陰茎のサイズ異常と醜形恐怖症の管理に関するガイドライン　他4本≫ Journal Check Vol.67（2023年9月21日号）

陰茎のサイズ異常と醜形恐怖症の管理に関するガイドライン

陰茎のサイズ異常と醜形恐怖症の管理に関する推奨事項は、エビデンスに基づく臨床診療のために重要である。著者らは、2023年の欧州泌尿器科学会が発表したガイドライン「性と生殖に関する健康のエビデンスに基づく推奨事項」の概要を提示した。European Urology Focus誌オンライン版2023年9月12日号の報告。

筋肉量維持に有効な食事は、植物ベースか動物ベースか？

高齢者の筋肉量維持に、植物ベースと動物ベースどちらの食事パターンが有用であるかは依然として不明である。著者らは、中国全土の高齢者を対象とした前向きコホートを使用して、植物ベースの食事パターンまたは動物ベースの食事パターンと筋肉量減少との関係を調査した。BMC Geriatrics誌2023年9月16日号の報告。

見た目年齢は、何で決まる？

社会学的な他者との接点としての皮膚は、特に高齢化の状況において心理的な意味を持つ。顔の老化と肥満リスク増加の関連を示唆する観察研究が増えているが、因果関係の有無の確認は困難である。著者らは、肥満（およびBMI、体脂肪率、ウエストサイズ）と、顔の老化に因果関係があるか、2サンプルのメンデルランダム化研究を実施した。European Journal of Medical Research誌2023年9月15日号の報告。

時間別 ”座りっぱなし” と認知症リスク

座りっぱなしは心代謝性疾患や死亡率に関連しているが、認知症との関連は不明である。著者らは、加速度計で評価された座りっぱなしの行動が認知症と関連しているかどうか、60歳以上の英国バイオバンク参加者4万9,841人から前向きに収集されたデータを用いて後ろ向き研究を行った。JAMA誌2023年9月12日号の報告。

カフェイン摂取で中距離走が速くなる！？

カフェインはエルゴジェニック効果（スポーツにおけるパフォーマンス向上効果）を持つことが知られているが、これまでの研究で、800メートル走に対するカフェインの効果は示されていない。これは、ペーシング戦略を含む制御不能な要因による可能性がある。著者らは、カフェイン摂取により、ペース管理された模擬800メートル走のパフォーマンスが向上するかを検証した。Medicine and Science in Sports and Exercise誌オンライン版2023年9月13日号の報告。