「ホジキンリンパ腫(HL)」の記事一覧

血液内科 Journal Check Vol.3(2022年5月24日号)
血液内科 Journal Check Vol.3(2022年5月24日号)
再発難治性多発性骨髄腫のサルベージ療法におけるDVdとDRdの比較 再発難治性多発性骨髄腫に対するサルベージ療法としてダラツムマブ+ボルテゾミブ+デキサメタゾン(DVd)とダラツムマブ+レナリドミド+デキサメタゾン(DRd)についての多施設レトロスペクティブ研究の結果が報告された。Annals of Hematology誌オンライン版2022年5月19日号の報告。 ≫Bibgraphで続きを読む 小児~若年成人の新規ホジキンリンパ腫に対するBv-Avd-R療法 ~第II相非ランダム化比較試験 古典的ホジキンリンパ腫と新たに診断された1~30歳の患者に対するブレンツキシマブベドチン+ドキソルビシン+ビンブラスチン+ダカルバジン+リツキシマブの4または6サイクル治療による安全性および有効性が検討された。Journal for Immunotherapy of Cancer誌2022年5月号の報告。 ≫Bibgraphで続きを読む 再発難治性ATLL患者に対するツシジノスタットの有効性と安全性~国内第IIb相試験 再発難治性の成人T細胞白血病・リンパ腫(ATLL)患者を対象にヒストン脱アセチル化酵素(HDAC)阻害薬ツシジノスタットの国内第IIb相試験の結果が報告された。Cancer Science誌オンライン版2022年5月17日号の報告。 ≫Bibgraphで続きを読む 多発性骨髄腫患者の自家移植前BeEAMレジメンの安全性と有効性~海外第II相試験 新たに多発性骨髄腫と診断された患者を対象に、ベンダムスチン+エトポシド+シタラビン+メルファランの大量化学療法併用療法(BeEAM)の安全性と有効性を検証する第II相試験が実施された。Transplantation and Cellular Therapy誌オンライン版2022年5月19日号の報告。 ≫Bibgraphで続きを読む 日本における多発性骨髄腫医療データベース分析:プレリキサフォル使用の費用対効果への影響 造血幹細胞移植のアフェレーシスにおいて選択的CXCR4阻害剤プレリキサフォルに関連する医療リソースの使用および医療費への影響についての分析結果が報告された。International Journal of Hematology誌オンライン版2022年5月13日号の報告。 ≫Bibgraphで続きを読む 血液内科 Proへ アンケート:ご意見箱 ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら 血液内科 Journal Check Vol.2(2022年5月17日号) 大細胞型B細胞リンパ腫患者におけるCAR-T療法に対するブリッジング療法の影響~メタ解析 ≫その他2本 血液内科 Journal Check Vol.1(2022年5月10日号) 血液悪性腫瘍または造血細胞移植患者におけるCOVID-19管理に関する推奨事項 ≫その他2本
血液内科 Journal Check Vol.11(2022年7月19日号)
血液内科 Journal Check Vol.11(2022年7月19日号)
未治療のステージIII、IV期の古典的ホジキンリンパ腫患者に対するA+AVD療法~ECHELON-1試験 未治療のステージIII、IV期の古典的ホジキンリンパ腫患者に対する抗CD30 抗体薬物複合体ブレンツキシマブ ベドチン+ドキソルビシン+ビンブラスチン+ダカルバジン併用療法(A+AVD療法)は、ドキソルビシン+ブレオマイシン+ビンブラスチン+ダカルバジン併用療法(ABVD療法)よりも、6年間の全生存期間を改善することが報告された。【The New England Journal of Medicine誌オンライン版2022年7月13日号】 ≫Bibgraphで続きを読む CAR-T細胞療法の市販後調査~米FDA有害事象報告システムの分析 米国・FDA有害事象報告システムのデータベースより抽出された3,225件のCAR-T細胞療法の副作用データを分析した。実臨床で報告された副作用およびその発現率とは。【Drug Safety誌オンライン版2022年7月12日号】 ≫Bibgraphで続きを読む 再発難治性濾胞性リンパ腫に対するモスネツズマブの有用性~第II相試験 2回以上の前治療歴を有する濾胞性リンパ腫患者に対する抗CD20/CD3特異性抗体Mosunetuzumab(モスネツズマブ)の有効性、安全性を評価した第II相試験の結果が報告された。注目の結果はいかに。【The Lancet. Oncology誌オンライン版2022年7月5日号】 ≫Bibgraphで続きを読む 造血器腫瘍患者に対するポサコナゾールの真菌感染症予防効果 第一選択薬として深在性真菌症治療剤ポサコナゾールを推奨した真菌感染症予防プロトコルを作成し、実践前後の予防投与の変化やその効果について検討が行われた。【Mycoses誌オンライン版2022年7月11日号】 ≫Bibgraphで続きを読む 再発難治性慢性リンパ性白血病および小リンパ球性リンパ腫に対するイブルチニブの有用性~国内市販後調査 2016年に日本で承認されたイブルチニブの市販後調査の結果が報告された(登録症例数:323例)。