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Journal Check
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.16(2022年9月8日号)
長生きできる紅茶の摂取量は?
紅茶の消費と全死因死亡率および原因別死亡率およびカフェイン代謝における遺伝的変異による潜在的な効果の変化との関連性を評価することを目的に、40~69 歳までの49万8,043人を対象とした前向きコホート研究が実施された(フォローアップ期間中央値:11.2年)。Annals of Internal Medicine誌オンライン版2022年8月30日号の報告。より効果的な筋力トレーニングを実践するためには
筋力トレーニング(レジスタンストレーニング:RT)に対する反応の個人差に影響を与える要因については、まだ十分に解明されていない。著者らは、RTによる筋肥大に対する衛星細胞反応に骨格筋の毛細血管形成が重要であることを提唱し、有酸素運動(エアロビック コンディショニング)がRTによる適応を増強すると仮定し、検証を行った。FASEB Journal誌2022年9月号の報告。駆出率が維持または軽度に低下している心不全患者にもSGLT-2阻害剤は有効か~5 つのランダム化比較試験のメタ解析
駆出率が低下した心不全患者を治療するためのガイドラインでは、SGLT2阻害剤が強く推奨されているが、駆出率がある程度で維持されている場合の臨床的利点は十分に確立されていない。駆出率が維持または軽度に低下している心不全患者にもSGLT-2阻害剤は有用なのかを明らかにするため、心血管死亡率および患者サブグループにおける治療効果について、5つのランダム化比較試験の包括的なメタ解析が行われた。Lancet誌2022年9月3日号の報告。2つのCOVID-19経口薬で入院および死亡の減少効果に違いはあるか
COVID-19外来患者のリアルワールドコホートにおいて、モルヌピラビル(ラゲブリオ®)とニルマトルビル/リトナビル(パキロビッド®)の入院および死亡の減少効果を検討した。香港におけるレトロスペクティブコホート研究であり、2022年2月16日~3月31日の間に指定外来診療所に通院したCOVID-19外来患者を特定し、分析を行った。Clinical Infectious Diseases誌オンライン版2022年8月29日号の報告。COVID-19後遺症に、漢方薬は効くか?
COVID-19後遺症への対処法については、さまざまな議論がなされており、確立した治療方法は明らかとなっていない。果たして、COVID-19後遺症に漢方薬は有用なのであろうか。香港の公立病院から退院した150例を対象に、漢方薬治療の効果検証が行われた。Chinese Medicine氏8月22日号の報告。※新規会員登録はこちら
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