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11月までの合計寄付金額を発表!【ヒポクラ 寄付プロジェクト】
ヒポクラ × マイナビ 寄付プロジェクト

11月までの合計寄付金額を発表!【ヒポクラ 寄付プロジェクト】

いつも『ヒポクラ 寄付プロジェクト』を支えてくださってありがとうございます。 臨床力とモチベーションを向上させるオンライン医局®︎『ヒポクラ』のご利用状況と当プロジェクト公式twitterなどの応援数に応じて日本骨髄バンクへ寄付させていただく当プロジェクトですが、11月30日までに127,556円が集まったことをご報告いたします。 2023年11月までの寄付総額 127,556円 (11月中の寄付総額7,179円) 毎月の継続的な応援が大きな支えになります。 2024年3月末以降に公益財団法人日本骨髄バンクへ寄付させていただきます。 https://www.jmdp.or.jp/ ※本プロジェクトの寄付金は、株式会社エクスメディオの企業活動収益の一部を寄付させていただくものであり、ヒポクラ 利用者の先生方や一般の方々から寄付金を募る取り組みではございません。 寄付プロジェクトの概要、寄付の対象アクションは特設ページをご覧ください。 https://hpcr.jp/topic/plus/hpcr_h_donation ヒポクラ 寄付プロジェクトをtwitterで応援する ヒポクラ の会員になる(医師専用) 担当者からのお礼 当プロジェクトは、医療の発展に寄与し、血液内科の疾患を治療されている患者さんやそのご家族を微力ながら支援させていただくことを目的に始まりました。 11月も『ヒポクラ 血液内科 Pro』は多くの先生にご登録・ご利用頂き誠にありがとうございます。 特に 血液内科 Pro に集まったマニアックで貴重な症例を集めた『血液内科 Proマニアック図鑑』の企画は多くの先生にご好評を頂きました。今後も更新していきますので是非、日々の診断・治療の参考にして頂けますと幸いです。https://hpcr.jp/topic/plus/ad73b418a63ced0e7 今後も血液内科の先生方の活動とその発展に寄与すると同時に、血液内科の疾患を治療されている患者さんやそのご家族を微力ながらご支援できれば幸いです。 引き続き応援のほどよろしくお願い申し上げます。 『ヒポクラ 』寄付プロジェクトとは 株式会社エクスメディオは「テクノロジーの力で、 世界の健康寿命を5年延ばす」というミッションのもと、 全ての企業活動が、 患者さんの重症化防止の一助となり、 健康寿命の延伸を実現していくことを目指しています。 ミッションを実現する一つのアプローチとして、『ヒポクラ』という場を、 全国の医師の先生方と共につくり、 育てています。 このたび、その活動を一層強化するために、『ヒポクラ』の利用や応援等に応じて、日本骨髄バンクへ寄付させていただくプロジェクトを開始いたします。 本プロジェクトを通して医療の発展に寄与し、血液内科の疾患を治療されている患者さんやそのご家族を微力ながらご支援できれば幸いです。 ※なお、 本プロジェクトの寄付金は、 エクスメディオの企業活動収益の一部を寄付させていただくものであり、 ヒポクラ 利用者の先生方や一般の方々から寄付金を募る取り組みではございません。 『ヒポクラ』とは? 6万6000人の会員医師が交流し、臨床力とモチベーションを向上させるオンライン医局®︎です。 ガイドラインや教科書では解決できない患者さんの背景に沿った診療の相談や、キャリアの相談などを全国の医師に匿名で相談できるサービスとしてご利用いただいております。
悪性リンパ腫 ~初発・再発・高齢者・移植・管理の治療戦略~
悪性リンパ腫 ~初発・再発・高齢者・移植・管理の治療戦略~
