまで目安です。持続的に高値の場合には、血栓症が起こる前に血液内科医へご相談ください。CMLの所でも触れましたが、ETやPVなどの骨髄増殖性疾患の診断に必要な遺伝子検査は、診療報酬の請求において施設基準を要するものがあります。それを踏まえても追加検査などせずに血液内科に紹介しても良いです。次に血小板が低値の場合ですが、まず薬剤性を除外します。直近で開始された薬剤などご確認ください。薬剤性や感染後の反応性が除外され、肝疾患がなければ血液疾患の可能性が高いです。免疫性血小板減少症、再生不良性貧血やMDSなどは数値さえ低くなければ緊急性はないですが、急性白血病の可能性にも注意して、白血球分画などをご確認ください。また、高度に血小板が低下して溶血や腎機能障害を伴う血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)は時間を争う疾患ですので、夜間でも大学病院や総合病院に躊躇なく連絡をしてください。 以上は日常的にしばしば遭遇する採血異常を中心に説明させていただきました。本文中にも記載しましたが、血液内科医への相談が比較的ハードル低い施設と、電話もなかなか取り次いでもらえないような施設があると思います。へき地や離島で患者さんに受診を促すことも躊躇される場合もあるかもしれません。また、私も開業医として感じていることですが、外来中心に患者さんを診ていると、1人大きな検査異常があっても時間の制約があって説明や方針を決め、大学病院や総合病院に取り次ぐ手続きをするのは大変です。どの程度のことであればコンサルトしてよいのか一律に線引きを決めるのは難しいかもしれませんが、多くの血液内科医が何でも相談してよいよという姿勢を一般の内科医にアピールすることが大事だと思います。一人一人の患者さんのためには、紹介を受け取る側が喜んで患者さんを受け入れる姿勢を常に持ち続けることが大切なのだと思います。 関連コンテンツ▶骨髄増殖性腫瘍~知っておきたい希少疾患 ▶真性多血症~知っておきたい希少疾患 ▶血液検査の結果より気を付けたい症例~巨赤芽球性貧血~
日本におけるVEN+AZAによるAML治療、好中球減少に焦点を当てた解析結果〜VENUS試験中間解析
日本におけるVEN+AZAによるAML治療、好中球減少に焦点を当てた解析結果〜VENUS試験中間解析
公開日:2025年3月14日 Goto T, et al. Oncol Ther. 2025 Mar 7. [Epub ahead of print]  初発の急性骨髄性白血病(AML)に対するベネトクラクス(VEN)治療は、臨床的なベネフィットが示されているが、著しい好中球減少の懸念が残っている。治療コース全体に渡る好中球数の経時的な変化に関する実臨床データは依然として限られている。日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院の後藤 辰徳氏らは、日本のリアルワールドにおけるVENとアザシチジン(AZA)を投与されたAML患者の好中球減少のマネジメントを検討したVENUS研究の中間解析結果を報告した。Oncology and Therapy誌オンライン版2025年3月7日号の報告。  VEBUS研究は、10施設が参加した多施設レトロスペクティブ観察研究として実施した。対象は、VEN治療を行った強化化学療法非適応の初発AML成人患者。1コース以上のVEN治療を行った患者について、治療パターン、G-CSFの投与、抗真菌薬の予防投与、好中球数の経時的な変化を分析した。 主な結果は以下のとおり。 ・VENは、1コース目で平均27.0日間投与され、2コース目以降で平均21.0日間(範囲:14.0〜22.0)投与されていた。各コース終了時の投与量保留の平均期間は、8.5〜15.0日であった。 ・VEN+AZA治療の平均コース数は、G-CSFを投与されていた患者81例では6.0コース、G-CSFを投与されていなかった患者39例では3.0コースであった。 ・1コース目では、8〜28日目にかけて好中球数中央値が500/μl未満に減少していたが、29〜35日目までに500/μl超に回復していた。 ・その後、10コース目までのすべてのコースにおいて、22〜28日目にかけて好中球数中央値は最低値に達した。 ・一部のコースでは、好中球数が500/μl未満に減少していたが、翌週までに500/μl超に改善が認められた。 ・これには、VENの投与スケジュールの変更およびG-CSFの投与により、2コース目以降ほとんどの患者で感染レベルが上昇しない程度の好中球レベルを維持していた。 ・抗真菌薬の予防投与を行なっていた患者は88例(73.3%)であり、リスクに基づく抗真菌薬の予防投与が考慮されるべきであると考えられる。  著者らは「本リアルワールド分析により、VEN+AZA投与を行なっている初発AML患者におけるVEN投与スケジュールの変更やG-CSFの投与による好中球数の回復タイミングが明らかとなった。また、高リスク患者に対する抗真菌薬予防の投与タイミングに関する現状も明らかとなった」としている。 (鷹野 敦夫) 原著論文はこちら Goto T, et al. Oncol Ther. 2025 Mar 7. [Epub ahead of print]▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/40055300 血液内科 Pro(血液内科医限定)へ アンケート:ご意見箱 ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら
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