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7月までの合計寄付金額を発表!【ヒポクラ × マイナビ 寄付プロジェクト】
7月までの合計寄付金額を発表!【ヒポクラ × マイナビ 寄付プロジェクト】
いつも『ヒポクラ × マイナビ 寄付プロジェクト』を支えてくださってありがとうございます。 臨床力とモチベーションを向上させるオンライン医局®︎『ヒポクラ × マイナビ』のご利用状況と当プロジェクト公式twitterなどの応援数に応じて日本骨髄バンクへ寄付させていただく当プロジェクトですが、7月31日までに75,018円が集まったことをご報告いたします。 2023年7月までの寄付総額 75,018円 (7月中の寄付総額11,910円) 毎月の継続的な応援が大きな支えになります。 2024年3月末以降に公益財団法人日本骨髄バンクへ寄付させていただきます。 https://www.jmdp.or.jp/ ※本プロジェクトの寄付金は、株式会社エクスメディオの企業活動収益の一部を寄付させていただくものであり、ヒポクラ × マイナビ利用者の先生方や一般の方々から寄付金を募る取り組みではございません。 寄付プロジェクトの概要、寄付の対象アクションは特設ページをご覧ください。 https://hpcr.jp/topic/plus/hpcr_h_donation 血液内科 Pro 寄付プロジェクトをtwitterで応援する ヒポクラ × マイナビの会員になる(医師専用) 担当者からのお礼 当プロジェクトは、医療の発展に寄与し、血液内科の疾患を治療されている患者さんやそのご家族を微力ながら支援させていただくことを目的に始まりました。 7月は元血液内科看護師ふみが弊社に入社したことで、【血内あるある】のtwitter連載もスタートしました。 血液内科の先生方や看護師の方々が共感できるコンテンツとなりましたら幸いです。 また『ヒポクラ × マイナビ 血液内科 Pro』では、注目の投稿キャンペーンを実施して、多くの方にご参加いただきましてありがとうございます。 今後も血液内科、呼吸器内科・外科、消化器内科・外科の先生方の活動とその発展に寄与し、血液内科の疾患を治療されている患者さんやそのご家族を微力ながらご支援できれば幸いです。 引き続き応援のほどよろしくお願い申し上げます。 『ヒポクラ × マイナビ』寄付プロジェクトとは 株式会社エクスメディオは「テクノロジーの力で、 世界の健康寿命を5年延ばす」というミッションのもと、 全ての企業活動が、 患者さんの重症化防止の一助となり、 健康寿命の延伸を実現していくことを目指しています。 ミッションを実現する一つのアプローチとして、『ヒポクラ × マイナビ』という場を、 全国の医師の先生方と共につくり、 育てています。 このたび、その活動を一層強化するために、『ヒポクラ × マイナビ』の利用や応援等に応じて、日本骨髄バンクへ寄付させていただくプロジェクトを開始いたします。 本プロジェクトを通して医療の発展に寄与し、血液内科の疾患を治療されている患者さんやそのご家族を微力ながらご支援できれば幸いです。 ※なお、 本プロジェクトの寄付金は、 エクスメディオの企業活動収益の一部を寄付させていただくものであり、 ヒポクラ × マイナビ利用者の先生方や一般の方々から寄付金を募る取り組みではございません。 『ヒポクラ × マイナビ』とは? 6万6000人の会員医師が交流し、臨床力とモチベーションを向上させるオンライン医局®︎です。 ガイドラインや教科書では解決できない患者さんの背景に沿った診療の相談や、キャリアの相談などを全国の医師に匿名で相談できるサービスとしてご利用いただいております。
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.60(2023年8月3日号)
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.60(2023年8月3日号)
毎日わずか〇分の高強度運動でがん予防!? 高強度の身体活動(VPA)は、がん予防のための身体活動を達成するうえで時間効率の良い方法だが、従来の運動法による長時間のVPAに魅力を感じる人は少ない。著者らは、デバイスで測定された高強度で断続的な日常生活上の身体活動(VILPA)とがん発生との用量反応関連を評価し、最大減少の50%のリスク低下に必要な最小VILPA時間を推定した。JAMA Oncology誌オンライン版2023年7月27日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む GABA摂取で本当に血糖値は下がる? γ-アミノ酪酸(GABA)は、主に内因的に生成される神経伝達物質として知られているが、トマトや発酵食品などの食事からのGABA摂取もかなりの量となる。げっ歯類モデルの研究では、グルコースの恒常性と心血管の健康に対する経口GABA補給の有益な効果が示されているが、ヒトにおいては明らかでない。著者らは、2型糖尿病発症リスクがある成人の経口GABA摂取がグルコース恒常性を改善できるかどうかを調査した。The American Journal of Clinical Nutrition誌オンライン版2023年7月24日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む ICUにおける新たな指標 CRSR-FASTの有用度は? 集中治療室における重度の外傷性脳損傷患者の意識状態を検出するために、意識障害スケールCRS-Rの短縮版であるCRSR-FAST(CRS-R For Accelerated Standardized Testing)を開発し、妥当性を検証した。Annals of Neurology誌オンライン版2023年7月24日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 結局、オメガ3摂取で心房細動リスクは増加する?しない? オメガ3脂肪酸と心房細動の関係は依然として議論の余地がある。 著者らは、17の前向きコホート研究を利用し、EPA、DPA、DHAの血中または脂肪組織レベルと心房細動発生との関連性について検討した。Journal of The American College of Cardiology誌2023年7月25日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 乳がんは、〇〇期に最初の遺伝子変異が起きている!? 正常組織内の遺伝子変異を有するクローンの1つまたは複数が最終的にがんに進化する前に、どのような追加のドライバーイベントがどのような順序でおこるかについては、まだ知識が不足している。著者らは、がんと非がん病変から採取した複数の顕微解剖サンプルの系統解析を行い、乳がんの約20%に見られるドライバー変異であるder(1;16)を有する乳がんの発生過程を調べた。Nature誌オンライン版2023年7月26日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.59(2023年7月27日号) 週末のみ vs 毎日運動、心血管リスク軽減にはどちらが有効か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.58(2023年7月20日号) 糞便移植で失われた筋肉を取り戻す!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.57(2023年7月13日号) スマートウォッチで7年先のパーキンソン病を発見できる!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.56(2023年7月06日号) ”孤独感”が心血管疾患リスクを上げる!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.55(2023年6月29日号) 60歳以上の男性は、含硫アミノ酸摂取をもっと意識すべき!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.54(2023年6月22日号) リバウンドには抗えないのか…? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.53(2023年6月15日号) タウリンが健康寿命の鍵!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.52(2023年6月8日号) アルツハイマー病の新たな血液バイオマーカー? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.51(2023年6月1日号) 2型糖尿病患者が運動をするのに最適な時間帯は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.50(2023年5月25日号) 重度脱水には生理食塩水か?乳酸リンゲル液か? ≫その他4本
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.59(2023年7月27日号)
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.59(2023年7月27日号)
週末のみ vs 毎日運動、心血管リスク軽減にはどちらが有効か? ガイドラインでは、健康のために、週150分以上の中等度~激しい身体活動(MVPA)を推奨しているが、短期間での集中した活動と、より均等に分散した活動との相対的な効果は不明である。著者らは、英国バイオバンクの加速度計ベースの身体活動データにより、週末のみの運動(1~2日間でほとんどのMVPAを達成)とMVPAが分散された運動パターンとで、心血管イベント発生リスクが変化するかを検討した。JAMA誌2023年7月18日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 誤診は、5疾患で4割を占める!? 誤診は世界中で予防可能な重大な被害を引き起こしているが、誤診による総負担の見積もりは不足している。著者らは以前に、主要な疾患カテゴリーにおける誤診と重大な被害率を推定し、臨床専門家と妥当な範囲を検証した。今回、これまでの結果と疾病発生率の厳密な推定値を組み合わせることにより、米国における重大な誤診関連の被害(永続的な罹患率、死亡率)の年間負担を推定した。BMJ Quality & Safety誌オンライン版2023年7月17日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 認知症早期発見には、〇覚検査!? α-シヌクレイン凝集体はレビー小体(LB)病の病変を構成しているが、発症前におけるLB病変(単独、またはアルツハイマー病病変(Aβおよびタウ)と併存)の影響についてはほとんど知られていない。著者らは、認知的・神経学的に障害のない参加者を対象に、脳脊髄液α-シヌクレインシード増幅アッセイを使用して、LB病変の影響を調べた。Nature Medicine誌オンライン版2023年7月18日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 低リスク患者に対するペニシリンの直接経口チャレンジは安全かつ効果的? "ペニシリンアレルギー"の患者のうち、本当にアレルギーがあるのは5%未満である。真偽を確かめるための標準治療は、皮膚テスト(プリックテストおよび皮内テスト)とそれに続くペニシリンの経口チャレンジであるが、皮膚テストには課題がある。著者らは、低リスクのペニシリンアレルギー患者を対象に、ペニシリンの直接経口チャレンジと標準治療との多施設国際共同平行二群非劣性非盲検ランダム化化臨床試験を行った。JAMA Internal Medicine誌オンライン版2023年7月17日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 補聴器で、認知機能低下を抑制できるのはどのような集団? 難聴は、高齢者における認知機能低下と認知症発症に関連している。著者らは、聴覚介入によって、難聴のある認知的に健康な高齢者の認知機能低下を抑制できるかどうかを調査するために、3年間にわたる多施設共同ランダム化比較試験を行った。Lancet誌オンライン版2023年7月17日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.58(2023年7月20日号) 糞便移植で失われた筋肉を取り戻す!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.57(2023年7月13日号) スマートウォッチで7年先のパーキンソン病を発見できる!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.56(2023年7月06日号) ”孤独感”が心血管疾患リスクを上げる!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.55(2023年6月29日号) 60歳以上の男性は、含硫アミノ酸摂取をもっと意識すべき!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.54(2023年6月22日号) リバウンドには抗えないのか…? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.53(2023年6月15日号) タウリンが健康寿命の鍵!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.52(2023年6月8日号) アルツハイマー病の新たな血液バイオマーカー? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.51(2023年6月1日号) 2型糖尿病患者が運動をするのに最適な時間帯は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.50(2023年5月25日号) 重度脱水には生理食塩水か?乳酸リンゲル液か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.49(2023年5月18日号) 腸内細菌叢を探るなら便ではなく.. ≫その他4本
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.58(2023年7月20日号)
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.58(2023年7月20日号)
糞便移植で失われた筋肉を取り戻す!? 腸内微生物叢は、「腸-筋肉」軸を介してサルコペニアの発症に重要な役割を果たしており、プロバイオティクスはサルコペニアの治療戦略となる可能性がある。著者らは、加齢に伴うサルコペニアに対する「若いドナーからの糞便微生物叢移植」の効果とメカニズムを調査するために、若齢(12週)または高齢(88週)ドナーラットの糞便微生物叢を、高齢のレシピエントラットに8週間移植した。Journal of Cachexia, Sarcopenia and Muscle誌オンライン版2023年7月13日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 雌マウスでもカロリー制限と絶食時間延長は老化防止に有効? 雄マウスでは、カロリー制限(CR)と時間制限給餌(TRF)における絶食時間の延長が健康に好影響を及ぼすというエビデンスがあるが、雌マウスについてはよくわかっていない。著者らは、生後14カ月の雌マウスを、異なる摂食時間帯を設けたCRまたはTRFいずれかの5つの食餌療法に割り当て、これらの食餌療法が生理学的反応、新生物および炎症性疾患の進行、血清代謝産物レベル、および寿命に及ぼす影響を調べた。Cell Metabolism誌2023年7月11日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む SGLT2阻害は、本当に骨折リスクを高めるのか? SGLT2阻害と、骨密度(BMD)、骨粗鬆症、および骨折リスクとの因果関係を遺伝学的に評価するために、骨粗鬆症の遺伝因子(GEFOS)コンソーシアム、FinnGen研究、英国バイオバンクのデータを使用して、メンデルランダム化および遺伝的関連解析を行った。Journal of Bone and Mineral Research誌オンライン版2023年7月12日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む ビフィズス菌で肝がん予防!? 最近の研究では、非アルコール性脂肪性肝疾患関連肝細胞がん(NAFLD-HCC)における腸内マイクロバイオームと代謝産物の役割が強調されている。著者らは、NAFLD-HCCの新規予防法として特定の有益な細菌種を調査するために、対照マウスと比較してNAFLD-HCCマウスの便サンプル中で最も枯渇している細菌の探索と、それを経口摂取した場合の効果を調べた。Journal of Hepatology誌オンライン版2023年7月15日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 血漿脂質とアルコール摂取頻度が、変形性関節症のリスク因子!? 血漿脂質とアルコール摂取頻度は、変形性関節症(OA)のリスクと関連していることが報告されているが、これらがOAの発症に関与しているかどうかはまだ決定的ではない。著者らは、TC、TG、LDL、アルコール摂取頻度が、OAの発症に寄与しているかについて、メンデルランダム化解析により検討した。BMC Public Health誌2023年7月11日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.57(2023年7月13日号) スマートウォッチで7年先のパーキンソン病を発見できる!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.56(2023年7月06日号) ”孤独感”が心血管疾患リスクを上げる!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.55(2023年6月29日号) 60歳以上の男性は、含硫アミノ酸摂取をもっと意識すべき!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.54(2023年6月22日号) リバウンドには抗えないのか…? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.53(2023年6月15日号) タウリンが健康寿命の鍵!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.52(2023年6月8日号) アルツハイマー病の新たな血液バイオマーカー? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.51(2023年6月1日号) 2型糖尿病患者が運動をするのに最適な時間帯は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.50(2023年5月25日号) 重度脱水には生理食塩水か?乳酸リンゲル液か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.49(2023年5月18日号) 腸内細菌叢を探るなら便ではなく.. ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.48(2023年5月11日号) 間食にはアーモンド?ビスケット? ≫その他4本
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.57(2023年7月13日号)
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.57(2023年7月13日号)
スマートウォッチで7年先のパーキンソン病を発見できる!? パーキンソン病は進行性の神経変性疾患であり、潜伏期が長く、現在のところdisease-modifying treatments(疾患の根本的原因を標的とし、疾患の発症や進行を遅らせる治療法)はない。また、神経保護治療薬の開発を大きく変える可能性のある信頼性の高い予測バイオマーカーは、まだ同定されていない。著者らは、UK Biobankを用いて、一般集団における前駆期パーキンソン病の同定に加速度計データが使用できないかを検討した。Nature Medicine誌オンライン版2023年7月3日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む どんなに運動をしても睡眠不足で台無し!? 身体活動と睡眠は認知機能と認知症リスクに関連する重要な因子である。身体活動と睡眠がどのように相互作用して認知機能に影響を及ぼすかについては十分に検討されていない。著者らは、身体活動量と睡眠時間の組み合わせと、10年間にわたる認知機能の軌跡との関連を調査した。The Lancet Healthy Longevity誌2023年7月号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 25万人を調べて分かった、本当に心血管疾患リスクを減らす6つの食品は? 大規模な疫学研究であるPURE研究のデータを使用して、6つの食品(果物、野菜、ナッツ類、豆類、魚類、乳製品:主に全脂肪)に基づいた健康的な食事スコアを作成し、このスコアについて、80カ国の24万5000人を対象に、心血管疾患リスクや死亡率との関連を分析した。European Heart Journal誌オンライン版2023年7月6日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 筋力・筋肥大が最大となる筋トレ手法は? レジスタンストレーニング処方(RTx)の変数(負荷、セット、頻度)の異なる組み合わせが、筋力と筋肥大にどのように影響するかを明らかにするために、システマティックレビューとベイジアンネットワークメタ解析を行った。British Journal of Sports Medicine誌オンライン版2023年7月6日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む グルコサミンで心不全発症リスク低下? グルコサミンの定期的摂取と心不全との関連を評価し、それが関連する心血管疾患によって媒介されるかどうかを検討するために、UK Biobankコホート研究からの47万9,650人を対象にメンデルランダム化分析を行った。Mayo Clinic Proceedings誌オンライン版2023年7月6日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.56(2023年7月06日号) ”孤独感”が心血管疾患リスクを上げる!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.55(2023年6月29日号) 60歳以上の男性は、含硫アミノ酸摂取をもっと意識すべき!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.54(2023年6月22日号) リバウンドには抗えないのか…? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.53(2023年6月15日号) タウリンが健康寿命の鍵!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.52(2023年6月8日号) アルツハイマー病の新たな血液バイオマーカー? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.51(2023年6月1日号) 2型糖尿病患者が運動をするのに最適な時間帯は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.50(2023年5月25日号) 重度脱水には生理食塩水か?乳酸リンゲル液か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.49(2023年5月18日号) 腸内細菌叢を探るなら便ではなく.. ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.48(2023年5月11日号) 間食にはアーモンド?ビスケット? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.47(2023年4月27日号) 骨粗鬆症治療薬デノスマブが糖尿病リスクを減らす? ≫その他4本
『特定の遺伝子異常を有するAML』教科書には書いていない血球の目視分類解説③
『特定の遺伝子異常を有するAML』教科書には書いていない血球の目視分類解説③
今回の企画では、血液内科専門医の先生方が知っておきたい、けど教科書には載っていない…そんな血球の目視分類のポイントについて、国立病院機構九州がんセンター 臨床検査科技師長 牟田 正一先生 に解説いただき、その解説の中で気になるポイントを 大阪国際がんセンター 血液内科副部長 藤 重夫先生 にお伺いしました!第3回目は、『特定の遺伝子異常を有するAML』についてです。ご存知のとおり、急性骨髄性白血病(acute myeloid leukemia:AML)の病型分類では、白血病細胞の染色体核型・遺伝子変異解析が必要ですが、今回は、特定の遺伝子異常を有するAMLの中でも、特徴的な形態像を有するAMLを例示していきます。さっそく、みていきましょう! AML t(8;21)(q22;q22);RUNX1-RUNX1T1 まず、AML t(8;21)(q22;q22);RUNX1-RUNX1T1の特徴的な形態像についてです。スライドに示すような部分が特徴であり、形態診断時のポイントとなります。藤先生 :細胞の辺縁が好塩基性に染まるのは、何らかのメカニズム的な理由はあるのでしょうか?牟田先生:その理由は不明瞭ですね…ただ、他にはみられない特徴、となっています。藤先生 :顆粒減少やアウエル小体を見る上で、注視するポイントはどこでしょうか?牟田先生:スライド中の上段中央の画像を少し拡大して掲示します。アウエル小体は写真のようにやや長く2~3本が束になっていたり、核に突き刺さるような形状に見えます。顆粒減少の基準は研究グループによって異なりますが、全体の70-80%程度顆粒が減少していると低顆粒と判定します。牟田先生:AML t(8;21)(q22;q22)の血液学的特徴として、スライドに示す12項目が挙げられます。藤先生 :項目を掲示頂きありがとうございます。この項目のうち、『4)成熟好中球に核の形態異常や異常顆粒がある』というのは、異形成によるものか、MDS関連か、と聞かれることがあります。AML t(8;21)(q22;q22);RUNX1-RUNX1T1の場合には、MDS関連は別物と考え、多少異形成が示されても、それはAML t(8;21)~の特徴であると理解していいものでしょうか。牟田先生:おっしゃる通り、MDSはまた別の話になりますので、藤先生のご理解の通りで宜しいかと思います。ただし、MDSの既往がある場合は、MDS時の異形成と比較して観察することが必要です。AML t(8;21)(q22;q22);RUNX1-RUNX1T1は、経験を重ねた技師の方であれば経験則的に鑑別できることが多いと思われます。では、他の類型についても見ていきましょう。 AML inv(16)(p13.1q22);CBFβ-MYH11 Point:急性骨髄性単球性白血病の形態所見に加えて、異常好酸球の増加が特徴的です。 AML t(9;11)(q21.3;q23.3);KMT2A-MLLT3 Point:t(9;11)(q21.3;q23.3)を有するAMLは、急性単球性白血病によく見られます。 AML with t(6;9)(p23;q34);DEK-NUP214 Point:好塩基球が増加していることがあるため、白血病で好塩基球が目立つようなことがあれば疑うようにすべきです。 AML with t(6;9)(p23;34.1);DEK-NUP214について、症例を3例提示します。 特徴として、年齢が若い、しばしば好塩基球の増加と、多血球系の異形成がみられます。 AML with inv(3)(q21.3q26.2) or t(3;3)(q21.3;q26.2);GATA2,MECOM 多血球系の異形成が見られ、特に巨核球系の異形成が著明にみられます。また、白血病にも関わらず、血小板が正常または増えていることなどが特徴です。そのため、白血病なのに血小板が多いときにまず疑うべき疾患です。 牟田先生:特定の遺伝子異常を有するAMLは遺伝子検査で診断されますが、中には特徴的な形態所見を有しているAMLが存在します。造血器腫瘍は遺伝子検査やフローサイトメトリー検査で確定診断されますが、形態検査は早期診断・治療効果判定・経済的効果などに貢献できる重要な検査と考えます。血球の画像をみていただく意義の一つになればと思います。Fin. 第3回目では、AMLの遺伝子変異毎の画像上での違いに関して、牟田先生に多くの画像を頂きました。取材チームとしては、お恥ずかしながら、AMLの中でも画像上でここまで違いがあるとは全く知らず…驚きの連続でした!今後も当シリーズを予定しております。ぜひ、血液内科の先生方が聞いてみたい内容など、ご意見をお待ちしております! 牟田 正一先生、藤 重夫先生への記事に関するご質問やご意見・この記事に関する他の先生方のコメントなどは、血液内科医同士で臨床相談ができるオンライン医局®️︎ 血液内科 Pro(無料会員登録)からご覧ください。 この記事に関するご質問やご意見・他の先生のコメントはこちら▶https://hpcr.jp/app/pro/hematology/post/UAfPWXcbLj無料会員登録はこちら▶https://www.marketing.hpcr.jp/hematology 文責:ヒポクラ事務局 血液内科 Pro とは 750名近くの血液内科医が参加するオンライン医局®️︎です。これまで100件以上の臨床相談(=会員医師が投稿した症例に対して、他の会員医師が意見・情報を伝える)が行われています。 難治例や再発・臨床試験の対象にならない高齢者・合併症がある方など、幅広い治療の選択肢があるような症例を経験豊富な先生から勉強できるサービスとして、血液内科の先生方に利用されています。 血液内科 Pro(血液内科医限定)へ ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら 『急性前骨髄性白血病(APL)』教科書には書いていない血球の目視分類解説② 『巨赤芽球性貧血・寒冷凝集症・骨髄異形成症候群』教科書には書いていない血球の目視分類解説④
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.56(2023年7月06日号)
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.56(2023年7月06日号)
”孤独感”が心血管疾患リスクを上げる!? 糖尿病患者における孤独感および社会的孤立スケールと心血管疾患(CVD)リスクとの将来的な関連性を調査し、孤独感および社会的孤立の相対的重要性を従来の危険因子と比較した。また、CVDリスクに関連した孤独感または孤立と危険因子制御の程度との相互作用も評価した。European Heart Journal誌オンライン版2023年6月29日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む オピオイドは急性腰痛症・頸部痛に効果なし!? オピオイド鎮痛薬は急性腰痛症や頚部痛によく用いられるが、有効性を裏付けるデータは少ない。著者らは、急性腰痛症と頚部痛に対するオピオイド鎮痛薬の適切な短期投与の有効性と安全性を調査するために、三重盲検プラセボ対照ランダム化試験を行った。Lancet誌オンライン版2023年6月27日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 軽度の障害を伴わない急性虚血性脳卒中患者には、DAPTで十分!? 静注血栓溶解療法は軽度の脳卒中患者に使用されることが増えているが、障害を伴わない軽度の脳卒中患者に対する有用性は不明である。著者らは、障害を伴わない軽度の急性虚血性脳卒中患者において、抗血小板薬2剤併用療法(DAPT)が静注血栓溶解療法に劣らないかどうかを検討するために多施設共同非盲検エンドポイント非劣性ランダム化臨床試験を行った。JAMA誌2023年6月27日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 持久力が向上する食事のタイミングは? 野生で生き残るには、身体的持久力とエネルギー節約が不可欠である。しかし、食事のタイミングが身体的持久力や筋肉の日内リズムをどのように制御しているのかは、依然として不明である。著者らは、雄雌のマウスにおいて、自由摂食、日中(マウスにとって休息時)制限摂食、夜(マウスにとって覚醒時)制限摂食が走持久力に及ぼす変化を検証した。Nature Metabolism誌オンライン版2023年6月26日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 社会経済的地位のうち寿命に影響するものは何か? 人間の寿命は社会経済的地位と相関しており、教育水準が人間の寿命を延ばすという証拠がある。しかし、意味のある健康政策のためには、社会経済的地位の何が長寿に影響するのか、また生活習慣や疾病などの修正可能な因子の媒介的役割について、きめの細かい因果関係のエビデンスが必要である。著者らは、教育、所得、職業の遺伝的指標を適用した2標本メンデルランダム化解析を行った。Nature Human Behaviour誌オンライン版2023年6月29日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.55(2023年6月29日号) 60歳以上の男性は、含硫アミノ酸摂取をもっと意識すべき!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.54(2023年6月22日号) リバウンドには抗えないのか…? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.53(2023年6月15日号) タウリンが健康寿命の鍵!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.52(2023年6月8日号) アルツハイマー病の新たな血液バイオマーカー? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.51(2023年6月1日号) 2型糖尿病患者が運動をするのに最適な時間帯は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.50(2023年5月25日号) 重度脱水には生理食塩水か?乳酸リンゲル液か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.49(2023年5月18日号) 腸内細菌叢を探るなら便ではなく.. ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.48(2023年5月11日号) 間食にはアーモンド?ビスケット? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.47(2023年4月27日号) 骨粗鬆症治療薬デノスマブが糖尿病リスクを減らす? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.46(2023年4月20日号) 理想的な陰嚢のサイズは? ≫その他4本
6月までの合計寄付金額を発表!【ヒポクラ × マイナビ 寄付プロジェクト】
6月までの合計寄付金額を発表!【ヒポクラ × マイナビ 寄付プロジェクト】
いつも『ヒポクラ × マイナビ 寄付プロジェクト』を支えてくださってありがとうございます。 臨床力とモチベーションを向上させるオンライン医局®︎『ヒポクラ × マイナビ』のご利用状況と当プロジェクト公式twitterなどの応援数に応じて日本骨髄バンクへ寄付させていただく当プロジェクトですが、6月30日までに63,108円が集まったことをご報告いたします。 2023年6月までの寄付総額 63,108円 (6月中の寄付総額32,315円) 毎月の継続的な応援が大きな支えになります。 2024年3月末以降に公益財団法人日本骨髄バンクへ寄付させていただきます。 https://www.jmdp.or.jp/ ※本プロジェクトの寄付金は、株式会社エクスメディオの企業活動収益の一部を寄付させていただくものであり、ヒポクラ × マイナビ利用者の先生方や一般の方々から寄付金を募る取り組みではございません。 寄付プロジェクトの概要、寄付の対象アクションは特設ページをご覧ください。 https://hpcr.jp/topic/plus/hpcr_h_donation 血液内科 Pro 寄付プロジェクトをtwitterで応援する ヒポクラ × マイナビの会員になる(医師専用) 担当者からのお礼 当プロジェクトは、医療の発展に寄与し、血液内科の疾患を治療されている患者さんやそのご家族を微力ながら支援させていただくことを目的に始まりました。 6月は『ヒポクラ × マイナビ』上では、呼吸器内科・外科、消化器内科・外科の先生方を対象としたコメント応援キャンペーンを実施。多くの方々に『ヒポクラ × マイナビ』にコメントを頂き、ありがとうございました。 また『ヒポクラ × マイナビ 血液内科 Pro』では、新企画として『特徴的な形態のリンパ系疾患』教科書には書いていない血球の目視分類解説 をスタートしました。 こちらの企画はTwitterで大きな反響を呼び、26,000回の表示、200件以上のいいね、50件以上のブックマークを頂きました。 この企画は連載として継続しますので、今後も血液内科の先生方の診療に、お役に立てれば幸いです。 今後も血液内科、呼吸器内科・外科、消化器内科・外科の先生方の活動とその発展に寄与し、血液内科の疾患を治療されている患者さんやそのご家族を微力ながらご支援できれば幸いです。 引き続き応援のほどよろしくお願い申し上げます。 『ヒポクラ × マイナビ』寄付プロジェクトとは 株式会社エクスメディオは「テクノロジーの力で、 世界の健康寿命を5年延ばす」というミッションのもと、 全ての企業活動が、 患者さんの重症化防止の一助となり、 健康寿命の延伸を実現していくことを目指しています。 ミッションを実現する一つのアプローチとして、『ヒポクラ × マイナビ』という場を、 全国の医師の先生方と共につくり、 育てています。 このたび、その活動を一層強化するために、『ヒポクラ × マイナビ』の利用や応援等に応じて、日本骨髄バンクへ寄付させていただくプロジェクトを開始いたします。 本プロジェクトを通して医療の発展に寄与し、血液内科の疾患を治療されている患者さんやそのご家族を微力ながらご支援できれば幸いです。 ※なお、 本プロジェクトの寄付金は、 エクスメディオの企業活動収益の一部を寄付させていただくものであり、 ヒポクラ × マイナビ利用者の先生方や一般の方々から寄付金を募る取り組みではございません。 『ヒポクラ × マイナビ』とは? 6万6000人の会員医師が交流し、臨床力とモチベーションを向上させるオンライン医局®︎です。 ガイドラインや教科書では解決できない患者さんの背景に沿った診療の相談や、キャリアの相談などを全国の医師に匿名で相談できるサービスとしてご利用いただいております。
『急性前骨髄性白血病(APL)』教科書には書いていない血球の目視分類解説②
『急性前骨髄性白血病(APL)』教科書には書いていない血球の目視分類解説②
今回の企画では、血液内科専門医の先生方が知っておきたい、けど教科書には載っていない…そんな血球の目視分類のポイントについて、国立病院機構九州がんセンター 臨床検査科技師長 牟田 正一先生 に解説いただき、その解説の中で気になるポイントを 大阪国際がんセンター 血液内科副部長 藤 重夫先生 にお伺いしました!第2回目は、『急性前骨髄性白血病(acute promyelocytic leukemia:APL)』についてです。APLは重篤なDIC(disseminated intravascular coagulation:播種性血管内凝固症候群)のリスクの高さから、早期診断・治療が重要です。早期診断においては、末梢血のAPL細胞を見逃さず、迅速に臨床に報告することが求められます。ただ、このAPL細胞の判定には、多様な細胞の見極めが求められます。早速、APLの画像の特徴を掲示しつつ、解説していきます。 APLの画像上の特徴 [a]はAPL細胞の特徴であるアウエル小体が束になったファゴット細胞が多く認められます。そのため比較的容易に形態学的にAPLと診断されます。[c]はファゴット細胞は見られませんが、核が2核状、鉄アレイ状、ねじれ等の核形不整が著しく、細胞質にアズール顆粒が豊富に充満しています。これらもAPL細胞に特徴的な所見であり、形態学的にAPLが疑われます。[b]はAPL細胞のペルオキシダーゼ染色で強陽性に染色されています。これもAPL細胞の特徴的所見です。 APLの画像所見の注意点 APLの症例の中には、白血球数が低値で、APL細胞の出現率が低い事例もあります。鑑別の難度は高いですが、白血球低値の状況で鑑別出来ずに臨床に戻してしまうと、重篤になりえるため、注意して見なければならないポイントです。そのような症例では、前述の掲示した特徴とも重複しますが、APL細胞の形態学的特徴(①~⑤)である核形不整、豊富なアズール顆粒などを見極めて判定することが見落とし防止になり重要です。一方、APL細胞にはアズール顆粒が乏しい形態学的なvariant typeが存在しますので注意が必要です。[d]はAML-M3-variant type、[e]はAML-M4(急性骨髄単球性白血病)です。双方ともに核形不整が著しく、アズール顆粒が乏しいため鑑別を要します。鑑別にはペルオキシダーゼ染色が有用です。[f]のAPL-variant typeは強陽性で、[g]のAML-M4は陰性から弱陽性となります。 藤先生 :お話頂いたとおり、APLはアズール顆粒が目立つ場合は分かりやすいですが、顆粒が少ないと、単球との区別が確かに分かりにくいですね。色調や顆粒の大きさ、そのあたりで比べた場合には若干の違いはあるのでしょうか?牟田先生:そうですね、スライド左上のPB①②③は典型的なAPL細胞よりは顆粒が微細ですが、正常単球の顆粒と比べるとアズール好性が強く濃い色調を呈しています。ただし、経験が少ない人は①②③を単球と判定する可能性がありますので注意が必要です。同一標本の正常細胞と比べることがポイントと考えられます。白血球数が低値でAPL細胞の出現率が低い場合は、APL細胞の多様性を理解して判定することが重要です。 APLに対するATRAの分化誘導療法 APLの治療では分化誘導療法後に化学療法を実施するため、ATRA投与後の細胞判定は重要であり、APL細胞から分化誘導された細胞を成熟型APLとして判定しています。 ここではAPLに対するATRAの分化誘導療法の画像上の変化を示しています。投与後2週間程度でアウエル小体を持った好中球や偽ペルゲル様好中球が認められ、分化誘導が進んでいると判断されます。分化誘導療法が順調であれば、1~2ヶ月で正常な細胞が立ち上がってきます。もう少し時系列を刻んで、症例ベースで見ていきましょう。 ATRA投与7日後 この細胞像はvariant typeのATRA投与7日後のAPL細胞です。この時点ではまだ分化が進んでおらず、ATRA投与前の形態と殆ど変化はありません。 ATRA投与14日以降 投与14日後では、一部の細胞で核に分葉が見られ、成熟傾向が認められます。この段階では、APL細胞と成熟型APL細胞が混在しています。投与21日後では、殆どが成熟型APL細胞になります。正常好中球と比べるとクロマチン凝集が乏しいと思われます。投与28日後では、クロマチン凝集が乏しい成熟型APL細胞と、正常と思われる好中球が混在しています。投与35日後では、ほぼ正常と思われる好中球となり、形態学的には分化誘導が完了した形態像と考えられます。ATRA投与後にAPL細胞から分化した成熟型APL細胞と正常好中球をしっかりと鑑別することが重要となります。藤先生 :詳細な症例ベースでのご解説、ありがとうございます。長期的に細胞の異常が残存するということに注意をすべきであると理解できました。 Fin. 第2回目では、APLにフォーカスをあて、お二人の先生に診断と治療のポイントに対し、解説や質疑を頂きました。具体的な症例を通し、取材側も勉強させて頂きました!今後も当シリーズを予定しております。ぜひ、血液内科の先生方が聞いてみたい内容など、ご意見をお待ちしております! 牟田 正一先生、藤 重夫先生への記事に関するご質問やご意見・この記事に関する他の先生方のコメントなどは、血液内科医同士で臨床相談ができるオンライン医局®️︎ 血液内科 Pro(無料会員登録)からご覧ください。 この記事に関するご質問やご意見・他の先生のコメントはこちら▶https://hpcr.jp/app/pro/hematology/post/3rN9zKW4TP無料会員登録はこちら▶https://www.marketing.hpcr.jp/hematology 文責:ヒポクラ事務局 血液内科 Pro とは 750名近くの血液内科医が参加するオンライン医局®️︎です。これまで100件以上の臨床相談(=会員医師が投稿した症例に対して、他の会員医師が意見・情報を伝える)が行われています。 難治例や再発・臨床試験の対象にならない高齢者・合併症がある方など、幅広い治療の選択肢があるような症例を経験豊富な先生から勉強できるサービスとして、血液内科の先生方に利用されています。 血液内科 Pro(血液内科医限定)へ ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら 『特徴的な形態のリンパ系疾患』教科書には書いていない血球の目視分類解説① 『特定の遺伝子異常を有するAML』教科書には書いていない血球の目視分類解説③
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.55(2023年6月29日号)
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.55(2023年6月29日号)
60歳以上の男性は、含硫アミノ酸摂取をもっと意識すべき!? 現在の高齢者に対する総含硫アミノ酸(TSAA)の推奨摂取量は若年者のデータに基づいているが、生理学的証拠は、高齢者は若年者よりもTSAAの推奨摂取量が高いことを示唆している。著者らは、60歳以上のTSAA必要量を、二相性線形混合効果モデルを使用して検討した。The American Journal of Clinical Nutrition誌オンライン版2023年6月23日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む "つわり"に鍼治療が効く? 妊娠中の吐き気と嘔吐(NVP)に対する効果的かつ安全な治療法は不足している。著者らは、中等度〜重度のNVPに対する鍼治療、ドキシラミン/ピリドキシン、および両者の併用療法の有効性と安全性を評価するために、多施設共同ランダム化二重盲検プラセボ対照2×2要因試験を行った。Annals of Internal Medicine誌オンライン版2023年6月20日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む セマグルチドよりも肥満に効果がある新薬登場!? 日本で2型糖尿病治療薬として発売されている持続性GIP/GLP-1受容体作動薬チルゼパチドと、GLP-1受容体作動薬セマグルチドを、体重管理に関して直接比較した研究はない。著者らは、ベースラインからの体重の平均変化率と5%以上の減量を達成するオッズ比について、72週目のチルゼパチド10~15mgと68週目のセマグルチド2.4mgの間接治療比較を行なった。Diabetes, Obesity & Metabolism誌オンライン版2023年6月21日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 加齢とともにY染色体が失われ、がんの予後不良をもたらす!? Y染色体の欠失(LOY)は、膀胱がんの10~40%を含む複数の種類のがんで観察されているが、その臨床的および生物学的意義は不明である。著者らは、ゲノム研究とトランスクリプトーム研究を用いて、LOYと膀胱がん患者の予後不良との相関を調査した。Nature誌オンライン版2023年6月21日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 週1 icodec vs 毎日グラルギンU100 有効性と安全性は? インスリンicodecは、週1回投与の治験中の基礎インスリンアナログである。著者らは、インスリン治療を受けたことのない成人2型糖尿病患者(HbA1c7~11%)を、インスリンicodecを週1回投与する群とインスリングラルギンU100を1日1回投与する群に1:1の比率でランダムに割り当てる、78週間の第Ⅲa相ランダム化非盲検treat-to-target試験(52週間の主要相と26週間の延長相、さらに5週間の追跡期間を含む)を実施した。The New England Journal of Medicine誌オンライン版2023年6月24日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.54(2023年6月22日号) リバウンドには抗えないのか…? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.53(2023年6月15日号) タウリンが健康寿命の鍵!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.52(2023年6月8日号) アルツハイマー病の新たな血液バイオマーカー? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.51(2023年6月1日号) 2型糖尿病患者が運動をするのに最適な時間帯は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.50(2023年5月25日号) 重度脱水には生理食塩水か?乳酸リンゲル液か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.49(2023年5月18日号) 腸内細菌叢を探るなら便ではなく.. ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.48(2023年5月11日号) 間食にはアーモンド?ビスケット? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.47(2023年4月27日号) 骨粗鬆症治療薬デノスマブが糖尿病リスクを減らす? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.46(2023年4月20日号) 理想的な陰嚢のサイズは? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.45(2023年4月13日号) 砂糖の1日の摂取目安は? ≫その他4本
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.54(2023年6月22日号)
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.54(2023年6月22日号)
リバウンドには抗えないのか…? げっ歯類では、食事摂取後の脳への栄養信号が摂食行動を調節し、この信号に対する反応障害は病的な摂食行動や肥満と関連している。著者らは、ヒトにおける食事摂取後の栄養信号に対する反応が、健康体重成人、肥満成人、そして食事療法による10%減量後の肥満成人のそれぞれでどのように異なるか、単盲検ランダム化クロスオーバー試験を実施した。Nature Metabolism誌オンライン版2023年6月12日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 子宮内膜症が抗生剤で治療できる!? 逆行性月経は、子宮内膜症の原因として広く知られてるが、逆行性月経を経験するすべての女性が子宮内膜症を発症するわけではなく、これらの観察に基づくメカニズムは解明されていなかった。著者らは、子宮内膜症病変の形成に対するフソバクテリウムの関与を発見した。Science Translational Medicine誌2023年6月14日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 認知機能向上に、DHAとカカオポリフェノールの相乗効果はあるのか? オメガ3脂肪酸(EPAおよびDHA)とカカオポリフェノールは、それぞれが健康な人と記憶障害のある人の両方の認知能力を改善するという報告があるが、複合効果は不明である。著者らは、DHAが豊富な魚油(1.1g/日のDHAと0.4g/日のEPA)とポリフェノールが豊富なダークチョコレート(500mg/日のフラバン-3-オール)の摂取について、ランダム化プラセボ対照比較試験を実施した。The American Journal of Clinical Nutrition誌オンライン版2023年6月12日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 敗血症の重症成人に対する最適な輸液療法は? 集中治療室に入院する患者の約20%~30%が敗血症である。輸液療法は通常救急科で開始されるが、集中治療室での輸液は敗血症の治療に不可欠な要素である。著者らは、敗血症の各段階で投与すべき輸液について最新のエビデンスをまとめた(レビュー)。JAMA誌2023年6月13日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む ビタミンCやカロテノイド摂取が子癇前症のリスクを低下させる? 果物や野菜を多く含む食事は子癇前症のリスク低下と関連しているが、この根底にある経路は不明である。著者らは、子癇前症のリスク低下が、ビタミンCとカロテノイドの多量摂取によるものであるという仮説を立て、妊婦7,572人を対象にその効果を評価した。The American Journal of Clinical Nutrition誌オンライン版2023年6月13日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.53(2023年6月15日号) タウリンが健康寿命の鍵!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.52(2023年6月8日号) アルツハイマー病の新たな血液バイオマーカー? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.51(2023年6月1日号) 2型糖尿病患者が運動をするのに最適な時間帯は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.50(2023年5月25日号) 重度脱水には生理食塩水か?乳酸リンゲル液か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.49(2023年5月18日号) 腸内細菌叢を探るなら便ではなく.. ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.48(2023年5月11日号) 間食にはアーモンド?ビスケット? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.47(2023年4月27日号) 骨粗鬆症治療薬デノスマブが糖尿病リスクを減らす? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.46(2023年4月20日号) 理想的な陰嚢のサイズは? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.45(2023年4月13日号) 砂糖の1日の摂取目安は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.44(2023年4月6日号) グルコサミンの定期服用で、認知症リスクが下がる!? ≫その他4本
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.53(2023年6月15日号)
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.53(2023年6月15日号)
タウリンが健康寿命の鍵!? 老化はさまざまな分子の循環レベル変化と関連しているが、その一部は未解明のままである。著者らは、マウス、サル、ヒトにおけるタウリンの年齢別血中濃度を測定し、また寿命に対するタウリン摂取の影響を調査した。Science誌オンライン版2023年6月9日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む Long-COVIDにメトホルミン? Long-COVIDは数百万人に影響を及ぼす可能性のある新たな慢性疾患である。著者らは、SARS-CoV-2感染後すぐにメトホルミン、イベルメクチン、フルボキサミンによる外来COVID-19治療を行うことで、Long-COVIDのリスクを低減できるかどうか、米国の6施設で多施設共同ランダム化四重盲検並行群間第3相試験(COVID-OUT)を実施した。The Lancet Infectious Diseases誌オンライン版2023年6月8日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む アルコール摂取は想像以上に健康を害する!? 世界中で年間約300万人がアルコール摂取により死亡しているが、アルコール摂取と多数の疾患との関係については不明な点が残されている。著者らは、China Kadoorieバイオバンクを用いて、ALDH2-rs671およびADH1B-rs1229984の遺伝子型判定を受けた16万8,050人を含む51万2,000人以上の成人(41%男性)を対象に、アルコール摂取量と207疾患との関連を調査した。Nature Medicine誌オンライン版2023年6月8日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 子殺しと母性のあいだには… マウスを含む多くの種において、雌の子に対する行動は、生殖状態によって著しく異なる。ナイーブな野生の雌マウスはしばしば子を殺すが、授乳期の雌マウスは子の世話に専念する。子殺しと母性行動の切り替えを媒介する神経機構は依然として不明である。著者らは、両者がそれぞれ異なる、競合する神経回路によってサポートされているという仮説に基づき、そのメカニズムを明らかにした。Nature誌オンライン版2023年6月7日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む FT3/FT4比でHFpEFの予後予測可能に? 甲状腺機能障害は心不全患者によく見られる。これらの患者では、遊離T4(FT4)から遊離T3(FT3)への変換障害が発生、FT3の利用可能性が低下し、心不全の進行に寄与すると考えられている。著者らは、駆出率が保たれた心不全(HFpEF)患者におけるFT3/FT4比と、臨床状態や転帰との関連性を評価した。Cardiology誌オンライン版2023年6月7日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.52(2023年6月8日号) アルツハイマー病の新たな血液バイオマーカー? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.51(2023年6月1日号) 2型糖尿病患者が運動をするのに最適な時間帯は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.50(2023年5月25日号) 重度脱水には生理食塩水か?乳酸リンゲル液か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.49(2023年5月18日号) 腸内細菌叢を探るなら便ではなく.. ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.48(2023年5月11日号) 間食にはアーモンド?ビスケット? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.47(2023年4月27日号) 骨粗鬆症治療薬デノスマブが糖尿病リスクを減らす? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.46(2023年4月20日号) 理想的な陰嚢のサイズは? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.45(2023年4月13日号) 砂糖の1日の摂取目安は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.44(2023年4月6日号) グルコサミンの定期服用で、認知症リスクが下がる!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.43(2023年3月30日号) コーヒーの心臓への影響は? ≫その他4本
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