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Journal Check
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.39(2023年3月2日号)
筋トレには、動物性タンパク質?植物性タンパク質は効果あり?
植物性タンパク質(ビーガン食)が、動物性タンパク質と同程度に、レジスタンストレーニングによる骨格筋のリモデリングをサポートできるかどうかは不明である。著者らは、健康な若年成人を対象に、10週間にわたる週5日の筋トレと高タンパク質(〜2g/kg/day)を雑食または非動物性由来の食事から摂取させ、筋線維断面積(CSA)・筋肉量・筋力・筋機能への影響を評価した。The Journal of Nutrition誌オンライン版2023年2月21日号の報告。ランニングシューズはやっぱり"NIKE"?
従来のランニングシューズと比較して「NIKE ズームX ヴェイパーフライ ネクスト% 2」が長距離トレーニングのパフォーマンス、運動学的パラメーター、ランニングパワー、疲労に与える影響を分析した。European Journal of Sport Science誌オンライン版2023年2月23日号の報告。(承認申請中)RSVワクチンの有効性と安全性
RSウイルス(RSV)は、高齢者における急性呼吸器感染症や合併症、ひいては死亡の重要な原因となりうるが、現在RSVに対するワクチンはない。著者らは、60歳以上の成人を対象とし、アジュバント添加RSVPreF3候補ワクチン単回投与の有効性と安全性を評価するため、無作為化プラセボ対照観察者盲検国際共同試験を行った。The New England Journal of Medicine誌2023年2月16日号の報告。下剤の定期的な使用は認知症リスクを高める!?
脳-腸-腸内微生物叢相関仮説は、下剤の使用が認知症に関連していることを示唆している。そこで、認知症の病歴のない40~69歳の英国バイオバンク参加者50万2,229人を対象に、下剤の定期的な使用と認知症の発生率との関連を調査するための、大規模前向きコホート研究が実施された。Neurology誌オンライン版2023年2月22日号の報告。2型糖尿病と消化器疾患リスクの関連
2型糖尿病および血糖特性と消化器疾患との関連性を調べるため、メンデルランダム化研究が実施された。2型糖尿病(n=231)、空腹時インスリン(n=38)、空腹時血糖(n=71)、およびヘモグロビンA1c(n=75)に関連する互いに相関のない遺伝子変異を操作変数として選択し、23種の一般的な消化器疾患との遺伝的関連性は、FinnGenおよびUK Biobankの研究、およびその他の大規模なコンソーシアムから取得した。Diabetes Care誌オンライン版2023年2月17日号の報告。※新規会員登録はこちら
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