血液内科 Journal Check Vol.2(2022年5月17日号)
血液内科 Journal Check

血液内科 Journal Check Vol.2(2022年5月17日号)

大細胞型B細胞リンパ腫患者におけるCAR-T療法に対するブリッジング療法の影響~メタ解析

ブリッジング療法とCAR-T療法の治療成績との関連を調査するため、メタ解析が実施された。その結果、ブリッジング療法を必要とする患者では、OS、PFS、ORR、CRが不良であることが報告された。Cytotherapy誌オンライン版2022年5月11日の報告。

再発または難治性DLBCLに対するPola-BR療法~リアルワールド試験

再発または難治性DLBCLに対して国内承認されているPola-BR療法。本レジメンの長期的な有効性および安全性が報告された。リアルワールドでの本レジメンの使用は、有効性と許容可能な安全性プロファイルを有していることが確認された。European Journal of Haematology誌オンライン版2022年5月3日の報告。

allo-HCTの移植前処置におけるFlu/Mel vs. Flu/Treo

AMLのallo-HCT移植前処置対するフルダラビン/メルファラン140mg/m2とフルダラビン/treosulfan42g/m2の比較が行われた。両レジメントの3年生存率は同様であったが、いくつかの違いが確認された。Bone Marrow Transplantation誌オンライン版2022年5月14日の報告。

※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら

<バックナンバー>

血液内科 Journal Check Vol.1(2022年5月10日号)

血液悪性腫瘍または造血細胞移植患者におけるCOVID-19管理に関する推奨事項 ≫その他2本
「血液内科 Journal Check」記事一覧へ戻る