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日本の医療従事者における交代勤務、疲労回復には月に何回の夜間睡眠が必要? 他4本≫ Journal Check Vol.177(2025年11月29日号)
日本の医療従事者における交代勤務、疲労回復には月に何回の夜間睡眠が必要? 他4本≫ Journal Check Vol.177(2025年11月29日号)
日本の医療従事者における交代勤務、疲労回復には月に何回の夜間睡眠が必要? 労働安全衛生総合研究所の久保 智英氏らは、交代勤務の看護師における夜間睡眠機会の月間回数と疲労関連アウトカムとの関連を検討した。 Kubo T, et al. BMJ Public Health. 2024; 2: e001438. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 卓球で老化した脳は保護できるのか 卓球は、アルツハイマー病、パーキンソン病、認知症患者の認知機能および運動機能を向上させるための、安全で実行可能かつ効果的な非薬理学的介入であるか? Losinska K, et al. Acta Psychol (Amst). 2025 Nov 5. [Epub ahead of print] ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む プライマリケア医の臨床意思決定、適切な選択肢は1つと複数どちらが効果的か/JAMA Netw Open 米国のプライマリケア医402人を対象とした試験において、臨床意思決定支援システムは、適切な選択肢を1つだけ提示する場合よりも、複数の選択肢を提示する場合により効果的である可能性が示唆された。 Altinger G, et al. JAMA Netw Open. 2025; 8: e2542949. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む AIは医学教育を変えるか 医学教育への導入がますます進んでいるAI。AIを活用した今後の医学教育の方向性を特定するため、システマティック文献解析が実施された。 Wang Y, et al. JMIR Med Educ. 2025; 11: e75911. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 妊娠中の恋愛の質が摂食障害リスクと関連 妊娠後期は、摂食障害の症状発現に極めて重要な時期であるといわれている。本研究において、恋愛関係の質が低いほど、抑うつ症状と身体への不満が増加し、摂食障害の症状が強くなることが示された。 Costanzo G, et al. Behav Sci (Basel). 2025; 15: 1392. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む ヒポクラへ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ Journal Check Vol.176(2025年11月22日号) 飛行機内で急病人が発生、最も多い疾患は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.175(2025年11月15日号) ダイエットは片頭痛予防にも有効なのか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.174(2025年11月08日号) 1歳からテレビばかり見せていると2年後には便秘リスクが上昇 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.173(2025年11月01日号) 週1〜2日でも1日4,000歩以上歩くと死亡リスクが低下 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.172(2025年10月25日号) 男性と女性が好む理想の眉毛の形が判明! 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.171(2025年10月18日号) 死亡リスク低下に有効な運動時間とアルコール摂取量は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.170(2025年10月11日号) 厳しい子育ては子供のメンタルヘルスに悪影響を及ぼす? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.169(2025年10月4日号) 信頼関係を築くにはマスクを着けるべきか、取るべきか 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.168(2025年09月27日号) 賃貸マンション居住の日本人男性は心血管疾患による死亡率リスクが最も高い 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.167(2025年09月20日号) 平日睡眠不足でも、週末の適切な回復睡眠で認知症リスクは低下する 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.166(2025年09月13日号) 紫外線による皮膚の老化に対するカフェインの作用メカニズムが判明か 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.165(2025年09月06日号) 朝食抜きが健康に及ぼす長期的な影響は? 他4本
血液内科領域の臨床での不安を解消するオンラインコンサルト「血ミル」
血液内科領域の臨床での不安を解消するオンラインコンサルト「血ミル」
血液検査の数値や血液疾患の判断に迷うことはありませんか。そんな時に役立つのが「血液内科 オンラインコンサルト」です。こちらの記事では血液内領域で活用できるオンラインコンサルトサービス「血ミル」の紹介から寄せられた症例を紹介します。血液内科領域でお悩みの先生はぜひ「血ミル」をお役立てください。 《コメントを寄稿くださった先生》 経歴と取得資格◆主な経歴 1997年 浜松医科大学卒業 1997年 同 大学第3内科(血液) 1998年 焼津市立総合病院内科 2000年 同 病院血液科 2002年 聖隷浜松病院血液内科 2003年 慈恵医大青戸病院血液腫瘍内科 2005年 上尾中央総合病院内科 2014年 同 病院 血液内科 ◆取得資格 日本血液学会 血液専門医 日本内科学会 総合内科専門医 厚生労働省 がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了 厚生労働省 医師の臨床研修に係る指導医講習会修了 ライフ・プランニング・センター がんのリハビリテーション研修修了 血液内科領域でお困りではありませんか? 血液検査の数値に不安を感じたり、臨床の場で血液疾患の判断に迷うことはありませんか。すぐに相談できる血液内科医がいないケースや、紹介のタイミングに迷うことは少なくありません。そんなときに頼れるのが、医師専用サービス「ヒポクラ」が提供する「 血ミル」 です。血液内科の専門医がオンラインコンサルトに応じることで、臨床の精度を高め、安心して患者さんに向き合える環境をサポートします。 血液内科領域の「血ミル」でできるオンラインコンサルトについて 血ミルでは指定のフォームに血算の値などを入力することで、血液内科専門医からの臨床アドバイスをいただけます。オンラインコンサルトの利用にあたり、医師専用サービス「ヒポクラ」への会員登録が必要です。ヒポクラの利用は完全に無料です。血ミルの使い方は以下の通りです。 ① 血ミルへアクセス ② 患者情報、主な検査値を入力 ③ 直接、専門医から回答が返却 オンラインコンサルト「血ミル」回答医の先生からのコメント「血ミル」回答医の泉福 恭敬 先生について血ミルを利用いただきたい先生や回答にあたり気をつけていることなど、インタビューをしました。1)血ミルはどういった先生に使っていただきたいと思いますでしょうか?血液専門医以外の医師、開業医や往診医、気軽に血液疾患を相談できない環境の医師に使っていただきたいです。2)回答にあたって気をつけていることはございますでしょうか?血液内科に紹介すべきかをなるべく明確にしています。しなくてよい症例ならば、対処法を提案しています。鑑別診断についてもあまり細かい事まではお伝えせず、細かく必要な症例は血液内科に紹介するように勧めております。あまりに高齢者で診断を明確にする利益に乏しい場合には、対処法を提案しております。3)泉福先生の回答医としての血ミルへの思いを教えてください。血液疾患かどうか、紹介すべきかどうか、高齢すぎて紹介したくても受診できない症例にどうすべきか、このような場合に血ミルでとりあえず相談できると良いと思います。血液疾患が結果外れでも、疑わないことには始まりません。それを疑った医師の力を尊重したいですし、助けになりたいと思っております。 血液内科オンラインコンサルト「血ミル」に寄せられた相談血ミルに寄せられた相談から、ヒポクラ会員限定で相談内容を紹介します。 血ミルに寄せられた相談はヒポクラ会員限定で公開しております。ぜひ会員登録(ご利用無料)してご覧ください。 登録して続きを読む※本サービスは医師の方のみご利用いただけます コンサルトのタイミングに迷ったら「血ミル」 血液内科領域で判断に困るシーンは、臨床の現場に多く存在します。紹介のタイミングに悩むケースや、”様子見”の判断など、迷われる場面に遭遇いたしましたらぜひオンラインコンサルトの「血ミル」をご利用ください。血液内科専門医がオンラインで無料相談に応じ、日常診療での判断をサポートします。※ヒポクラは医師限定サービスです。一般の方のご利用はできません。 血ミルに関するよくあるご質問 なぜ、無料でサービス提供できるのですか?ヒポクラは製薬企業などのスポンサードによって無料化を実現しています。ご利用の先生方には、リサーチへの協力依頼や薬剤情報を提供させていただくことがございます。無料で提供することで、多くの先生方にご利用いただき、多くの患者さんにより良い医療が提供できることを望んでいます。これは専門医によるオンライン診療ですか?いいえ、オンライン診療ではございません。脂肪萎縮症専門医から診断や治療のアドバイスを受けられるサービスであり、専門医への適切な連携を促す目的もございます。個人情報の取り扱いは大丈夫ですか?当コンサルトでは、患者さんの名前・個人情報はお預かりしません。患部写真・検査値などの画像・問診情報のみをお預かりします。写真に個人を特定できる部位(顔面・指紋など)が入る場合は、不必要な部分を隠した状態でコンサルト依頼をお願いします。なお、運営会社エクスメディオのプライバシーポリシーはこちらをご覧ください。
【会員限定版】血液内科領域の臨床での不安を解消するオンラインコンサルト「血ミル」
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血液検査の数値や血液疾患の判断に迷うことはありませんか。そんな時に役立つのが「血液内科 オンラインコンサルト」です。こちらの記事では血液内領域で活用できるオンラインコンサルトサービス「血ミル」の紹介から寄せられた症例を紹介します。血液内科領域でお悩みの先生はぜひ「血ミル」をお役立てください。 《コメントを寄稿くださった先生》 経歴と取得資格◆主な経歴 1997年 浜松医科大学卒業 1997年 同 大学第3内科(血液) 1998年 焼津市立総合病院内科 2000年 同 病院血液科 2002年 聖隷浜松病院血液内科 2003年 慈恵医大青戸病院血液腫瘍内科 2005年 上尾中央総合病院内科 2014年 同 病院 血液内科 ◆取得資格 日本血液学会 血液専門医 日本内科学会 総合内科専門医 厚生労働省 がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了 厚生労働省 医師の臨床研修に係る指導医講習会修了 ライフ・プランニング・センター がんのリハビリテーション研修修了 血液内科領域でお困りではありませんか? 血液検査の数値に不安を感じたり、臨床の場で血液疾患の判断に迷うことはありませんか。すぐに相談できる血液内科医がいないケースや、紹介のタイミングに迷うことは少なくありません。そんなときに頼れるのが、医師専用サービス「ヒポクラ」が提供する「 血ミル」 です。血液内科の専門医がオンラインコンサルトに応じることで、臨床の精度を高め、安心して患者さんに向き合える環境をサポートします。 血液内科領域の「血ミル」でできるオンラインコンサルトについて 血ミルでは指定のフォームに血算の値などを入力することで、血液内科専門医からの臨床アドバイスをいただけます。オンラインコンサルトの利用にあたり、医師専用サービス「ヒポクラ」への会員登録が必要です。ヒポクラの利用は完全に無料です。血ミルの使い方は以下の通りです。 ① 血ミルへアクセス ② 患者情報、主な検査値を入力 ③ 直接、専門医から回答が返却 オンラインコンサルト「血ミル」回答医の先生からのコメント「血ミル」回答医の泉福 恭敬 先生について血ミルを利用いただきたい先生や回答にあたり気をつけていることなど、インタビューをしました。1)血ミルはどういった先生に使っていただきたいと思いますでしょうか?血液専門医以外の医師、開業医や往診医、気軽に血液疾患を相談できない環境の医師に使っていただきたいです。2)回答にあたって気をつけていることはございますでしょうか?血液内科に紹介すべきかをなるべく明確にしています。しなくてよい症例ならば、対処法を提案しています。鑑別診断についてもあまり細かい事まではお伝えせず、細かく必要な症例は血液内科に紹介するように勧めております。あまりに高齢者で診断を明確にする利益に乏しい場合には、対処法を提案しております。3)泉福先生の回答医としての血ミルへの思いを教えてください。血液疾患かどうか、紹介すべきかどうか、高齢すぎて紹介したくても受診できない症例にどうすべきか、このような場合に血ミルでとりあえず相談できると良いと思います。血液疾患が結果外れでも、疑わないことには始まりません。それを疑った医師の力を尊重したいですし、助けになりたいと思っております。 血液内科オンラインコンサルト「血ミル」に寄せられた相談血ミルに寄せられた相談から、ヒポクラ会員限定で相談内容を紹介します。 赤血球増多あり。MCVが低いが鉄欠乏はありません。こういう患者さんをたまにみますが、どういう病態なのでしょうか? 2021-2022年までは採血結果で、Hb11-12台だったが、2023は血算のデータがなく、2024からHBが10台に低下しています。直近、2024/11,2025.1の採血では、HB11台まで自然回復しており、年齢的な変化だけ考えていいのかでしょうか?再生不良性貧血、骨髄線維症などの原因を考慮してコンサルタントした方がいいのか迷っております。 86歳寝たきり女性で肺炎繰り返している方です。このところ貧血進行あります。TSAT計算すると6%程度。フェリチン98ありますが、慢性炎症の影響と考えて、鉄欠乏性貧血の加療を行なっても良いものでしょうか?普段の臨床の中で感じた疑問や、コンサルトのタイミングに迷ったタイミングなど、ぜひお気軽に血ミルをお役立ていただければと思います。 コンサルトのタイミングに迷ったら「血ミル」 血液内科領域で判断に困るシーンは、臨床の現場に多く存在します。紹介のタイミングに悩むケースや、”様子見”の判断など、迷われる場面に遭遇いたしましたらぜひオンラインコンサルトの「血ミル」をご利用ください。血液内科専門医がオンラインで無料相談に応じ、日常診療での判断をサポートします。※ヒポクラは医師限定サービスです。一般の方のご利用はできません。 血ミルに関するよくあるご質問 なぜ、無料でサービス提供できるのですか?ヒポクラは製薬企業などのスポンサードによって無料化を実現しています。ご利用の先生方には、リサーチへの協力依頼や薬剤情報を提供させていただくことがございます。無料で提供することで、多くの先生方にご利用いただき、多くの患者さんにより良い医療が提供できることを望んでいます。これは専門医によるオンライン診療ですか?いいえ、オンライン診療ではございません。脂肪萎縮症専門医から診断や治療のアドバイスを受けられるサービスであり、専門医への適切な連携を促す目的もございます。個人情報の取り扱いは大丈夫ですか?当コンサルトでは、患者さんの名前・個人情報はお預かりしません。患部写真・検査値などの画像・問診情報のみをお預かりします。写真に個人を特定できる部位(顔面・指紋など)が入る場合は、不必要な部分を隠した状態でコンサルト依頼をお願いします。なお、運営会社エクスメディオのプライバシーポリシーはこちらをご覧ください。
飛行機内で急病人が発生、最も多い疾患は? 他4本≫ Journal Check Vol.176(2025年11月22日号)
飛行機内で急病人が発生、最も多い疾患は? 他4本≫ Journal Check Vol.176(2025年11月22日号)
飛行機内で急病人が発生、最も多い疾患は?/JAMA Netw Open もしもの時に知っておきたい飛行機内での急病人、どんな疾患が多いのであろうか。2022〜23年に発生した飛行機内医療イベント7万7,790件の分析結果が発表された。 Alves PM, et al. JAMA Netw Open. 2025; 8: e2533934. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 日本のプライマリ・ケア認定医がやりがいを感じる6つのポイント 日本のプライマリ・ケア認定医は、仕事においてどのような経験を有意義だと感じているのか?筑波大学の山本 由布氏らは、「医師としてやりがいを感じた業務経験」についてインタビュー調査を実施した。 Yamamoto Y, et al. BMC Prim Care. 2025; 26: 328. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む がん患者の自殺リスク、とくに注意が必要な時期は がん診断後の自殺リスクは、時間の経過とともにどのように変化するか?また、自殺リスクが健康者と同程度になるのか?について調査が行われた。 Yoo JE, et al. Br J Psychiatry. 2025 Nov 3. [Epub ahead of print] ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 日本の働く女性の月経前不快気分障害、ADHD特性と関連か 月経前不快気分障害(PMDD)は、働く女性に大きな影響を及ぼす。東京大学の辻 利佳子氏らは、妊娠歴がなく避妊薬を使用していない働く女性を対象に、注意欠如多動症(ADHD)、自閉スペクトラム症の特性とPMDDとの関連を調査した。 Tsuji R, et al. J Psychiatr Res. 2025 Nov 1. [Epub ahead of print] ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 日本の若者のタバコ普及率はどの程度か/BMJ Open 日本の若者に最も多く使用されていたタバコ関連製品は?鳥取大学の桑原 祐樹氏らは、日本の18〜24歳におけるタバコ、加熱式タバコ製品、電子タバコの使用状況を調査した。 Kuwabara Y, et al. BMJ Open. 2025; 15: e098453. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む ヒポクラへ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ Journal Check Vol.175(2025年11月15日号) ダイエットは片頭痛予防にも有効なのか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.174(2025年11月08日号) 1歳からテレビばかり見せていると2年後には便秘リスクが上昇 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.173(2025年11月01日号) 週1〜2日でも1日4,000歩以上歩くと死亡リスクが低下 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.172(2025年10月25日号) 男性と女性が好む理想の眉毛の形が判明! 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.171(2025年10月18日号) 死亡リスク低下に有効な運動時間とアルコール摂取量は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.170(2025年10月11日号) 厳しい子育ては子供のメンタルヘルスに悪影響を及ぼす? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.169(2025年10月4日号) 信頼関係を築くにはマスクを着けるべきか、取るべきか 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.168(2025年09月27日号) 賃貸マンション居住の日本人男性は心血管疾患による死亡率リスクが最も高い 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.167(2025年09月20日号) 平日睡眠不足でも、週末の適切な回復睡眠で認知症リスクは低下する 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.166(2025年09月13日号) 紫外線による皮膚の老化に対するカフェインの作用メカニズムが判明か 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.165(2025年09月06日号) 朝食抜きが健康に及ぼす長期的な影響は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.164(2025年08月30日号) 日本人におけるCKD進行リスクの高い「5つの職業」が判明 他4本
ダイエットは片頭痛予防にも有効なのか? 他4本≫ Journal Check Vol.175(2025年11月15日号)
ダイエットは片頭痛予防にも有効なのか? 他4本≫ Journal Check Vol.175(2025年11月15日号)
ダイエットは片頭痛予防にも有効なのか? 肥満は片頭痛慢性化のリスク因子であるといわれているが、片頭痛発症に対する肥満の影響はこれまで明らかになっていなかった。今回、アジア人を対象にBMIやウエスト周囲径と片頭痛発症リスクとの関連性が評価された。 Jang SI, et al. Neurology. 2025; 105: e214252. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 片頭痛を軽減するにはどれだけ有酸素運動をすれば良いのか 片頭痛の痛みの強さや頻度を軽減する上で、有酸素運動の効果が示唆された。この最大の効果は、有酸素運動の累積量が約900~950分で認められたため、週3回、30分の運動を約2ヵ月実施することが望ましいと考えられる。 Ogrezeanu DC, et al. Headache. 2025 Oct 14. [Epub ahead of print] ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 歯周炎と片頭痛との関連が明らかに〜メタ解析 歯周炎は、歯周組織を侵す多因子疾患であり、進行すると歯の喪失だけでなく全身に影響を及ぼす可能性がある。本研究では、歯周炎と片頭痛との関連性を明らかにするため、システマティックレビューおよびメタ解析が実施された。 Camps-Plomer GB, et al. Eur J Neurol. 2025; 32: e70391. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 日本人反復性片頭痛に対するAtogepantの有用性〜国内第II/III相試験 現在、日本における製造販売承認を申請中である経口CGRP受容体拮抗薬Atogepant。日本人反復性片頭痛患者を対象とした国内第II/III相試験の結果が、仙台頭痛脳神経クリニックの松森 保彦氏らにより発表された。 Matsumori Y, et al. Cephalalgia. 2025; 45: 3331024251374569. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 日本の片頭痛診療における患者と医師のコミュニケーションギャップの現状 日本では片頭痛患者の一部において、適切な治療が受けられていない。これは、患者と医師との効果的なコミュニケーションの欠如に起因する可能性がある。獨協医科大学の鈴木 紫布氏らは、日本の片頭痛治療における患者と医師とのコミュニケーションの現状と課題を報告した。 Suzuki S, et al. Neurol Ther. 2025 Oct 28. [Epub ahead of print] ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む ヒポクラへ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ Journal Check Vol.174(2025年11月08日号) 1歳からテレビばかり見せていると2年後には便秘リスクが上昇 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.173(2025年11月01日号) 週1〜2日でも1日4,000歩以上歩くと死亡リスクが低下 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.172(2025年10月25日号) 男性と女性が好む理想の眉毛の形が判明! 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.171(2025年10月18日号) 死亡リスク低下に有効な運動時間とアルコール摂取量は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.170(2025年10月11日号) 厳しい子育ては子供のメンタルヘルスに悪影響を及ぼす? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.169(2025年10月4日号) 信頼関係を築くにはマスクを着けるべきか、取るべきか 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.168(2025年09月27日号) 賃貸マンション居住の日本人男性は心血管疾患による死亡率リスクが最も高い 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.167(2025年09月20日号) 平日睡眠不足でも、週末の適切な回復睡眠で認知症リスクは低下する 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.166(2025年09月13日号) 紫外線による皮膚の老化に対するカフェインの作用メカニズムが判明か 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.165(2025年09月06日号) 朝食抜きが健康に及ぼす長期的な影響は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.164(2025年08月30日号) 日本人におけるCKD進行リスクの高い「5つの職業」が判明 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.163(2025年08月23日号) スタジオジブリ作品やゼルダの伝説ブレワイが人生の幸福度に及ぼす影響が判明 他4本
【医師監修】太っていないのに代謝異常?!「脂肪萎縮症」の特徴を写真で解説
【医師監修】太っていないのに代謝異常?!「脂肪萎縮症」の特徴を写真で解説
脂肪萎縮症とは皮下脂肪や内臓脂肪などの脂肪組織が減少・消失する希少疾患です。2015年に指定難病に選定され、小児慢性特定疾病にも指定されています。脂肪萎縮症にはいくつかのタイプがありますが、これまでの調査では我が国の全身性脂肪萎縮症の患者数は約100人と推定されています。一方で最近、従来の典型例に当てはまらない脂肪萎縮症の報告例が増えてきており1) 、未診断例がまだ多く存在すると考えられています。また、造血幹細胞移植後に脂肪萎縮症の発症が認められるケースも知られています。脂肪萎縮症の特徴を写真付きで解説します。 〈監修〉 ■脂肪萎縮症の主な分類と特徴脂肪萎縮症は、先天性・家族性/後天性、全身性/部分性に大きく分類される。遺伝子変異による先天性・家族性と、自己免疫異常などによる後天性のものがあり、それぞれ摂取エネルギー量とは無関係に全身の脂肪組織が減少・消失する全身性と、四肢など一部の脂肪組織が減少・消失する部分性に分けられる (図1)。 図1 ■脂肪萎縮症の診断明らかな肥満がなくて重度のインスリン抵抗性、糖尿病、高トリグリセリド血症、脂肪肝などの糖脂質代謝異常が認められる患者では、脂肪萎縮症の可能性を考慮する必要がある。脂肪萎縮症が疑われる場合、全身の体脂肪分布を視診で確認する必要がある(下記参照)。また特徴的な所見や症状(下記参照)も診断するうえで参考となる。さらに全身MRI T1強調画像検査と血中レプチン濃度の測定は、脂肪萎縮症の診断補助手段として有用である1) 。血中レプチン検査は、全身性脂肪萎縮症の診断補助を目的として保険承認されており、血中レプチン濃度が男性で0.6ng/mL未満、女性で1.9ng/mL未満の場合、同疾患が疑われる2) 。先天性病因による脂肪萎縮症の場合は、病因遺伝子の変異が検出されれば診断が確定する。 ■脂肪萎縮症の身体的徴候 1) ・頭頸部:眼、頬、こめかみのくぼみ、頬骨弓の突出 ・上肢:静脈の怒張、骨格筋肥大 ・下肢:非静脈瘤性の静脈の怒張、骨格筋肥大 ・臀部:くぼみ、骨格筋肥大 ・体幹:静脈の怒張、骨格筋肥大 ■関連して見られる特徴的な所見・症状 1) ・食欲亢進 ・黒色表皮腫(腋窩部、項部、肘部等) ・肝腫大 ・多毛 ・性腺機能低下(希発月経、無月経、男性化等) ■脂肪萎縮症の臨床分類 以降、「脂肪萎縮症の臨床分類」などの写真入り解説はヒポクラ会員限定で公開しております。ぜひ会員登録(ご利用無料)してご覧ください。 登録して続きを読む※本サービスは医師の方のみご利用いただけます ■脂肪萎縮症を疑ったら【医師の方】インスリン抵抗性を伴う重度の糖脂質代謝異常や脂肪肝、特徴的な身体所見や顔貌に特徴を認めた場合は、血中レプチン濃度の測定や代謝内科・内分泌科への紹介を検討することが重要です。診断・治療方針について迷われた場合は、脂肪萎縮症の専門医にオンラインで相談できる「脂肪萎縮症コンサルト」もございます。下記のエキスパート回答医に、無料でご相談いただけます。ぜひご活用ください。※コンサルトをご利用いただけるのは、医師の方に限ります。 【脂肪萎縮症コンサルトエキスパート回答医(敬称略)】 ・青谷 大介(名古屋市立大学大学院医学研究科 消化器・代謝内科学/べっぷ内科クリニック宇治市役所前院) ・岡田 賢 (広島大学大学院 医系科学研究科 小児科学) ・永山 綾子(久留米大学 内分泌代謝内科) ・松田やよい(福岡県済生会二日市病院 糖尿病内科) 【患者さん・ご家族の方】脂肪萎縮症が疑われる場合、まずは内分泌・代謝内科、または糖尿病内科を受診してください。全身の筋肉が目立つ、頬の脂肪が少なくほうれい線が目立つ、糖尿病や脂質異常を若い頃から指摘されている、などの症状がある場合には早めに専門医へ相談することが勧められます。診断や治療に関する正しい情報は、難病情報センター等の公式情報をご確認ください。難病情報センター:https://www.nanbyou.or.jp/小児慢性特定疾病情報センター:https://www.shouman.jp/ 引用:1) 日本内分泌学会雑誌 Vol. 94 Suppl. September 2018 2) 日本内分泌学会「全身性脂肪萎縮症診断における血中レプチン検査の運用指針」3) Brush M et al., J Clin Endocrinol Metab. 2024 May 17:dgae335. 文責:株式会社エクスメディオ監修:青谷 大介先生(名古屋市立大学大学院医学研究科 消化器・代謝内科学分野/べっぷ内科クリニック宇治市役所前院 )
1歳からテレビばかり見せていると2年後には便秘リスクが上昇 他4本≫ Journal Check Vol.174(2025年11月08日号)
1歳からテレビばかり見せていると2年後には便秘リスクが上昇 他4本≫ Journal Check Vol.174(2025年11月08日号)
1歳からテレビばかり見せていると2年後には便秘リスクが上昇 情報通信技術機器は近年急速に発展し、子どもたちにさまざまな影響を与えている。エコチル調査大阪ユニットセンターの堀田 将志氏らは、1歳児のテレビ/DVD視聴時間と3歳児における慢性便秘リスクとの関連を検討した。 Hotta M et al. Environ Health Prev Med. 2025; 30: 80. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 日本人高校生のスマホ依存傾向は?その関連要因も判明 今やスマートフォンは若者の日常生活から切り離せない存在となっており、その過剰な使用が行動依存につながるとの懸念が高まっている。東邦大学の稲熊 徳也氏らは、日本の高校生のスマホ依存傾向をアプリ別に分析した。 Inaguma T, et al. PCN Rep. 2025; 4: e70218. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む ボードゲームは認知症患者にとって有用か? 認知症は深刻な公衆衛生上の懸念であり、大きな課題となっている。さまざまな介入の中で、ボードゲームを用いた非薬理学的戦略が注目されている。本研究では、グループベースのボードゲーム介入の可能性が評価された。 Guardabassi V, et al. Front Psychol. 2025; 16: 1569406. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 過度のスマホ使用は出産後2年における産後うつ病と関連 産後うつ病は、産後女性の約20%で発症する可能性があり、母親だけでなく子どもにおいても悪影響を及ぼすことが懸念される。名古屋大学の田村 晴香氏らは、母親のスクリーンタイムと産後2年間のうつ病発症との関連性を調査した。 Tamura H, et al. Nagoya J Med Sci. 2025; 87: 498-508. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 小児/青年期のスマホ依存は肥満リスクを高める可能性がある 小児/青年期におけるスマートフォン依存に関連する肥満の長期リスクが明らかとなった。スマホ使用時間が3時間を超えると、1時間未満の場合と比較し、肥満のオッズ比が1.37倍高くなることが示された。 Gill E, et al. Psychol Health Med. 2025 Sep 29. [Epub ahead of print] ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む ヒポクラへ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ Journal Check Vol.173(2025年11月01日号) 週1〜2日でも1日4,000歩以上歩くと死亡リスクが低下 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.172(2025年10月25日号) 男性と女性が好む理想の眉毛の形が判明! 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.171(2025年10月18日号) 死亡リスク低下に有効な運動時間とアルコール摂取量は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.170(2025年10月11日号) 厳しい子育ては子供のメンタルヘルスに悪影響を及ぼす? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.169(2025年10月4日号) 信頼関係を築くにはマスクを着けるべきか、取るべきか 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.168(2025年09月27日号) 賃貸マンション居住の日本人男性は心血管疾患による死亡率リスクが最も高い 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.167(2025年09月20日号) 平日睡眠不足でも、週末の適切な回復睡眠で認知症リスクは低下する 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.166(2025年09月13日号) 紫外線による皮膚の老化に対するカフェインの作用メカニズムが判明か 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.165(2025年09月06日号) 朝食抜きが健康に及ぼす長期的な影響は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.164(2025年08月30日号) 日本人におけるCKD進行リスクの高い「5つの職業」が判明 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.163(2025年08月23日号) スタジオジブリ作品やゼルダの伝説ブレワイが人生の幸福度に及ぼす影響が判明 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.162(2025年08月16日号) 男性の生殖能力は携帯電話/ノートPCの普及で低下したのか 他4本
週1〜2日でも1日4,000歩以上歩くと死亡リスクが低下 他4本≫ Journal Check Vol.173(2025年11月01日号)
週1〜2日でも1日4,000歩以上歩くと死亡リスクが低下 他4本≫ Journal Check Vol.173(2025年11月01日号)
週1〜2日でも1日4,000歩以上歩くと死亡リスクが低下 高齢女性1万人超を対象とした研究において、週1~2日、1日4,000歩以上を達成すると死亡率および心血管疾患のリスクが低下することが明らかとなった。生活パターンに関わらず、歩数が多ければ多いほど健康状態は良好であることが報告された。 Hamaya R, et al. Br J Sports Med. 2025 Oct 21. [Epub ahead of print] ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 医師の診療能力に影響を及ぼす健康状態が判明! 医師の診療能力に影響を与える健康状態を明らかになった。精神疾患と薬物/物質使用が半数を占め、次いで、神経学的状態、内科的疾患、アルコール使用、依存症、加齢、不器用状態、視力、聴力が続いた。 Roberts R, et al. Int J Qual Health Care. 2025 Oct 7. [Epub ahead of print] ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 日本の開業医と糖尿病専門医、糖尿病治療に違いはあるのか 2006年と2018年に実施された2つの全国調査のデータを用いて、日本の一般開業医と糖尿病専門医が治療した2型糖尿病患者の特徴と薬物療法の比較が行われた。 Arai K, et al. Diabetes Ther. 2025 Oct 18. [Epub ahead of print] ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 電力消費量モニタリングが認知機能低下スクリーニングに有用? 認知機能が低下した日本人高齢者は、冷房機器の使用が少なく、家電製品の使用量も少ない可能性がある。一人暮らしの高齢者における認知機能障害のスクリーニングに、日常的な家庭用電気機器の使用状況確認が有用である可能性が示唆された。 Nakagawa Y, et al. JMIR Form Res. 2025; 9: e71265. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む デジタルソーシャルロボットは日本人高齢者の孤独感軽減に寄与するのか 地域在住の日本人高齢者の孤独感を軽減するためのデジタルソーシャルロボット介入の有効性が評価された。その結果、情報通信技術の進歩は、地域社会における高齢者の孤独感を軽減し、幸福感を高める効果的なアプローチである可能性が示唆された。 Murayama H, et al. JMIR Aging. 2025; 8: e74422. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む ヒポクラへ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ Journal Check Vol.172(2025年10月25日号) 男性と女性が好む理想の眉毛の形が判明! 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.171(2025年10月18日号) 死亡リスク低下に有効な運動時間とアルコール摂取量は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.170(2025年10月11日号) 厳しい子育ては子供のメンタルヘルスに悪影響を及ぼす? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.169(2025年10月4日号) 信頼関係を築くにはマスクを着けるべきか、取るべきか 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.168(2025年09月27日号) 賃貸マンション居住の日本人男性は心血管疾患による死亡率リスクが最も高い 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.167(2025年09月20日号) 平日睡眠不足でも、週末の適切な回復睡眠で認知症リスクは低下する 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.166(2025年09月13日号) 紫外線による皮膚の老化に対するカフェインの作用メカニズムが判明か 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.165(2025年09月06日号) 朝食抜きが健康に及ぼす長期的な影響は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.164(2025年08月30日号) 日本人におけるCKD進行リスクの高い「5つの職業」が判明 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.163(2025年08月23日号) スタジオジブリ作品やゼルダの伝説ブレワイが人生の幸福度に及ぼす影響が判明 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.162(2025年08月16日号) 男性の生殖能力は携帯電話/ノートPCの普及で低下したのか 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.161(2025年08月09日号) 結局、1日何歩あるくべきなのか? 他4本
