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ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.9(2022年7月21日号)
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慢性便秘症に効果的な食物繊維摂取量は?:RCTの系統的レビュー&メタ解析 慢性便秘症は、治療が困難なことが少なくない疾患である。食物繊維の摂取量を増やすと症状が改善する可能性があるが、種類、用量、期間に関する推奨事項は不明である。1,251人の参加者からなる16件のRCTの系統的レビューおよびメタ解析が行われた。The American Journal of Clinical Nutrition誌オンライン版2022年7月11日号の報告。 ≫Bibgraphで続きを読む メタボリックシンドロームと認知症発症との関連~28年間のフォローアップ調査 これまでの研究では、メタボリックシンドローム(MetS)と認知症発症との関連についての報告に一貫性が認められていなかった。著者らは、認知症発症に対するMetS構成要素の数および評価時の年齢の影響について検討を行った。Diabetes Care誌オンライン版2022年7月12日号の報告。 ≫Bibgraphで続きを読む 不眠症に対する薬理学的介入の比較~系統的レビュー&ネットワークメタ解析 不眠症治療では、主に薬理学的治療が用いられる。本研究では、成人不眠症患者の急性期および長期的な治療に対する薬理学的介入の有効性を比較するため、系統的レビューおよびネットワークメタ解析を実施した。最も良好なプロファイルを示す薬剤とは、必見です。Lancet誌2022年7月16日号の報告。 ≫Bibgraphで続きを読む 幼稚園児にとって適切な睡眠時間は何時間? 幼稚園に通園する子供の睡眠時間と子供の社会感情的、学習的関与、実行機能、および学業成績との長期的な関連性について調査が行われた。幼稚園児の適切な睡眠時間はどの程度なのだろうか。Pediatrics誌オンライン版2022年7月11日号の報告。 ≫Bibgraphで続きを読む 深刻な病気や健康におけるスピリチュアリティ エビデンスが蓄積されているにも関わらず、深刻な病気や健康におけるスピリチュアリティの役割は体系的に評価されていない。PubMed、PsycINFO、Web of Scienceを検索し、2000年1月~2022年4月に公開された研究のエビデンスレビューが行われた。JAMA誌2022年7月12日号の報告。 ≫Bibgraphで続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.8(2022年7月14日号) COVID-19後遺症の有病率、その危険因子とは ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.7(2022年7月7日号) 糖尿病の有無が影響するか、心不全に対するエンパグリフロジンの臨床転帰 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.6(2022年6月30日号) 老化をあざむく方法は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.5(2022年6月23日号) 座位時間と死亡率および心血管イベントとの関連性:低~高所得国での違いはあるか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.4(2022年6月16日号) 乳製品やカルシウム摂取量と前立腺がんの発症リスクの関連性:前向きコホート研究 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.3(2022年6月9日号) 運動は脳内RNAメチル化を改善し、ストレス誘発性不安を予防する ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.2(2022年6月2日号) 6〜11歳の子供におけるmRNA-1273Covid-19ワクチンの評価 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.1(2022年5月26日号) SARS-CoV-2オミクロンBA.2株の特性評価と抗ウイルス感受性 ≫その他4本
フィブラストスプレー、オルセノンの使い方
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血液内科 Journal Check Vol.11(2022年7月19日号)