血液内科 Proの悪性リンパ腫に関する投稿の一覧です。(2022年5月〜2023年11月中旬まで)ぜひ、ブックマークをよろしくお願いいたします。 ▼初発の治療戦略▼再発の治療戦略▼高齢者の治療戦略▼移植の治療戦略▼その他の治療戦略▼治療管理 初発の治療戦略 ・ENKTL/CAEBVの治療方針 ・新規発症NK/T細胞リンパ腫の治療方針 ・中枢神経と体幹部同時発症のCD5+DLBCL ・両側精巣病変を伴うDLBCL ・50代男性、初発時からCNS病変を有するB細胞性リンパ腫・併存症多数 ・限局FLの治療方針 ・ステロイドパルス後悪性リンパ腫疑い ・H.pylori陰性MALTリンパ腫照射後の下咽頭限局再発に対する治療相談 ・HIV関連PCNSLの治療方針について ・扁桃で初発→胃とリンパ節で再発した有症状?MALTリンパ腫の治療方針 再発の治療戦略 ・脳・脊髄・副腎・腎病変を有するCD5陽性DLBCLの治療方針相談(先月の続編) ・DLBCL 再燃の 治療方針 ・再発ALK陽性CD30陽性ALCL ・再発NLPHL ・FL→DLBCL transformの治療についてご相談です。 ・再発・形質転換DLBCL早期再発の症例 ・難キャラクターのTransformed FLに対する治療方針 ・難治性進行期MALTリンパ腫の治療相談 ・60代男性SMZL再々発(疑い) ・CD20陰性再発難治性Double hit lymphoma ・DA-EPOCH-R+RT後の難治性PMBL ・BV+CHP療法後、早期再発のALK+ALCLの治療方針 ・ホジキンリンパ腫の再発に対する治療方針 ・難治性DLBCLの治療選択について ・再発難治性PTCLに対する治療方針 ・形質転換 濾胞性リンパ腫 (FL)症例のFLとして早期再発時の方針について 高齢者の治療戦略 ・90歳前後のCNS再発に関して ・意識障害あり全身状態不良のCD5陽性DLBCL症例のレジメン相談 ・高齢者限局期ホジキンリンパ腫のレジメンについての相談・疑問 ・80歳代中盤のPCNSLに対する化学療法レジメン・用量の御相談 ・超高齢者の濾胞性リンパ腫 ・高齢者巨脾 ・高齢者DLBCLの初回治療 ・先生のご施設ではR-CHOP療法の投与量どうしてますか? 76歳女性DLBCL 移植の治療戦略 ・DLBCLとCHLの中間的特徴を伴うB細胞性リンパ腫の治療方針について ・自家移植 腎機能低下 ・T-LBL治療について ・古典的ホジキンリンパ腫の自家移植前の抗PD-1抗体 ・皮膚原発大細胞型B細胞リンパ腫 第3再発期 CAR-Tの適応について その他の治療戦略 ・ガザイバ維持治療の適応について ・乳腺原発悪性リンパ腫の中枢予防 ・診断が曖昧なまま治療が進んでいる悪性リンパ腫?中枢神経浸潤? ・DLBCL自家移植後の再発またはIgG4関連疾患の70歳代前半男性の方針相談 ・濾胞性リンパ腫に対するCAR-T適応 ・Hyper IgE症候群のダブルヒットリンパ腫 ・FL形質転換を疑いつつもDouble hit lymphomaが否定できない時の治療選択 ・Bulky DLBCの放射線適応 治療管理 ・明らかに過剰なPET-CT検査 を要求された。 ・TTBU自家移植後の難治性下腿浮腫 ・自家移植後、IgM高値の遷延 ・肝硬変合併のDLBCL ・十二指腸多発潰瘍を持つ濾胞性リンパ腫の絶食について ・濾胞性リンパ腫治療後に強い免疫不全症を発症しています。 ・ロイナーゼの膵炎について(5/17投稿続き) ・ATLLの皮疹について ・限局期CD30陽性AITLに対する後半の治療方針 ・エバシェルド投与後のCOVID19感染 ・DLBCL患者における繰り返すCDIに対するベズロトクスマブ ・若年女性cHL患者のCMR確認直後の妊娠について ・T-PLL難治 ・AITL再発治療前のコロナ感染について ・菌状息肉症・セザリー症候群の治療方針について ・COVID-19が再び、まん延していますが皆様のご施設ではどのようにしてらっしゃいますか? ・COVID-19を罹患した再発悪性リンパ腫 ▼初発の治療戦略▼再発の治療戦略▼高齢者の治療戦略▼移植の治療戦略▼その他の治療戦略▼治療管理 血液内科 Pro(血液内科医限定)へ ※各リンク先の「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら
肥満に最も効く運動は? 他4本≫ Journal Check Vol.78(2023年12月7日号)
肥満に最も効く運動は? 他4本≫ Journal Check Vol.78(2023年12月7日号)
