CVDハイリスク患者の降圧目標:140mmHg vs 120mmHg 他4本≫ Journal Check Vol.106(2024年7月4日号)
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CVDハイリスク患者の降圧目標:140mmHg vs 120mmHg 他4本≫ Journal Check Vol.106(2024年7月4日号)

CVDハイリスク患者の降圧目標:140mmHg vs 120mmHg

収縮期血圧を120mmHg未満に低下させることが140mmHg未満に低下させることより優れているかどうかは、特に糖尿病患者や脳卒中の既往のある患者において不確かである。著者らは、心血管リスクの高い患者1万1,255名を、診察室収縮期血圧120mmHg未満を目標とする集中治療群と、140mmHg未満を目標とする標準治療群に割り付け、無作為化比較試験を行った。The Lancet誌オンライン版2024年6月27日号の報告。

SGLT2阻害薬 vs GLP-1受容体作動薬 vs DPP-4阻害薬:高K血症リスクが低いのは?

日常診療での、2型糖尿病患者の高カリウム血症予防におけるSGLT2阻害薬 vs GLP-1受容体作動薬 vs DPP-4阻害薬の有効性を比較評価するため、2013年4月〜2022年4月の米国のメディケアおよび2つの大規模商業保険データベースの請求データを用いた人口ベースのコホート研究を行った。BMJ誌2024年6月26日号の報告。

「ケトン食」に対する国際スポーツ栄養学会の評価は?

国際スポーツ栄養学会(ISSN)は、運動パフォーマンスと体組成に焦点を当て、健康な成人におけるケトン食の使用について客観的かつ批判的なレビューを提供した。Journal of the International Society of Sports Nutrition誌オンライン版2024年6月27日号の報告。

軽度から中等度のニキビには、結局何が効く?

ニキビは一般的な皮膚疾患であるが、外用療法の有効性を比較したデータはほとんどない。著者らは、軽度から中等度のニキビに対する外用療法の有効性を評価するため、系統的レビューとネットワークメタアナリシスを実施した。Journal of the European Academy of Dermatology and Venereology誌オンライン版2024年6月29日号の報告。

いびきの〇〇が、認知症の初期指標になる?

いびきは加齢とともに増加するが、認知症リスクとの関連については議論の余地がある。著者らは、いびきと認知症、BMIの関係を明らかにするために、前向きコホート研究およびメンデルランダム化解析を行った。Sleep誌オンライン版2024年6月29日号の報告。

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