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未治療のステージIII、IV期の古典的ホジキンリンパ腫患者に対するA+AVD療法~ECHELON-1試験 未治療のステージIII、IV期の古典的ホジキンリンパ腫患者に対する抗CD30 抗体薬物複合体ブレンツキシマブ ベドチン+ドキソルビシン+ビンブラスチン+ダカルバジン併用療法(A+AVD療法)は、ドキソルビシン+ブレオマイシン+ビンブラスチン+ダカルバジン併用療法(ABVD療法)よりも、6年間の全生存期間を改善することが報告された。【The New England Journal of Medicine誌オンライン版2022年7月13日号】 ≫Bibgraphで続きを読む CAR-T細胞療法の市販後調査~米FDA有害事象報告システムの分析 米国・FDA有害事象報告システムのデータベースより抽出された3,225件のCAR-T細胞療法の副作用データを分析した。実臨床で報告された副作用およびその発現率とは。【Drug Safety誌オンライン版2022年7月12日号】 ≫Bibgraphで続きを読む 再発難治性濾胞性リンパ腫に対するモスネツズマブの有用性~第II相試験 2回以上の前治療歴を有する濾胞性リンパ腫患者に対する抗CD20/CD3特異性抗体Mosunetuzumab(モスネツズマブ)の有効性、安全性を評価した第II相試験の結果が報告された。注目の結果はいかに。【The Lancet. Oncology誌オンライン版2022年7月5日号】 ≫Bibgraphで続きを読む 造血器腫瘍患者に対するポサコナゾールの真菌感染症予防効果 第一選択薬として深在性真菌症治療剤ポサコナゾールを推奨した真菌感染症予防プロトコルを作成し、実践前後の予防投与の変化やその効果について検討が行われた。【Mycoses誌オンライン版2022年7月11日号】 ≫Bibgraphで続きを読む 再発難治性慢性リンパ性白血病および小リンパ球性リンパ腫に対するイブルチニブの有用性~国内市販後調査 2016年に日本で承認されたイブルチニブの市販後調査の結果が報告された(登録症例数:323例)。日本の実臨床下におけるイブルチニブの有効性および安全性プロファイルはどうだったのか。【Journal of Clinical and Experimental Hematopathology誌オンライン版2022年7月12日号】 ≫Bibgraphで続きを読む 血液内科 Proへ アンケート:ご意見箱 ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら 血液内科 Journal Check Vol.10(2022年7月12日号) 未治療のiNHL、MCL、rrDLBCLに対するベンダムスチンの有用性~第I/II相試験 ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.9(2022年7月5日号) LBCLのセカンドライン治療、CAR-T細胞療法はASCTにとってかわるか ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.8(2022年6月28日号) DLBCLに対するR-CHOP療法、10年後の臨床転帰は ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.7(2022年6月21日号) 再発難治性LBCLのセカンドライン治療におけるliso-celに有用性~TRANSFORM試験中間報告 ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.6(2022年6月14日号) 再発難治性FL患者におけるAUMA-5試験とSCHOLAR-5試験の比較 ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.5(2022年6月7日号) 血液悪性腫瘍患者における予防的トラネキサム酸:プラセボ対照RCT ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.4(2022年6月1日号) 日本人再発難治性LBCLに対するCAR-T細胞療法liso-cel~第II相臨床試験 ≫その他2本 血液内科 Journal Check Vol.3(2022年5月24日号) 再発難治性多発性骨髄腫のサルベージ療法におけるDVdとDRdの比較 ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.2(2022年5月17日号) 大細胞型B細胞リンパ腫患者におけるCAR-T療法に対するブリッジング療法の影響~メタ解析 ≫その他2本 血液内科 Journal Check Vol.1(2022年5月10日号) 血液悪性腫瘍または造血細胞移植患者におけるCOVID-19管理に関する推奨事項 ≫その他2本
ゲーベンクリームの使い方
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ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.8(2022年7月14日号)