肥満に最も効く運動は? 過体重および肥満の患者における、内臓脂肪組織(VAT)および他の身体測定変数に対する様々な運動の効果を調査することを目的に、84件のランダム化比較試験のシステマティックレビューとネットワークメタ解析を行った。Obesity Reviews誌オンライン版2023年11月30日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む お肉は健康を害するか? 赤身肉の総摂取量、加工および未加工赤身肉の摂取量と2型糖尿病(T2D)リスクとの関係を評価し、赤身肉を異なるタンパク源に置き換えた場合のT2Dリスク低減効果を推定することを目的に、前向きコホート研究を行った。The American Journal of Clinical Nutrition誌2023年12月号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 【欧州 不眠症ガイドライン2023】推奨されない治療薬は? 2017年以降の不眠症分野の進歩により、欧州不眠症ガイドラインの更新が必要となった。不眠症とその合併症の診断手順、治療に関する推奨についてまとめた。Journal of Sleep Research誌2023年12月号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 筋トレに最適なタンパク質の種類と、摂取タイミングは? 筋力向上のための正確なタンパク質摂取に関する知見は未だ十分ではない。著者らは、筋肉量、筋力、身体能力に対する、最適なタンパク質の種類や、摂取タイミングを調査するため、ランダム化比較試験のネットワークメタ解析を実施した。International Journal of Sport Nutrition and Exercise Metabolism誌オンライン版2023年12月1日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 認知機能に有効なのは、ビタミンB〇? ビタミン摂取と認知機能の関係を精査するために、米国国民健康栄養調査(NHANES)の高齢者データベースを用いた横断研究を実施した。性別、人種、体格指数(BMI)に基づく層別化分析も行った。Journal of Translational Medicine誌2023年11月30日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ Journal Check Vol.77(2023年11月30日号) 週末〇時間の寝だめで、CVリスクが低下する!? ≫他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.76(2023年11月23日号) ブドウ、ブルーベリーが認知症を改善!? ≫他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.75(2023年11月16日号) 座りっぱなしは、寝っぱなしよりもタチが悪い!? ≫他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.74(2023年11月09日号) 多様な睡眠トラッカー、精度が高かったのはどれ? ≫他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.73(2023年11月02日号) 勃起不全に影響のある脂質とは? ≫他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.72(2023年10月26日号) 腸内細菌を介して、アルツハイマー病が伝染る!? ≫他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.71(2023年10月19日号) ガイドラインでβ遮断薬が高血圧症の第一選択薬になったのは、是か非か? ≫他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.70(2023年10月12日号) 超低カロリーのケトジェニック食 vs. 低カロリーのバランス食 片頭痛予防に有効なのはどっち? ≫その他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.69(2023年10月5日号) 摂取すべき炭水化物、摂取すべきでない炭水化物とは? ≫その他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.68(2023年9月28日号) Gスポットは神話?現実? ≫その他4本
他の施設はどうしてる?〜血液内科医の素朴な疑問集〜
他の施設はどうしてる?〜血液内科医の素朴な疑問集〜
血液内科 Proのカテゴリ:素朴な疑問に関する投稿の一覧です。(2022年5月〜2023年11月中旬まで)ぜひ、ブックマークをよろしくお願いいたします。 ▼検査編▼診断編▼治療編▼薬剤編▼管理編 検査編 ・輸血前検査について ・CMV定量-PCR 法と CMV 抗原血症検査 ・急性白血病の遺伝子検査 ・グローションカテーテル挿入について ・外来で内服抗がん剤投与中の患者がHBsAg陽性に ・HTLV1プロウイルスの測定意義について ・ジーラスタポッド ・アスペルギルス抗原について 診断編 ・MDS疑いの骨髄検査 ・DLBCL診断時のFISH検査の項目について ・特発性血小板減少性紫斑病 ・針生検に自然縮小した悪性リンパ腫 ・巨赤芽球性貧血と、それ以外の原因による非巨赤芽球性貧血の2つを分ける分水嶺となるのがMCV 110fLという数字は何を分けているのですか? 治療編 ・ストレス多血症の瀉血の適応と目標 ・Pola-R-CHP療法の最後のR二発について ・消化管リンパ腫化療の際の食止め ・ABVD療法 ・高齢者の治療について ・ABVD療法とG-CSF投与 ・中枢神経原発リンパ腫 ・FLYER試験結果に基づく治療選択について ・DA-EPOCHの高齢者への使用について ・寛解後療法について(NPM1変異+FLT3-ITD変異-の予後良好群AML) ・濾胞性リンパ腫Grade3bの治療について ・Pola-R-CHP療法の適応症例について ・CART療法 2nd line適応の臨床応用について ・リヒター化療後のBTK i維持 ・ABVDと血液ガスチェック ・モガムリズマブによる皮膚障害/ワクチン接種について ・AML同種移植後の末梢血WT1上昇とその方針について ・患者、家族へのIC 薬剤編 ・エバシェルドの運用について ・AZA+VENの未来 ・L-アスパラギナーゼとペグアスパルガーゼについて ・エバシェルド後の肺炎、副作用について ・チオテパ投与時の着替え、シャワーについて ・VEN/AZA治療時の抗真菌剤について ・強度減弱移植前処置についてのご質問 ・エバシェルド2回目投与 ・ハイヤスタの投与について ・ゾスパタいつまで継続すべきか? ・CADの治療薬 ・エバシェルド(筋注)の使用について 管理編 ・CV挿入位置について ・治療後の妊娠許可について ・輸血後アナフィラキシーショック患者のその後の扱いについて ・PICC挿入時の幹細胞輸注経路について ・低悪性度リンパ腫で病変が生検で消失した方のフォローアップ ・ステロイドのtapering ・高IgM血症による過粘稠症候群・血漿交換療法について ・ジーラスタポッド ・CAR-T後の頸部腫脹について ・VEN+AZA療法時の腎尿細管性アシドーシスに関して ・レテルモビルの予防投薬について ・CD38抗体の予防的抗ヒスタミン薬 ・鉄欠乏合併のPV ▲検査編▲診断編▲治療編▲薬剤編▲管理編 血液内科 Pro(血液内科医限定)へ ※各リンク先の「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら
週末〇時間の寝だめで、CVリスクが低下する!? 他4本≫ Journal Check Vol.77(2023年11月30日号)
週末〇時間の寝だめで、CVリスクが低下する!? 他4本≫ Journal Check Vol.77(2023年11月30日号)
週末〇時間の寝だめで、CVリスクが低下する!? 著者らは、2017〜2018 年の米国国民健康栄養調査(NHANES)における20歳以上の参加者3,400人を対象に、週末の寝だめと心血管疾患有病率との関係を調査した。Sleep Health誌オンライン版2023年11月23日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 高血圧リスクが低下するのは、トマト1日〇g? 臨床研究では、トマト摂取が血圧に及ぼす影響について矛盾する証拠が示されており、疫学研究のデータも限られている。著者らは、心血管リスクの高い高齢者を対象とした3年間の前向き縦断研究において、トマト摂取が収縮期血圧・拡張期血圧・高血圧リスクと関連するかどうかを評価した。