日本の実臨床下におけるイブルチニブの有効性および安全性プロファイルはどうだったのか。【Journal of Clinical and Experimental Hematopathology誌オンライン版2022年7月12日号】 ≫Bibgraphで続きを読む 血液内科 Proへ アンケート:ご意見箱 ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら 血液内科 Journal Check Vol.10(2022年7月12日号) 未治療のiNHL、MCL、rrDLBCLに対するベンダムスチンの有用性~第I/II相試験 ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.9(2022年7月5日号) LBCLのセカンドライン治療、CAR-T細胞療法はASCTにとってかわるか ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.8(2022年6月28日号) DLBCLに対するR-CHOP療法、10年後の臨床転帰は ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.7(2022年6月21日号) 再発難治性LBCLのセカンドライン治療におけるliso-celに有用性~TRANSFORM試験中間報告 ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.6(2022年6月14日号) 再発難治性FL患者におけるAUMA-5試験とSCHOLAR-5試験の比較 ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.5(2022年6月7日号) 血液悪性腫瘍患者における予防的トラネキサム酸:プラセボ対照RCT ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.4(2022年6月1日号) 日本人再発難治性LBCLに対するCAR-T細胞療法liso-cel~第II相臨床試験 ≫その他2本 血液内科 Journal Check Vol.3(2022年5月24日号) 再発難治性多発性骨髄腫のサルベージ療法におけるDVdとDRdの比較 ≫その他4本 血液内科 Journal Check Vol.2(2022年5月17日号) 大細胞型B細胞リンパ腫患者におけるCAR-T療法に対するブリッジング療法の影響~メタ解析 ≫その他2本 血液内科 Journal Check Vol.1(2022年5月10日号) 血液悪性腫瘍または造血細胞移植患者におけるCOVID-19管理に関する推奨事項 ≫その他2本
悪性リンパ腫患者のHRQoLはどの程度悪化しているのか〜REALYSAコホート
悪性リンパ腫患者のHRQoLはどの程度悪化しているのか〜REALYSAコホート
公開日:2024年7月17日 Anota A, et al. Eur J Cancer. 2024 Jul 4. [Epub ahead of print]  近年、悪性リンパ腫の治療は、著しく進歩を遂げている。そのため、悪性リンパ腫患者の健康関連QOL(HRQoL)の評価は、臨床研究や日常診療において重要なポイントとなっている。しかし、診断時における悪性リンパ腫特有のHRQoLプロファイルに関するデータは、十分ではない。フランス・Centre Leon BerardのAmelie Anota氏らは、フランスのプロスペクティブ非介入多施設コホートであるREALYSAコホートの登録患者を対象に、新規悪性リンパ腫患者における診断時のHRQoLの評価を行った。European Journal of Cancer誌オンライン版2024年7月4日号の報告。  対象は、REALYSAコホートに含まれる成人悪性リンパ腫患者3,922例。高悪性度非ホジキンリンパ腫(NHL-HG)患者1,994例、低悪性度非ホジキンリンパ腫(NHL-LG)患者1,053例、ホジキンリンパ腫(HL)患者875例の診断時のHRQoLを評価した。疾患特有のHRQoLを評価するため、3つの検証済みEORTC質問票をそれぞれ用いた(NHL-HG:QLQ-NHL-HG29、NHL-LG:QLQ-NHL-LG20、HL:QLQ-HL27)。 主な結果は以下のとおり。 ・本コホートにおける質問票の完了率は高く、QLQ-HG29の84%からQLQ-HL27の88%にまで達していた。 ・全般的な健康状態が悪化している患者の割合は、T細胞リンパ腫67%、びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)62%、バーキットリンパ腫61%、HL 53%、辺縁帯リンパ腫49%、マントル細胞リンパ腫48%、濾胞性リンパ腫(FL)47%であった。 ・DLBCL、FL、HLの多変量回帰分析では、性別、PS、B症状がすべてのHRQoLと独立して関連していることが示唆された。ただし、各サブタイプ間で、年齢とステージによるさまざまな影響が観察された。  著者らは「本研究により、各悪性リンパ腫患者の診断時におけるHRQoLプロファイルが明らかとなった。本研究で使用した最近検証されたEORTC質問票は、今後の研究でHRQoL結果の解釈を促進する上で役立つであろう」としている。 (エクスメディオ 鷹野 敦夫) 原著論文はこちら Anota A, et al. Eur J Cancer. 2024 Jul 4. [Epub ahead of print]▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/39002346 血液内科 Pro(血液内科医限定)へ ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら
日本人の初発進行期CHLに対する中間PETの有用性〜日本臨床腫瘍研究グループ
日本人の初発進行期CHLに対する中間PETの有用性〜日本臨床腫瘍研究グループ
公開日:2024年7月26日 Kusumoto S, et al. Cancer Sci. 2024 Jul 22. [Epub ahead of print]  初発進行期古典的ホジキンリンパ腫(CHL)に対する中間PET誘導療法の有用性を評価したリンパ腫グループJCOG1305試験の解析結果を、愛知県がんセンターの楠本 茂氏らが報告した。Cancer Science誌オンライン版2024年7月22日号の報告。  対象は、16〜60歳の新たに診断された進行期CHL日本人患者。対象患者は、ドキソルビシン+ブレオマイシン+ビンブラスチン+ダカルバジン(ABVD療法)2サイクル後、中間PETスキャン(PET2)により5段階のDeauvilleスケールで中央判定を受けた。PET2陰性の患者は、ABVD療法をさらに4サイクル継続した。PET2陽性の患者は、増量ブレオマイシン+エトポシド+ドキソルビシン+シクロホスファミド+ビンクリスチン+プロカルバジン+プレドニゾン(増量BEACOPP療法)の6サイクルに切り替えを行った。主要エンドポイントは、すべての適格基準を満たした患者およびPET2陽性患者における2年無増悪生存割合(PFS)とした。 主な結果は以下のとおり。 ・2016〜19年に初発進行期CHL患者93例が登録された。 ・1例は、診断ミスのため不適格となった。 ・適格基準を満たした患者(92例)の年齢中央値は35歳(四分位範囲:28〜48)であった。 ・ステージIIIが40例(43%)、ステージIVが43例(47%)であった。 ・残りの9例(10%)は、リスク因子を有するIIB期であった。 ・PET2陽性患者19例(21%)は増量BEACOPP療法を受け、そのうち18例は増量BEACOPP療法6サイクルを完了した。 ・PET2陰性患者73例(79%)はABVD療法を継続し、そのうち70例はABVD療法の追加4サイクルを完了した。 ・フォローアップ期間中央値は41.1ヵ月。 ・2年PFSは、対象患者(92例)で84.8%(80%信頼区間[CI]:79.2〜88.9)、PET2陽性患者(19例)で84.2%(80%CI:69.7〜92.1)であった。 ・いずれの主要エンドポイントも、事前に指定したい閾値で達成された。  著者らは「中間PET誘導療法は、初発進行期CHLの若年患者において、有用な治療選択肢であることを示唆している」としている。 (エクスメディオ 鷹野 敦夫) 原著論文はこちら Kusumoto S, et al. Cancer Sci. 2024 Jul 22. [Epub ahead of print]▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/39034771 血液内科 Pro(血液内科医限定)へ ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら
PMBCLにおける中枢神経系再発予防の必要性は〜米メイヨークリニック
PMBCLにおける中枢神経系再発予防の必要性は〜米メイヨークリニック
公開日:2024年9月9日 Okcu I, et al. Clin Lymphoma Myeloma Leuk. 2024 Aug 2. [Epub ahead of print]  原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫(PMBCL)は、悪性B細胞性非ホジキンリンパ腫の1つである。PMBCLは、結節性硬化型の古典的ホジキンリンパ腫(cHL)と、臨床的および生物学的特徴が類似しているといわれている。cHLでは、中枢神経系(CNS)再発は非常に稀であるといわれており、PMBCLのCNS再発も、少ないと予想される。米国・メイヨークリニックのIzel Okcu氏らは、標準的な化学療法で治療を行ったPMBCL患者におけるCNS再発の発生頻度を調査するため、単施設レトロスペクティブ研究を実施した。Clinical Lymphoma, Myeloma & Leukemia誌オンライン版2024年8月2日号の報告。  対象は、メイヨークリニックで診察された新規PMBCL患者154例(平均年齢:38歳[範囲:18〜77]、女性の割合:60%、65歳以上の割合:8%[12例])。CNS再発率は、競合リスクモデルを用いて算出し、死亡を競合リスクとみなした。 主な結果は以下のとおり。 ・対象患者に対する第1選択治療は、R-CHOP療法51%(78例)、DA-EPOCH-R療法49%(76例)であった。 ・CNS再発予防は、R-CHOP療法で5%(8例)、DA-EPOCH-R療法10%(15例)に実施されていた。 ・フォローアップ中央値は39ヵ月の間に、CNS再発は3例で認められ、いずれの症例もCNSおよび全身性再発が認められた。 ・コホート全体のCNS再発の累積発生率は、1年で1.43%(95%CI:0.3〜4.6)、2および5年で2.21%(95%CI:0.6〜5.8)であった。 ・CNS再発予防を行わなかった患者131例における再発率は、1年で0.85%(95%CI:0.1〜4.2)、2および5年で1.80%(95%CI:0.3〜5.8)であった。 ・CNS再発患者3例には、第1選択治療としてR-CHOP療法が用いられていた。3例中2例は、CNS再発予防を行っていなかったが、1例は腹腔内投与が行われていた。  著者らは「PMBCLにおけるCNS再発リスクは、標準的な化学療法では非常に低いことが示唆された。そのため、定期的なCNS予防は、必要であるとはいえない」と結論づけた。 (エクスメディオ 鷹野 敦夫) 原著論文はこちら Okcu I, et al. Clin Lymphoma Myeloma Leuk. 2024 Aug 2. [Epub ahead of print]▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/39232904 血液内科 Pro(血液内科医限定)へ ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら
進行期CHLに対するニボルマブ+AVD療法 vs. BV併用AVD療法/NEJM
進行期CHLに対するニボルマブ+AVD療法 vs. BV併用AVD療法/NEJM
公開日:2024年11月15日 Herrera AF, et al. N Engl J Med. 2024; 391: 1379-1389.  進行期古典的ホジキンリンパ腫(CHL)の治療にブレンツキシマブ ベドチン(BV)を組み入れることで成人および小児患者の臨床アウトカムは改善した。しかし、成人患者に対するBV使用は毒性リスクが懸念され、小児患者の約半数では、放射線療法による地固め療法が行われており、再発は依然として課題となっている。一方、PD-1阻害は、未治療患者を対象とした予備的研究を含め、ホジキンリンパ腫(HL)に有効であることが示唆されている。米国・City of Hope Comprehensive Cancer CenterのAlex F. Herrera氏らは、新たにステージIIIまたはIVと診断された12歳以上のHL患者を対象に、第III相多施設共同非盲検ランダム化試験を実施した。NEJM誌2024年10月17日号の報告。  対象は、新たにステージIIIまたはIVと診断された12歳以上のHL患者994例。対象患者は、ドキソルビシン+ビンブラスチン+ダカルバジン(AVD療法)にBVを併用したBV併用AVD療法群498例、AVD療法にニボルマブを併用したニボルマブ併用AVD療法群496例にランダムに割り付けた。事前に指定した患者には、残存する代謝活性病変に対し、放射線療法を行った。主要エンドポイントは、無増悪生存期間(PFS)とし、ランダム化から病勢進行またはすべての原因による死亡までの期間と定義した。 主な結果は以下のとおり。 ・有効性分析のためのITT集団には970例が含まれた。 ・計画された2回目の中間解析では、フォローアップ期間中央値12.1ヵ月(範囲:0〜38.6)で有効性の閾値を超え、ニボルマブ併用AVD療法群は、BV併用AVD療法群と比較し、PFSの有意な改善が認められた(病勢進行または死亡のハザード比:0.48、99%信頼区間[CI]:0.27〜0.87、p<0.001)。 ・フォローアップ期間が短かったため、PFS延長の持続性を評価するため、さらに1年間のフォローアップ調査を行った後、解析を繰り返し行なった。 ・フォローアップ期間中央値2.1年(範囲:0〜4.2)における2年PFSは、ニボルマブ併用AVD療法群92%(95%CI:89〜94)、BV併用AVD療法群83%(95%CI:79〜86)であった(病勢進行または死亡のハザード比:0.45、95%CI:0.30〜0.65)。 ・放射線療法を行った患者は、全体で7例。 ・ニボルマブ併用AVD療法群は、免疫関連毒性の発生率が低かった。 ・BV併用AVD療法群では治療中止が多かった。  著者らは「ニボルマブ併用AVD療法は、ステージIIIまたはIVの進行期CHLの青年および成人において、BV併用AVD療法よりもPFSがより長く、副作用プロファイルが良好である」と結論付けている。 (鷹野 敦夫) 原著論文はこちら Herrera AF, et al. N Engl J Med. 2024; 391: 1379-1389.▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/39413375 血液内科 Pro(血液内科医限定)へ ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら