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Journal Check
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.36(2023年2月9日号)
低炭水化物ダイエットで、EDは改善するか?
メタボリックシンドロームと性腺機能低下症の関係はよく知られている。著者らは、低炭水化物食がメタボリックシンドロームの性腺機能低下症の男性の勃起機能を改善できるかどうかを検討するため、メタボリックシンドロームの性腺機能低下症の男性を対象に、3ヶ月間、低炭水化物食と対照食を比較する非盲検無作為化臨床試験を実施した。BMC Endocrine Disorders誌2023年2月2日号の報告。心不全患者のペースメーカー設定は60bpmが最適なのか
ペースメーカーを装着しているHFpEF患者は、通常の60bpm設定よりも高く、より生理学的なバックアップ心拍数が有効である可能性がある。著者らは、ステージBおよびCのHFpEF患者をパーソナライズされた加速ペーシングまたは通常ケアに無作為に割り当て、1年間追跡調査を実施した。主要評価項目は、心不全患者アンケート(MLHFQ)スコアの連続変化、副次評価項目は、NT-proBNP値、ペースメーカーで検出された身体活動、ベースラインからの心房細動、有害事象。JAMA Cardiology誌オンライン版2023年2月1日号の報告。呼吸器系ウイルスの拡散を阻止・軽減するために、有効な手段は?
2003年のSARS、2009年の新型インフルエンザ(H1N1)、2019年のCOVID-19など、急性呼吸器感染症(ARI)のウイルス流行またはパンデミックは世界的な脅威となっている。著者らは、ARIの拡散を阻止又は軽減するための物理的介入の有効性を評価した。2020年に公開されたコクランレビューの更新版。The Cochrane Database of Systematic Reviews誌2023年1月30日号の報告。今後の若年層の糖尿病有病率予測:大幅増加する可能性があるか?
2002年から2017年のSEARCH for Diabetes in Youth研究からの数学モデルとデータに基づいて、2060年までの米国における、20歳未満の若者の1型および2型糖尿病の有病率と患者数、および人種・民族間格差の傾向を予測した。Diabetes Care誌2023年2月1日号の報告。薬物有害事象を防ぐ新しい試み
薬物治療開始前の薬理遺伝学的検査の有用性は、いくつかの単一遺伝子と薬物の組み合わせについて十分に実証されているが、薬理遺伝学的パネルを使用した薬物治療前のジェノタイピング戦略の臨床的有用性は、厳密には評価されていない。著者らは、12遺伝子の薬理遺伝学パネルを使用した遺伝子型に基づく治療を行い、有害事象発生率への影響を評価した。Lancet誌2023年2月4日号の報告。※新規会員登録はこちら
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