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COVID-19後遺症の有病率、その危険因子とは COVID-19後遺症(PCC)の有病率を評価したこれまでの研究は、定義があいまいなまま実施されていた。そこで、2020年4~8月の間に入院した成人・小児を対象に6、12ヵ月後のPCC(WHOの定義)の有病率を調査し、その危険因子を評価するため、前向きコホート研究を実施した。BMC Medicine誌2022年7月6日の報告。 ≫Bibgraphで続きを読む ICUの未来:せん妄はもはや問題にならない COVID-19のパンデミック時、ICUにおけるせん妄の発生率は増加した。せん妄の無いICUを実現するための基本的な前提条件とは、どのようなものなのか。Critical Care誌2022年7月5日の報告。 ≫Bibgraphで続きを読む プルーン摂取は閉経後女性の骨密度に影響を与えるか? プルーンの食事摂取は骨の健康に好ましい影響を及ぼすと言われている。単一施設の並行群間ランダム化比較試験において、プルーンの12ヵ月食事摂取介入による閉経後女性の骨密度への影響について評価を行った。The American Journal of Clinical Nutrition誌オンライン版2022年7月7日の報告。 ≫Bibgraphで続きを読む 新型コロナウイルスのオミクロン変異株Ba.2.12.1、Ba.4、Ba.5の抗体回避は? 米国と南アフリカのそれぞれで激増しているオミクロン変異株Ba.2.12.1およびBa.4/5。スパイクタンパク質に追加の突然変異を抱えるこれらの新規変異株は、中和抗体をさらに回避する可能性がある。その回避性を明らかにするため、系統的抗原分析による調査が行われた。Nature誌オンライン版2022年7月5日の報告。 ≫Bibgraphで続きを読む 「週末まとめて運動」と「日常的な運動」死亡率低下に寄与するのは? 中等度~強度の身体活動の週ごとの推奨量が、1週間に分散している場合とより少ない日数に集中している場合、死亡リスクに同じ利点があるかどうかは不明である。1997~2013年の米国国民健康インタビュー調査で身体活動について報告した35万978人を対象とした大規模前向きコホート研究の結果が報告された。JAMA Internal Medicine誌オンライン版2022年7月5日の報告。 ≫Bibgraphで続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.7(2022年7月7日号) 糖尿病の有無が影響するか、心不全に対するエンパグリフロジンの臨床転帰 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.6(2022年6月30日号) 老化をあざむく方法は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.5(2022年6月23日号) 座位時間と死亡率および心血管イベントとの関連性:低~高所得国での違いはあるか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.4(2022年6月16日号) 乳製品やカルシウム摂取量と前立腺がんの発症リスクの関連性:前向きコホート研究 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.3(2022年6月9日号) 運動は脳内RNAメチル化を改善し、ストレス誘発性不安を予防する ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.2(2022年6月2日号) 6〜11歳の子供におけるmRNA-1273Covid-19ワクチンの評価 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.1(2022年5月26日号) SARS-CoV-2オミクロンBA.2株の特性評価と抗ウイルス感受性 ≫その他4本
プロスタンディンの使い方
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血液内科 Journal Check Vol.10(2022年7月12日号)
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未治療のiNHL、MCL、rrDLBCLに対するベンダムスチンの有用性~第I/II相試験 山形大学の石澤 賢一先生らは、未治療の低悪性度B細胞非ホジキンリンパ腫(iNHL)、マントル細胞リンパ腫(MCL)、再発難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(rrDLBCL)に対するベンダムスチン急速静注の安全性、忍容性、有効性、薬物動態を評価した第I/II相試験の結果を報告した。【Cancer Chemotherapy and Pharmacology誌オンライン版2022年7月7日号】 ≫Bibgraphで続きを読む rrBCP ALLに対するブリナツモマブの安全性と有効性~拡大コホート最終結果 神奈川県立こども医療センターの後藤 裕明先生らは、日本人の再発難治性Ph陰性前駆B細胞急性リンパ性白血病(rrBCP ALL)の成人および小児に対するブリナツモマブの安全性および有効性を評価した第Ib/II相試験の拡大コホート研究の結果を報告した。