European Journal of Preventive Cardiology誌オンライン版2023年11月24日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 理想的なタンパク質摂取は、体重当たり1日〇g? 2005年に医学研究所は、タンパク質必要量の算出に窒素出納(NB)法以外を推奨した。それ以来、指標アミノ酸酸化(IAAO)法によるタンパク質必要量が発表されているが、NB法の値よりも高くなっている。著者らは、タンパク質の適切性の指標となるグルタチオンの赤血球中動態を測定し、健康な成人におけるタンパク質必要量を決定した。The American Journal of Clinical Nutrition誌オンライン版2023年11月20日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 満遍なく食べる事は重要なのか? 著者らは、食物繊維と死亡リスクとの関連性を包括的に調査することを目的に、食物繊維の総量およびサブタイプと、全死因死亡率、心血管疾患およびがんによる死亡率との関係に関する前向きコホート研究の用量反応メタ分析を行った。Food & Function誌オンライン版2023年11月24日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 1日〇mgのアントシアニジン摂取で、COPDリスク低下!? 環境金属への曝露と慢性閉塞性肺疾患(COPD)との関連性は明らかだが、COPDと重金属・フラボノイドの相互作用については、よくわかっていない。著者らは、米国国民健康栄養調査(NHANES)データベースを用いて、血中重金属濃度およびさまざまなフラボノイド化合物の摂取量とCOPD発生率との関係を評価した。BMC Public Health誌2023年11月24日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ Journal Check Vol.76(2023年11月23日号) ブドウ、ブルーベリーが認知症を改善!? ≫他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.75(2023年11月16日号) 座りっぱなしは、寝っぱなしよりもタチが悪い!? ≫他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.74(2023年11月09日号) 多様な睡眠トラッカー、精度が高かったのはどれ? ≫他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.73(2023年11月02日号) 勃起不全に影響のある脂質とは? ≫他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.72(2023年10月26日号) 腸内細菌を介して、アルツハイマー病が伝染る!? ≫他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.71(2023年10月19日号) ガイドラインでβ遮断薬が高血圧症の第一選択薬になったのは、是か非か? ≫他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.70(2023年10月12日号) 超低カロリーのケトジェニック食 vs. 低カロリーのバランス食 片頭痛予防に有効なのはどっち? ≫その他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.69(2023年10月5日号) 摂取すべき炭水化物、摂取すべきでない炭水化物とは? ≫その他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.68(2023年9月28日号) Gスポットは神話?現実? ≫その他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.67(2023年9月21日号) 陰茎のサイズ異常と醜形恐怖症の管理に関するガイドライン ≫その他4本
ムコ多糖症II型~知っておきたい希少疾患
ムコ多糖症II型~知っておきたい希少疾患
