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Journal Check
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.22(2022年10月20日号)
片頭痛には有酸素運動、筋トレどちらが有効か?
様々な運動プロトコルを用いた複数の臨床試験で、片頭痛の管理における有効性が示されているが、異なる運動介入間の有効性を直接比較したものはない。そこで、毎月の片頭痛の頻度を減らす運動介入として有効性が確認された全ての臨床試験を対象に、系統的レビューとネットワークメタ解析を実施した。The Journal of Headache and Pain誌2022年10月13日号の報告。降圧薬の服用は朝か?夜か?
降圧薬の夜間投与は、朝投与よりも良好な転帰をもたらす可能性があることが研究で示唆されている。前向き、無作為化、非盲検、盲検化エンドポイント臨床試験であるThe Treatment in Morning versus Evening(TIME)試験において、高血圧患者に対する降圧薬の夜間投与が朝投与と比較して主要な心血管アウトカムを改善するかどうか、評価された。Lancet誌オンライン版2022年10月11日号の報告。Long COVIDの発症割合と持続期間
初発の症候性SARS-CoV-2感染の後、症状が持続する人がいる(Long COVID)。本研究では、2020年3月〜2022年1月の間の22カ国120万人のSARS-CoV-2感染者を対象とし、感染から3か月後に、自己申告による3つのLong COVID症状クラスター(体の痛みや気分の落ち込みを伴う持続的疲労、認知障害、継続的呼吸障害)のうち少なくとも1つを有する個人の割合を、20歳以上の入院患者と非入院患者および20歳未満の非入院患者について男女別に推定した。JAMA誌オンライン版2022年10月10日号の報告。薬剤耐性(AMR)の脅威
薬剤耐性(AMR:Antimicrobial resistance)は、公衆衛生と現代の医療に対する最も重大な脅威の1つです。著者らは、2019年のWHOヨーロッパ地域とその国々における、23の細菌病原体と88の病原体と薬剤の組み合わせについて、AMRに起因し関連する死亡と障害調整生命年(DALY)を推定した。The Lancet Public Health誌オンライン版2022年10月13日号の報告。SGLT2阻害薬はCKDにも有効か?
糖尿病のない患者を対象にSGLT2阻害薬の心血管系および腎臓系における有効性と安全性を評価することを目的とし、PubMed、MEDLINE、Embase、Cochrane Libraryで2022年8月17日までの出版物を検索、無作為化プラセボ対照試験の系統的レビューとメタ解析が行なわれた。BMJ Open誌2022年10月14日号の報告。※新規会員登録はこちら
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