【Acta Haematologica誌オンライン版2022年7月5日号】 ≫Bibgraphで続きを読む 成人HSCTレシピエントにおけるワクチン接種の効果 造血幹細胞移植(HSCT)レシピエントに対して、はしかや風疹などのワクチン接種は推奨されているが、これらワクチンで予防可能な疾患を有するレシピエントにおける研究は限られていた。岡山大学の前田 嘉信先生らは、HCT後の長期フォローアップ中に血清学的検査を実施し、その結果を報告した。【Acta Medica Okayama誌2022年6月号】 ≫Bibgraphで続きを読む 日本人再発難治性多発性骨髄腫に対するKRdおよびKd療法のリアルワールドデータ解析 関西骨髄腫フォーラムデータベースに登録された157例を対象にカルフィルゾミブ+レナリドミド+デキサメタゾン(KRd)とカルフィルゾミブ+デキサメタゾン(Kd)の実臨床におけるベネフィットと安全性プロファイルについて評価が行われた。【Therapeutic Advances in Hematology誌2022年6月24日号】 ≫Bibgraphで続きを読む rrDLBCLに対するPola-BR療法~PolaとRit併用の分子的根拠 再発難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(rrDLBCL)に対して、ベンダムスチン+リツキシマブ(BR)との併用で承認されているポラツズマブ ベドチン(Pola)。中外製薬は、Polaとリツキシマブ(Rit)との併用がどのようなベネフィットをもたらすのかについて、分子的根拠の側面から報告を行った。【British Journal of Haematology誌オンライン版2022年6月28日号】 ≫Bibgraphで続きを読む 血液内科 Proへ アンケート:ご意見箱 ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら 血液内科 Journal Check Vol.9(2022年7月5日号) LBCLのセカンドライン治療、CAR-T細胞療法はASCTにとってかわるか ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.8(2022年6月28日号) DLBCLに対するR-CHOP療法、10年後の臨床転帰は ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.7(2022年6月21日号) 再発難治性LBCLのセカンドライン治療におけるliso-celに有用性~TRANSFORM試験中間報告 ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.6(2022年6月14日号) 再発難治性FL患者におけるAUMA-5試験とSCHOLAR-5試験の比較 ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.5(2022年6月7日号) 血液悪性腫瘍患者における予防的トラネキサム酸:プラセボ対照RCT ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.4(2022年6月1日号) 日本人再発難治性LBCLに対するCAR-T細胞療法liso-cel~第II相臨床試験 ≫その他2本 血液内科 Journal Check Vol.3(2022年5月24日号) 再発難治性多発性骨髄腫のサルベージ療法におけるDVdとDRdの比較 ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.2(2022年5月17日号) 大細胞型B細胞リンパ腫患者におけるCAR-T療法に対するブリッジング療法の影響~メタ解析 ≫その他2本 血液内科 Journal Check Vol.1(2022年5月10日号) 血液悪性腫瘍または造血細胞移植患者におけるCOVID-19管理に関する推奨事項 ≫その他2本
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.7(2022年7月7日号)
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糖尿病の有無が影響するか、心不全に対するエンパグリフロジンの臨床転帰 エンパグリフロジン(製品名:ジャディアンス )は駆出率が保たれている心不全患者の転帰を改善するが、その効果が糖尿病の有無にかかわらず一貫しているかどうかはまだ解明されていない。II~IV度心不全で左室駆出率が40%超の患者を、通常の治療に加え、エンパグリフロジン10mgまたはプラセボの投与に無作為に割り付けた。Circulation誌オンライン版2022年6月28日号の報告。 ≫Bibgraphで続きを読む COVID-19を含むがん患者における静脈血栓塞栓症の治療と予防のための国際的な臨床実践ガイドライン2022 International Initiative on Thrombosis and Cancerは、がん関連血栓症の治療と予防のためのグローバルなコンセンサスを確立することを目的とした、専門家による独立した学術的なワーキンググループである。2022年1月1日までの文献調査に基づく2022年版臨床実践ガイドラインには、がん患者およびCOVID-19を有する患者に対するガイダンスが含まれています。The Lancet. Oncology誌2022年7月号の報告。 ≫Bibgraphで続きを読む ストレスが睡眠を誘発する?そのメカニズムとは マウスでは、心理社会的ストレスの動物学的モデルである社会的敗北ストレス(SDS)が睡眠を誘発する。このような睡眠はレジリエンスを可能にすると考えられるが、ストレスがどのように睡眠を促進するかは不明であった。Science誌2022年7月号の報告。 ≫Bibgraphで続きを読む ビタミンDの補給で感染症リスクは低下するか? ビタミンDの補給は、感染症のリスクまたは重症度を低下させる可能性があるが、大規模な集団ベースの試験で調査されたことはほとんどない。抗生物質の処方を感染の代替指標として、60~84歳のオーストラリア人2万1,315人を対象に、5年間毎月6万 IUのビタミンD3補給またはプラセボに無作為に割り付けられた二重盲検プラセボ対照の試験を行った。The Journal of Infectious Diseases誌オンライン版2022年7月3日号の報告。 ≫Bibgraphで続きを読む COVID-19後遺症・慢性疲労症候群に対するAEOの効果は? 長いCOVIDは筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)に継続する可能性があり、現在、最大2000万人のアメリカ人がCOVID後に重大な症状を持っていると推定され、最も一般的な症状は疲労である。 栄養補助食品であるAnhydrous Enol-Oxaloacetate(AEO)の高用量摂取が、これらに効果があるかを検討する。Journal of Translational Medicine誌2022年6月28日号の報告。 ≫Bibgraphで続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.6(2022年6月30日号) 老化をあざむく方法は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.5(2022年6月23日号) 座位時間と死亡率および心血管イベントとの関連性:低~高所得国での違いはあるか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.4(2022年6月16日号) 乳製品やカルシウム摂取量と前立腺がんの発症リスクの関連性:前向きコホート研究 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.3(2022年6月9日号) 運動は脳内RNAメチル化を改善し、ストレス誘発性不安を予防する ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.2(2022年6月2日号) 6〜11歳の子供におけるmRNA-1273Covid-19ワクチンの評価 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.1(2022年5月26日号) SARS-CoV-2オミクロンBA.2株の特性評価と抗ウイルス感受性 ≫その他4本
血液内科 Journal Check Vol.9(2022年7月5日号)
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LBCLのセカンドライン治療、CAR-T細胞療法はASCTにとってかわるか 再発難治性大細胞型B細胞リンパ腫(LBCL)のセカンドラインとしてのCAR-T細胞療法の有効性と安全性を比較したランダム化比較試験のシステマティックレビューおよびメタ解析が実施された。標準的な自家造血幹細胞移植(ASCT)と比較してどちらが優れているのか。【British Journal of Haematology誌オンライン版2022年6月28日号】 ≫Bibgraphで続きを読む 未治療MCLで最も行われている治療とは~米国リアルワールドコホート 最近10年間で診断されたマントル細胞リンパ腫(MCL)患者4,216例の分析結果が報告された。米国で行われている最もスタンダードな治療とは。【Journal of Clinical Oncology誌オンライン版2022年6月28日号】 ≫Bibgraphで続きを読む 再発難治性LBCLに対するCAR-T細胞療法:2つの薬剤で違いはあるのか 再発難治性大細胞型B細胞リンパ腫(LBCL)に承認されているCAR-T細胞療法axi-celとtisa-cel。両剤に違いはあるのかを検討するため、約300例の患者データをレトロスペクティブに解析した。【Haematologica誌オンライン版2022年6月30日号】 ≫Bibgraphで続きを読む PNH治療、エクリズマブの功績~ペグセタコプランの可能性 発作性夜間ヘモグロビン尿症(PNH)の治療は、エクリズマブの登場により革新的に変化した。そして2021年、新規治療薬としてペグセタコプランがFDAで承認された。近年のPNH治療の進展、そして今後の可能性とは。【Seminars in Immunology誌オンライン版2022年6月25日号】 ≫Bibgraphで続きを読む 多中心性キャッスルマン病の治療、どんな治療成績が報告されているのか 多中心性キャッスルマン病(MCD)に対する治療選択肢は限られおり、世界各国でさまざまなレジメンを用いたMCD治療の研究が行われている。それらレジメンの有効性および安全性を調査したシステマティックレビューの結果が報告された。【European Journal of Haematology誌オンライン版2022年6月30日号】 ≫Bibgraphで続きを読む 血液内科 Proへ アンケート:ご意見箱 ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら 血液内科 Journal Check Vol.8(2022年6月28日号) DLBCLに対するR-CHOP療法、10年後の臨床転帰は ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.7(2022年6月21日号) 再発難治性LBCLのセカンドライン治療におけるliso-celに有用性~TRANSFORM試験中間報告 ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.6(2022年6月14日号) 再発難治性FL患者におけるAUMA-5試験とSCHOLAR-5試験の比較 ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.5(2022年6月7日号) 血液悪性腫瘍患者における予防的トラネキサム酸:プラセボ対照RCT ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.4(2022年6月1日号) 日本人再発難治性LBCLに対するCAR-T細胞療法liso-cel~第II相臨床試験 ≫その他2本 血液内科 Journal Check Vol.3(2022年5月24日号) 再発難治性多発性骨髄腫のサルベージ療法におけるDVdとDRdの比較 ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.2(2022年5月17日号) 大細胞型B細胞リンパ腫患者におけるCAR-T療法に対するブリッジング療法の影響~メタ解析 ≫その他2本 血液内科 Journal Check Vol.1(2022年5月10日号) 血液悪性腫瘍または造血細胞移植患者におけるCOVID-19管理に関する推奨事項 ≫その他2本
皮膚潰瘍の考え方と創傷の病期
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21の高所得国、中所得国および低所得国の15万5722例の修正可能な危険因子、心血管疾患および死亡率(PURE研究) 前向きコホート研究
21の高所得国、中所得国および低所得国の15万5722例の修正可能な危険因子、心血管疾患および死亡率(PURE研究) 前向きコホート研究
Modifiable risk factors, cardiovascular disease, and mortality in 155 722 individuals from 21 high-income, middle-income, and low-income countries (PURE): a prospective cohort study Lancet . 2020 Mar 7;395(10226):795-808. doi: 10.1016/S0140-6736(19)32008-2. Epub 2019 Sep 3. 原文をBibgraph(ビブグラフ)で読む 上記論文の日本語要約 【背景】世界で共通の修正可能な危険因子が心血管疾患と死亡率に及ぼす作用の推定の大部分が、異なる方法を用いた別々の研究データに基づいている。Prospective Urban Rural Epidemiology(PURE)研究は、経済水準で層別化した21カ国(5大陸)で、修正可能な危険因子が心血管疾患および死亡率に及ぼす作用を前向きに測定するのにほぼ同じ方法を用いてこの欠点を克服している。 【方法】この国際共同前向きコホート研究では、高所得国(HIC)、中所得国(MIC)および低所得国(LIC)21カ国から登録した、心血管疾患の既往歴がない参加者15万5722例を対象に、14の修正可能な危険因子と死亡率・心血管疾患の関連を調査した。この論文の主要評価項目は、心血管疾患事象(心血管死、心筋梗塞、脳卒中および心不全と定義)および死亡率とした。有病率、ハザード比(HR)および行動因子クラスター(喫煙週間、血圧、アルコール、食事法、運動および塩分摂取など)、代謝因子(脂質、血圧、糖尿病、肥満など)、社会経済的および心理社会的因子(教育、うつ症状など)、握力、家庭内および環境汚染と関連を示す心血管疾患と死亡率の人口寄与割合(PAF)を明らかにした。