 ムコ多糖症は、細胞内でのムコ多糖の分解に必要なライソゾーム酵素の先天的な欠損により、全身の細胞にムコ多糖が蓄積する先天代謝異常症である。ムコ多糖症は症状の異なる7つの型に分類され、現在、本邦ではI型、II型、IV型、VI型に対する酵素製剤が使用可能となっている。今回は、ムコ多糖症II型およびその治療薬であるヒュンタラーゼ Ⓡ [一般名:イデュルスルファーゼ ベータ(遺伝子組換え)]についての取材内容を紹介する。 男児の約5万人に1人が発症するムコ多糖症II型  ムコ多糖症II型(ハンター症候群)はライソゾーム病の1つであり、日本においてはムコ多糖症の中で最も頻度の高い疾患である。ムコ多糖症の中でもII型は、X染色体連鎖潜性遺伝であり(その他の病型は常染色体)、ほとんどは男児のみに発症する。本邦では、男児53,000人に1人発症すると推測されている。岐阜大学の調査では国内症例数は255例と報告されているものの、診断に至っていない症例や定期受診をしていない症例もある。 1)そのため、ムコ多糖症II型の正確な患者数を把握することが困難とされている。 “言葉の遅れ”などの中枢神経症状が重症型のサイン  ムコ多糖症II型は、ライソゾーム酵素の1つであるイズロン酸-2-スルファターゼの先天的な欠損により、細胞内に未分化のデルマタン硫酸やヘパラン硫酸といったムコ多糖が過剰に蓄積した結果、多臓器が同時に障害される進行性の疾患である。知的障害の有無によって重症型と軽症型に大別され、患者の約70%は中枢神経症状を伴うと言われている。乳児期によくみられる症状として、広範な蒙古斑・異所性蒙古斑、反復性の中耳炎、臍ヘルニア・鼠径ヘルニアが挙げられる。また、腰椎部の突背も重症型では早期からよくみられる所見である。重症型の場合、言葉の遅れなどの中枢神経症状に気づき来院されることが多く、6~7歳をピークに発達退行がみられ、徐々に進行する。幼児期には、過成長傾向を示す(3歳児Hunter病24例の平均身長98.0 cm、体重20.1 kg)ため、注意が必要である。  ムコ多糖症II型の主な臨床症状 2) 【皮膚症状】特徴的顔貌(ムクムクした顔貌、巨舌など) 【耳鼻科領域の症状】反復性中耳炎、難聴 【骨・関節症状】椎骨の変形、関節拘縮 【腹部の症状】ヘルニア(鼠径・臍)、肝腫大 【循環器症状】心雑音(心臓弁膜症) 【中枢神経症状】精神発達遅延(言葉の遅れなど) 小児神経科、耳鼻科、整形外科、外科の先生も遭遇する可能性があるムコ多糖症II型  ムコ多糖症II型の診療は、小児科の中でも、遺伝や代謝、施設によっては内分泌を専門とされる先生方が中心となっている。しかし、重症型では神経症状を呈することから、小児神経の専門医が診療に携わる場合や、蒙古斑、繰り返す中耳炎、臍ヘルニア・鼠径ヘルニア、骨・関節の異常などを機に、かかりつけ医の先生や耳鼻科、整形外科、外科などのさまざまな科の先生からの紹介で診断にいたるケースもある。診断は、欠損酵素の測定と蓄積物の有無によりなされる。 これまでは中枢神経症状に対する治療効果に課題も  ムコ多糖症II型のこれまでの治療は、個々の症状に対応した対症療法と侵襲臓器にイズロン酸-2-スルファターゼを供給することを目的とした原因療法がおこなわれてきた。原因療法として本邦で保険収載されていた治療法は、静脈内投与の酵素補充療法と造血幹細胞移植であった。静脈内投与の酵素補充療法は、酵素製剤を週に1回点滴静注し、不足している酵素を補う治療であり、肝脾腫、呼吸機能、歩行障害、皮膚所見、関節拘縮などの症状改善が確認されている。一方、従来の静脈内投与の酵素補充療法は、血液脳関門(BBB)を通過しないため、約70%の患者さんに認められる精神発達遅滞や神経退行症状に対して、基本的に治療効果が期待できないことが課題であった。また、造血幹細胞移植に関しては、中枢神経症状の改善の報告はあるものの、その効果は明確になっておらず、ドナーの確保やGVHDの予防も課題となっていた。 中枢神経症状をターゲットとした 世界初のムコ多糖症II型に対する脳室内投与製剤ヒュンタラーゼ Ⓡ  2021年、ムコ多糖症II型に対する酵素補充療法に使用される世界で初めての脳室内投与製剤としてヒュンタラーゼ Ⓡ脳室内注射液15mg(製造販売元:クリニジェン株式会社)が承認された。ヒュンタラーゼは、頭にリザーバを留置し、そこから4週に1回、脳室に直接薬剤を送達させる新しい治療法を有する薬剤である。脳室内に直接投与することで、従来治療では効果不十分であった中枢神経症状に対する治療が可能となった。 3) 2021年4月の上市以来、重症型の患者さんに処方が開始され、2023年11月現在、国内35例の患者さんがヒュンタラーゼによる治療を行っている。 新生児スクリーニングの普及と専門医への早期紹介が望まれる  ムコ多糖症は進行性の疾患であるため、早期診断・早期治療を開始した症例では、薬剤のより高い有効性が期待できると言われている。近年、本邦においても、ムコ多糖症II型を含む拡大新生児スクリーニングが普及しつつあるが、都道府県・自治体・医療機関によって実施の有無に差があり、出生児にスクリーニングを受ける機会がなかった患者さんでは、診断が遅れてしまう可能性がある。このような患者さんにおいては、受診時に診療にあたった先生が典型的な症状に気付き、できるだけ早期に専門医への紹介となることが望まれる。 (エクスメディオ 鷹野 敦夫) 参考資料 1) Khan SA, et al. Mol Genet Metab. 2017; 121: 227-240.▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/28595941 2) ムコ多糖症サーチ▶https://muco-tatosho.com/ 3) ヒュンタラーゼ Ⓡ脳室内注射液15mg添付文書▶http://www.clinigen.co.jp/medical/pdf/hunterase_pi_20210426.pdf 4) 用語解説(教えて!ムコタ先生)▶https://mukota-sensei.com/term ヒポクラ × マイナビ無料会員登録はこちら▶https://www.marketing.hpcr.jp/hpcr
先生、皮膚疾患の診断・治療で困ったときはヒポクラの皮膚科専門医にコンサルトしませんか?
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皮膚疾患の患者さんの診療で、 相談できる環境がなく一人で対応している 院内コンサルトするほどでもない症例 他の皮膚科専門医の意見を聞いてみたい そんなときは、ヒポクラの皮膚科専門医コンサルト(ヒフミルくん)を使ってみませんか? 医師68,000人が参加するオンライン医局・ヒポクラの皮膚科専門医コンサルト(ヒフミルくん)を使えば、皮膚科専門医に無料・匿名でコンサルトできます! ■皮膚に関する相談実績:47,000件以上※1 ■回答時間:平均30分以内※2 ■匿名相談OK ■利用無料 ※1 2015年8月〜2023年9月の利用実績 ※2 休日・深夜時間帯を除く 今すぐ皮膚科専門医へ相談する ※ご利用にあたり、オンライン医局『ヒポクラ』に登録が必要です。 今すぐ皮膚科専門医へ相談する ※初回相談は会員登録不要でご利用いただけます。 ■ヒフミルくんが医師に支持される理由 ①とっても簡単:患部の画像、問診情報を送信するだけ! ②気兼ねない:匿名相談OK。挨拶文なども不要! ③回答の質:必ず皮膚科専門医が診療アドバイス! ■利用医師の声 「早期に専門医へ紹介する必要がわかり、患者さんに最適な治療が提供できた」 「疑問が解決し、患者さんの不要な受診を防ぐことができた」 「皮膚科専門医から丁寧に返信いただき、安心感があった」 今すぐ皮膚悪性腫瘍指導専門医へ相談する ※ご利用にあたり、オンライン医局『ヒポクラ』に登録が必要です。 今すぐ皮膚悪性腫瘍指導専門医へ相談する ※初回相談は会員登録不要でご利用いただけます。 ■よくあるご質問 Q.なぜ、無料でサービス提供できるのですか? A.ヒポクラは製薬企業などのスポンサードによって無料化を実現しています。ご利用の先生方には、リサーチへの協力依頼や薬剤情報を提供させていただくことがございます。無料で提供することで、多くの先生方にご利用いただき、多くの患者さんにより良い医療が提供できることを望んでいます。 Q.これは皮膚科専門医によるオンライン診療ですか? A.いいえ、オンライン診療ではございません。皮膚科専門医から診断や治療のアドバイスを受けられるサービスであり、専門医への適切な連携を促す目的もございます。 Q.個人情報の取り扱いは大丈夫ですか? A.当コンサルトでは、患者さんの名前・個人情報はお預かりしません。患部写真・問診情報のみをお預かりします。写真に個人を特定できる部位(顔面・指紋など)が入る場合は、不必要な部分を隠した状態でコンサルト依頼をお願いします。なお、運営会社エクスメディオのプライバシーポリシーはこちらをご覧ください。 © 2023 exMedio inc.
ブドウ、ブルーベリーが認知症を改善!? 他4本≫ Journal Check Vol.76(2023年11月23日号)
ブドウ、ブルーベリーが認知症を改善!? 他4本≫ Journal Check Vol.76(2023年11月23日号)
ブドウ、ブルーベリーが認知症を改善!? プテロスチルベン(PTE)を中心とする天然スチルベンは、心血管疾患、糖尿病、認知機能低下を含む加齢に伴う症状に対する有望な手段として浮上している。著者らは、ブドウやブルーベリーに豊富に含まれるポリフェノール化合物であるPTEが老化防止剤として効果を発揮する複雑なメカニズムを詳しく調査した。Ageing Research Reviews誌オンライン版2023年11月17日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 脂肪性肝疾患に対し、保護的に働く炭水化物の種類は? 過剰なエネルギー摂取は代謝機能不全に関連した脂肪性肝疾患(MASLD)の原因となり得るが、食事による炭水化物摂取と肝脂肪量との関係は依然として不明である。著者らは、食事性炭水化物の種類および供給源と肝脂肪量との関連を調べた。BMC Medicine誌2023年11月16日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 鉄欠乏性貧血に対する鉄剤の経口投与は毎日?隔日でもOK? 毎日の鉄剤の経口投与は、静脈内投与と比較して入手しやすくコストも低いため、鉄欠乏性貧血の標準的な治療と考えられているが、心窩部痛、胸やけ、便秘などの副作用が、コンプライアンスを低下させている。そこで著者らは、毎日 vs 隔日の鉄剤経口投与について比較した系統的レビューを報告した。Naunyn-Schmiedeberg's Archives of Pharmacology誌オンライン版2023年11月18日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 長期アスピリン投与は、がんのリスクを増やすか?減らすか? アスピリンの長期使用は大腸がんのリスクを低下させることが示されているが、個々の非大腸がんとの関連性はまだ結論が出ていない。著者らは、デンマークにおけるアスピリンの長期使用とがんリスクとの関連を調査した。Journal of the National Cancer Institute誌オンライン版2023年11月15日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 排便コントロールは、フレイル予防に効果的!? 高齢のアメリカ人の慢性便秘、慢性下痢、虚弱との関係を調査するために、2005年〜2010年の国民健康栄養調査から地域在住の60歳以上の参加者4241人を対象に、横断研究を実施した。BMC Geriatrics誌2023年11月15日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ Journal Check Vol.75(2023年11月16日号) 座りっぱなしは、寝っぱなしよりもタチが悪い!? ≫他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.74(2023年11月09日号) 多様な睡眠トラッカー、精度が高かったのはどれ? ≫他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.73(2023年11月02日号) 勃起不全に影響のある脂質とは? ≫他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.72(2023年10月26日号) 腸内細菌を介して、アルツハイマー病が伝染る!? ≫他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.71(2023年10月19日号) ガイドラインでβ遮断薬が高血圧症の第一選択薬になったのは、是か非か? ≫他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.70(2023年10月12日号) 超低カロリーのケトジェニック食 vs. 低カロリーのバランス食 片頭痛予防に有効なのはどっち? ≫その他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.69(2023年10月5日号) 摂取すべき炭水化物、摂取すべきでない炭水化物とは? ≫その他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.68(2023年9月28日号) Gスポットは神話?現実? ≫その他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.67(2023年9月21日号) 陰茎のサイズ異常と醜形恐怖症の管理に関するガイドライン ≫その他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.66(2023年9月14日号) コロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種は本当に安全かつ有効? ≫その他4本
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