血小板増多で考えられる疾患と原因-見逃さないためのポイントと紹介の目安
血小板増多で考えられる疾患と原因-見逃さないためのポイントと紹介の目安
外来診療で日常的に行う血液検査のなかでも、血小板増多は見過ごされやすい一方で、臨床的に重要なサインとなることがあります。感染症や炎症など比較的頻繁に目にする症状から本態性血小板血症(ET)などの骨髄増殖性疾患や、悪性腫瘍の存在が隠れていることもあります。特にかかりつけ医にとっては、「臨床的にどこまで経過観察可能か」「疾患の鑑別をどのように行うか」が判断に迷うポイントです。本記事では、血小板増多に遭遇した際に想定すべき主な原因と臨床症状などについてまとめています。文責:株式会社エクスメディオ 記事監修:玉井 洋太郎先生(たまい内科クリニック院長/血ミル回答医) プロフィール◆経歴 2003年3月 - 聖マリアンナ医科大学 卒業 2003年4月~2005年3月 - 同愛記念病院 内科 2005年4月~2008年3月 - 静岡がんセンター 血液幹細胞移植科 2008年4月~2009年3月 - 国立国際医療センター 2009年4月~2013年3月 - 東京医科歯科大学大学院 卒業 2013年2月~ - 湘南鎌倉総合病院血液内科 2016年4月~ - 湘南鎌倉総合病院血液内科 血液内科医長 2018年1月~ - 湘南鎌倉総合病院血液内科 血液内科部長 2023年11月~ - 湘南鎌倉総合病院血液内科 血液内科主任部長 ◆資格・所属学会 【所属学会】 - 日本血液学会 - 日本内科学会 - 日本輸血・細胞治療学会 - 日本造血免疫細胞療法学会 - 日本臨床腫瘍学会 【資格】 - 日本血液学会専門医・指導医 - 日本内科学会認定医 - 日本輸血・細胞治療学会認定医 - 日本造血免疫細胞療法学会認定医 - 骨髄移植推進財団 移植調整医師 目次 血小板増多は“よくある異常値”だが見逃せない血小板増多の定義と分類反応性血小板増加症の原因と対応本態性血小板血症(ET)の診断と鑑別かかりつけ医が押さえておきたいポイント血小板増多傾向の患者さん対応に迷ったら「血ミル」 血小板増多は“よくある異常値”だが見逃せない健診や外来で「血小板が高め」な患者さんは珍しくありません。感染症や炎症、鉄欠乏などによる一過性の反応性増加が多く、つい「様子見」で済ませてしまいがちです。しかし、血小板増多の背後には、本態性血小板血症(ET)などの骨髄増殖性腫瘍や、悪性腫瘍の存在が隠れていることもあります。特に、血小板数が45万/μLを超えて持続する場合や、他の血球異常を伴う場合は注意が必要です。血小板増多は“よくある異常値”だからこそ、見逃されやすい一方で、重大な疾患の初発所見である可能性もあるため、冷静な鑑別と適切なタイミングでの精査が求められます。 経験豊富な血液内科専門医へ相談してみませんか?※本サービスは医師の方のみご利用いただけます 血小板増多の定義と分類血小板数が45万/μLを超える場合、臨床的には「血小板増多」と判断されます。健診や外来で偶然発見されることも多く、つい軽視されがちですが、背景に骨髄増殖性疾患や悪性腫瘍などの重篤な病態が潜んでいる可能性もあるため、慎重な対応が求められます。血小板増多は、以下の2つに大別されます。 ① 反応性(二次性)血小板増加症炎症、感染症、外傷、術後、鉄欠乏性貧血、脾摘後、さらには悪性腫瘍(特に肺・消化器・婦人科領域)などが原因となることがあります。これらは一過性であることが多く、原疾患の治療により血小板数が自然に改善するケースも少なくありません。 ② 腫瘍性(一次性)血小板増加症代表的なのが本態性血小板血症(Essential Thrombocythemia:ET)で、骨髄増殖性腫瘍(MPN)の一病型です。持続的な血小板高値や他の血球異常を伴う場合は腫瘍性を疑い、JAK2、CALR、MPL変異の有無や骨髄所見の評価が診断の鍵となります。 血小板増多は「よくある異常値」だからこそ見逃されやすい一方で、反応性か腫瘍性かの鑑別が診療の質を左右します。背景疾患の可能性を常に意識し、必要に応じて血液内科との連携を図ることが重要です。 反応性血小板増加症の原因と対応 血小板増多の多くは、反応性(二次性)血小板増加症によるものです。これは骨髄の腫瘍性疾患ではなく、生理的または病的な刺激に対する一過性の反応として生じるものであり、背景疾患の把握と経過観察が重要です。 ◆主な原因 症状 疑われる疾患 急性・慢性炎症 感染症(肺炎、尿路感染など)、膠原病など 鉄欠乏性貧血 特に若年女性や消化管出血を伴う症例で頻度が高い 外傷・術後 組織損傷に伴う一過性の反応 脾摘後 血小板の貯留・破壊が減少するため 悪性腫瘍 特に消化器系、肺、婦人科系腫瘍ではサイトカイン刺激による血小板増加がみられる ◆対応のポイント反応性血小板増加症では、まず原因疾患の特定と治療が最優先です。血小板数が高値でも、症状がなければ経過観察で十分なケースが多く、血小板数そのものを直接下げる治療は通常不要です。ただし、以下のようなケースでは慎重な対応が求められます。血小板数が極端に高値(>100万/μL):後天性von Willebrand病による出血傾向のリスクあり血栓症の既往がある場合:低用量アスピリンの使用を検討悪性腫瘍が疑われる場合:画像検査や腫瘍マーカーによる追加評価が必要反応性か腫瘍性かの鑑別が困難な場合や、血小板数が持続的に高値を示す場合は、血液内科への紹介を検討すべきタイミングです。その際、貧血がなくても鉄とフェリチンが低下していないことは確認しておくと良いです。 血液内科への紹介のタイミングに悩んだら血ミル! 本態性血小板血症(ET)の診断と鑑別本態性血小板血症(Essential Thrombocythemia:ET)は、骨髄増殖性腫瘍(MPN)の一病型であり、持続的な血小板増多を呈する慢性疾患です。反応性血小板増加症とは異なり、血栓症や出血のリスクが高く、早期診断とリスク評価が重要です。 WHO2016診断基準(要約)ETの診断には、以下の主要項目すべてと副項目のうち少なくとも1つを満たす必要があります。 【主要項目】・ 血小板数 ≥ 45万/μLが持続・ 骨髄生検で巨核球の増加と異形成(他の系統は正常)・ BCR-ABL陰性、PV・PMFなど他のMPNを除外・ JAK2、CALR、MPL遺伝子変異のいずれか陽性 【副項目】・ 鉄欠乏、炎症、悪性腫瘍など他の原因による血小板増加が除外されている 鑑別のポイント1. 反応性血小板増加症との鑑別が最重要。特に鉄欠乏性貧血や悪性腫瘍による高値との区別は臨床上しばしば難しい2. JAK2 V617F変異はETの約半数に認められ、診断の大きな手がかりとなる3. 骨髄検査の実施は、血小板数の持続性や他の血球異常の有無を踏まえて慎重に判断する かかりつけ医が押さえておきたいポイント血小板増多は日常診療でよく遭遇する異常値ですが、反応性か腫瘍性かの鑑別が診療の質を左右します。一過性の高値であっても、持続性や他の血球異常を伴う場合は精査が必要です。反応性血小板増加症では、感染、炎症、鉄欠乏、悪性腫瘍などの背景疾患を丁寧に評価することが基本です。一方、血小板数が50万/μL以上で持続する場合や、血栓症の既往・症状(頭痛、視覚異常など)がある場合は、腫瘍性疾患の可能性を念頭に置き、早期に血液内科への紹介を検討することが望まれます。本態性血小板血症(ET)を疑う場合は、JAK2/CALR/MPL変異の有無や骨髄所見の確認が診断の鍵となります。「血小板高値=経過観察」ではなく、背景疾患の見極めと適切なタイミングでの精査が重要です。なお、鑑別に迷う場合や紹介前の相談には、血液内科専門医にオンラインで相談できる「血ミル」などのツールを活用するのも有効です。 血ミルで無料で相談してみる 血小板増多傾向の患者さん対応に迷ったら「血ミル」 血小板増多は大きく「反応性」と「腫瘍性」に分かれます。よくある異常値ですが、注意してみておきたいですね。増多傾向が気になる場合は、血液内科専門医へ紹介することも必要でしょう。紹介する前や、少し悩ましい血算値がありましたら、ぜひ「血ミル」をご活用ください。紹介するよりも気軽に使えるサービスです。オンラインコンサルトの機能で、フォームより血算値などを入力するだけで、血液内科専門医に無料相談ができます。紹介するかどうかの基準に迷われた方など、ぜひお役立てください。 今すぐ会員登録して相談※ヒポクラは医師限定サービスです。一般の方のご利用はできません。
男性と女性が好む理想の眉毛の形が判明! 他4本≫ Journal Check Vol.172(2025年10月25日号)
男性と女性が好む理想の眉毛の形が判明! 他4本≫ Journal Check Vol.172(2025年10月25日号)
男性と女性が好む理想の眉毛の形が判明!〜東アジア人調査 眉毛は顔の美観と感情表現において重要な役割を果たす。では、人々はどのような眉毛の形を好んでいるのか?東アジア人を対象とした調査により、男性と女性における好まれる眉毛の形が明らかとなった。 Li H, et al. Aesthetic Plast Surg. 2025 Oct 9. [Epub ahead of print] ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 週末だけの運動でも健康に良い影響があるのか? 時間に制約のある人にとって週末だけの運動は、毎日の運動の実用的な代替手段となりうるのか?運動パターンが死亡率、代謝性疾患、メンタルヘルスなどの健康アウトカムに及ぼす影響を明らかにするため、システマティックレビューおよびメタ解析が実施された。 Kim YS, et al. Public Health. 2025 Oct 8. [Epub ahead of print] ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 美容目的でのボツリヌス注射、心理状態にどのような影響を及ぼすのか 頭部や顔面の美容処置は、治療を受けた人の心理状態に影響を与える可能性がある。実際に顔面の美容目的でのボツリヌス注射を受けた人における、幸福感、抑うつ、不安のレベルが調査された。 Suljagic O, et al. Med Glas (Zenica). 2025; 22: 325-329. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 肌の美白や若返りに対する再生医療、その有用性は? 肌の老化、色素沈着、シワはQOLに大きな影響を与えるため、効果的な若返りと美白治療への需要が高まっている。従来の治療法では限界があり、より侵襲性の低い新しい治療法の探求が求められていた。 Jafarzadeh A, et al. Stem Cell Res Ther. 2025; 16: 513. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 「若々しい声だね」と言われるために必要な要因とは 東京都健康長寿医療センターの小島 成実氏らは、日本人高齢者を対象に本調査を実施し、声の若々しさは、頻繁な社会的交流と良好な精神的健康と独立して関連していることを報告した。 Kojima N, et al. J Voice. 2025 Sep 29. [Epub ahead of print] ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む ヒポクラへ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ Journal Check Vol.171(2025年10月18日号) 死亡リスク低下に有効な運動時間とアルコール摂取量は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.170(2025年10月11日号) 厳しい子育ては子供のメンタルヘルスに悪影響を及ぼす? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.169(2025年10月4日号) 信頼関係を築くにはマスクを着けるべきか、取るべきか 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.168(2025年09月27日号) 賃貸マンション居住の日本人男性は心血管疾患による死亡率リスクが最も高い 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.167(2025年09月20日号) 平日睡眠不足でも、週末の適切な回復睡眠で認知症リスクは低下する 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.166(2025年09月13日号) 紫外線による皮膚の老化に対するカフェインの作用メカニズムが判明か 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.165(2025年09月06日号) 朝食抜きが健康に及ぼす長期的な影響は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.164(2025年08月30日号) 日本人におけるCKD進行リスクの高い「5つの職業」が判明 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.163(2025年08月23日号) スタジオジブリ作品やゼルダの伝説ブレワイが人生の幸福度に及ぼす影響が判明 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.162(2025年08月16日号) 男性の生殖能力は携帯電話/ノートPCの普及で低下したのか 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.161(2025年08月09日号) 結局、1日何歩あるくべきなのか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.160(2025年08月02日号) 幼少期の運動は寿命を伸ばすか? 他4本
死亡リスク低下に有効な運動時間とアルコール摂取量は? 他4本≫ Journal Check Vol.171(2025年10月18日号)
死亡リスク低下に有効な運動時間とアルコール摂取量は? 他4本≫ Journal Check Vol.171(2025年10月18日号)
死亡リスク低下に有効な運動時間とアルコール摂取量は? 中程度以上の身体活動を週150分以上と週15.4杯未満のアルコール摂取において、死亡率の最も大きい低下が認められた。身体活動が週150分未満であってもアルコール摂取が少量であれば、同等の生存率改善が認められた。 Zhang S, et al. Front Nutr. 2025: 12: 1616561. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 脊椎の健康を改善する最適な運動プログラムは 運動療法は、疼痛緩和、頸椎機能障害の改善、腰椎機能障害の改善、脊柱側弯症の矯正に有効であった。また、10~30分の介入を週3~4回、10~20週間継続して実施することが理想的な運動計画であることが示唆された。 Li Z, et al. Front Sports Act Living. 2025: 7: 1614906. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 高齢者の定期検査に歩行テストを組み込むべき 歩行速度は、高齢者の虚弱、障害、認知症、嚥下障害のリスク上昇に関連する独立した予測因子であり、プライマリケア病院の高齢者に対して6分間歩行テストを定期検査として推奨すべきであることが報告された。 He X, et al. Sci Rep. 2025; 15: 34512. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 乳がんサバイバー、レジスタンス運動を1回行うだけで再発リスク低下 乳がんサバイバーにおいて、レジスタンス運動または高強度インターバルトレーニングを1回行うだけで、抗がん作用のあるミオカインレベルが上昇し、in vitroでMDA-MB-231細胞の増殖が抑制され、再発リスクの低下に寄与する可能性が示された。 Bettariga F, et al. Breast Cancer Res Treat. 2025; 213: 171-180. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 小児/思春期の抑うつ症状に対する身体活動介入の有効性は 小児および思春期の抑うつ症状改善に最も効果的であった身体活動は、混合プログラムと高強度身体活動介入であり、4~8週間、週4回以上、30分以内の単回セッションのプログラムを行うことで、望ましいアウトカムが得られる可能性がある。 Ma S, et al. Int J Behav Med. 2025 Sep 23. [Epub ahead of print] ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む ヒポクラへ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ Journal Check Vol.170(2025年10月11日号) 厳しい子育ては子供のメンタルヘルスに悪影響を及ぼす? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.169(2025年10月4日号) 信頼関係を築くにはマスクを着けるべきか、取るべきか 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.168(2025年09月27日号) 賃貸マンション居住の日本人男性は心血管疾患による死亡率リスクが最も高い 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.167(2025年09月20日号) 平日睡眠不足でも、週末の適切な回復睡眠で認知症リスクは低下する 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.166(2025年09月13日号) 紫外線による皮膚の老化に対するカフェインの作用メカニズムが判明か 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.165(2025年09月06日号) 朝食抜きが健康に及ぼす長期的な影響は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.164(2025年08月30日号) 日本人におけるCKD進行リスクの高い「5つの職業」が判明 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.163(2025年08月23日号) スタジオジブリ作品やゼルダの伝説ブレワイが人生の幸福度に及ぼす影響が判明 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.162(2025年08月16日号) 男性の生殖能力は携帯電話/ノートPCの普及で低下したのか 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.161(2025年08月09日号) 結局、1日何歩あるくべきなのか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.160(2025年08月02日号) 幼少期の運動は寿命を伸ばすか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.159(2025年07月26日号) 仕事中にちょっとお茶を飲むだけでパフォーマンスが向上 他4本
厳しい子育ては子供のメンタルヘルスに悪影響を及ぼす? 他4本≫ Journal Check Vol.170(2025年10月11日号)
厳しい子育ては子供のメンタルヘルスに悪影響を及ぼす? 他4本≫ Journal Check Vol.170(2025年10月11日号)
厳しい子育ては子供のメンタルヘルスに悪影響を及ぼす? 思春期での厳しい子育てと睡眠障害との相互作用は、成人期初期の抑うつ症状を予測する可能性が示唆された。とくに、睡眠障害は、思春期における父親の厳しい子育てと成人期初期の抑うつ症状との関連を悪化させることが明らかになった。 Kelly RJ, et al. Sleep Health. 2025 Sep 17. [Epub ahead of print] ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 思春期のSNS利用に関する問題、何歳までに家庭内ルールを設けるべきか インターネットの利用ルールを設定することは、思春期初期におけるSNS利用における問題行動の発症を予防できる可能性が示唆された。しかし、15.7歳以降では逆効果となる可能性があることが報告された。 Geurts S, et al. J Med Internet Res. 2025: 27: e64252. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 夜勤と日勤で片頭痛の頻度に違いはあるのか 本研究は、仕事に関連する心理社会的ストレス要因と身体的負担を考慮し、夜勤勤務時の頭痛有病率を日勤勤務と比較した初めての研究である。検討の結果、夜勤勤務者における頭痛の主な要因は、夜勤に関連した概日リズムのずれである可能性が示唆された。 Harmsen R, et al. Headache. 2025; 65: 1554-1564. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 余暇のスクリーンタイムと発達障害リスクとの関連性は? メンデルランダム化解析により、余暇のスクリーンタイムと発達障害リスクとの潜在的な因果関係を調査したところ、スクリーンタイム増加の遺伝的素因がADHDリスク低下および知的障害リスク上昇と関連している可能性が示唆された。 Cai C, et al. Brain Behav. 2025; 15: e70884. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 屋内ロッククライミング/ボルダリングが抑うつ症状軽減に有効 うつ病治療では、心理療法、認知行動療法、抗うつ薬治療に加え、運動療法も推奨されている。近年、ロッククライミングがマインドフルネスを促進する可能性など、独自の特性を持つことが明らかになり、有望な治療法として注目されていた。 Larsson R, et al. BMC Psychiatry. 2025; 25: 858. ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む ヒポクラへ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ Journal Check Vol.169(2025年10月4日号) 信頼関係を築くにはマスクを着けるべきか、取るべきか 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.168(2025年09月27日号) 賃貸マンション居住の日本人男性は心血管疾患による死亡率リスクが最も高い 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.167(2025年09月20日号) 平日睡眠不足でも、週末の適切な回復睡眠で認知症リスクは低下する 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.166(2025年09月13日号) 紫外線による皮膚の老化に対するカフェインの作用メカニズムが判明か 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.165(2025年09月06日号) 朝食抜きが健康に及ぼす長期的な影響は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.164(2025年08月30日号) 日本人におけるCKD進行リスクの高い「5つの職業」が判明 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.163(2025年08月23日号) スタジオジブリ作品やゼルダの伝説ブレワイが人生の幸福度に及ぼす影響が判明 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.162(2025年08月16日号) 男性の生殖能力は携帯電話/ノートPCの普及で低下したのか 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.161(2025年08月09日号) 結局、1日何歩あるくべきなのか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.160(2025年08月02日号) 幼少期の運動は寿命を伸ばすか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.159(2025年07月26日号) 仕事中にちょっとお茶を飲むだけでパフォーマンスが向上 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.158(2025年07月19日号) 逆に有害となるランニング距離が判明! 他4本
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