多変量Coxフレイルティモデルを用いて危険因子と転帰の関連を証明し、コホート全体ではPAFを用いて、このほか国の所得水準別の分類別でこの関連を明らかにした。 【結果】2005年1月6日から2016年12月4日野間に、15万5722例を組み入れ、追跡子て危険因子を測定した。1万7249例(11.1%)がHIC、10万2680例(65.9%)がMIC、3万5793例(23.0%)がLICから組み入れた参加者であった。試験全体の対象者でみた心血管疾患と死亡の約70%が修正可能な危険因子によるものであった。代謝因子が心血管疾患の最も大きな危険因子(PAFの41.2%)で、高血圧が最大であった(PAFの22.3%)。クラスターとして、行動危険因子のほとんどが死亡の寄与因子(PAFの26.3%)であったが、最も大きな危険因子は低学歴であった(PAFの12.5%)。大気汚染に心血管疾患のPAFの13.9%との関連が見られたが、この解析では異なる統計手法を用いた。MICとLICで、家庭内空気汚染、質の悪い食生活およぎ低握力がHICよりも心血管疾患および死亡率に大きな作用を及ぼしていた。 【解釈】ほとんどの心血管疾患と死亡が数少ない共通の修正可能な危険因子によるものであった。世界の広範囲にわたって影響を及ぼす因子(高血圧、学歴など)がある一方で、国の経済水準によって異なる因子(家庭内空気汚染、質の悪い食生活)もあった。健康政策には、世界的に心血管疾患や死亡率を回避するのに最も大きな効果がある危険因子に焦点を当て、さらに、特定の国に大きな重要性がある危険因子に力を入れるべきである。 第一人者の医師による解説 低所得国では教育年数や大気汚染の影響大 日本への適用には注意 山岸 良匡筑波大学医学医療系社会健康医学教授・茨城県西部メディカルセンター/磯 博康 大阪大学大学院医学系研究科公衆衛生学教授 MMJ. December 2020;16(6):180 本論文のPURE研究は、21カ国の一般集団において、14の介入可能な循環器危険因子について、循環器病や全死亡との関連および寄与リスクを示すことを目的としている。従来、このようなテーマについては各国で別々の手法を用いたコホート研究が行われてきたが、本研究は、21カ国で統一した手法で行ったことを1つの売りとして、特にそれらの関連や寄与危険度が国の富裕度(所得)で異なるか、という点に焦点を当てている。  実際、14の危険因子は、国の富裕度によって分布が大きく異なることが示された。論文では危険因子の関連の強さの比較について(行動関連危険因子では喫煙が最も関連が強いなどといった)議論がなされているが、これについては危険因子の定義によって結果が異なる可能性に留意する必要がある。それよりも、それらの関連の強さが国の富裕度によって異なることを示した点が本研究の重要な知見と言える。例えば全死亡について、高所得国では喫煙との関連が強いのに対し、低所得国ではアルコールや教育年数との関連が強い、などである。寄与リスクの観点からは、循環器病の71%が介入可能な危険因子によるものであり、その割合は低所得国の方が高い、すなわち介入の余地が大きいことが示されている。そのほか、循環器病、心筋梗塞、脳卒中ごとの各危険因子の寄与の違いや、それらの国の富裕度による違い(低所得国では教育年数、食事、家庭レベルの大気汚染の影響が大きい)など、興味深い知見が得られている。  公衆衛生学的には興味深い論文であるが、日本人の読者にとって注意が必要なのは今回の参加国である。例えば、本研究の高所得国(カナダ、サウジアラビア、スウェーデン、アラブ首長国連邦)には米国や西欧諸国は含まれていない。東アジアでは中国が中所得国として含まれているが、日本や韓国、台湾、シンガポールなどは含まれていない(このため、食塩摂取量は中国が含まれる中所得国で最も高い)。したがって、本研究の特記すべき成果は、グローバルに共通する強力な危険因子(高血圧、喫煙、食事など)と、国の富裕度により寄与が異なる危険因子(教育年数や大気汚染など)の存在を示したことといえる。日本では、PUREの各国とは、危険因子の分布だけでなく疾病構造(欧米と比較して脳卒中が多く心筋梗塞が少ない)も異なる(1)ことを念頭に置く必要があり、わが国のことは自国のデータで論じる必要がある。日本にも同様に危険因子の寄与リスクを算出した研究(2)があり、喫煙と高血圧の寄与が大きいことが示されているが、より最近のデータを用いてPUREの結果と対比することが有用であろう。 1. Brunner E, et al. (Ed) Health in Japan: Social Epidemiology of Japan since the 1964 Tokyo Olympics. Oxford University Press 2020. 2. Ikeda N, et al. Lancet. 2011;378(9796):1094-1105.
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