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症候性頭蓋内動脈狭窄症に対するステント治療は内科的治療への優位性を示せず
症候性頭蓋内動脈狭窄症に対するステント治療は内科的治療への優位性を示せず
Effect of Stenting Plus Medical Therapy vs Medical Therapy Alone on Risk of Stroke and Death in Patients With Symptomatic Intracranial Stenosis: The CASSISS Randomized Clinical Trial JAMA. 2022 Aug 9;328(6):534-542. doi: 10.1001/jama.2022.12000. 上記論文のアブストラクト日本語訳 ※ヒポクラ×マイナビ 論文検索(Bibgraph)による機械翻訳です。 [重要] 以前の無作為化試験では、一般的に、症候性の重度の頭蓋内アテローム性動脈硬化性狭窄を有する患者の薬物療法にステント留置術を追加しても害があるか、または利益がないことが示されていますが、洗練された患者選択とより経験豊富な外科医が結果を改善する可能性があるかどうかは不明のままです. [目的]症候性の重度の頭蓋内アテローム性動脈硬化性狭窄症患者におけるステント留置と内科療法と内科療法単独を比較すること。重度の頭蓋内狭窄 (70%-99%) に起因する一過性脳虚血発作または非障害性、非穿通枝 (非脳幹または非大脳基底核末端動脈として定義) 領域虚血性脳卒中の合計 380 人の患者、および最新の発作から 3 週間以上の期間虚血症状の発症は、2014 年 3 月 5 日から 2016 年 11 月 10 日の間に募集され、3 年間追跡調査された (最終追跡調査: 2019 年 11 月 10 日)。単独で(n = 182)。薬物療法には、90 日間の 2 剤併用抗血小板療法(その後は 1 回の抗血小板療法)と脳卒中危険因子のコントロールが含まれていました。日から1年。 2 年目と 3 年目の適格な動脈領域での脳卒中、3 年目の死亡率を含む 5 つの二次的転帰がありました。 [73.5%]) と 343 (95.8%) が試験を完了しました。ステント留置と薬物療法のグループと薬物療法のみのグループでは、脳卒中または死亡のリスクの主要アウトカムに有意差は見られなかった (8.0% [14/176] vs 7.2% [13/181]; 差、0.4% [95] % CI、-5.0% ~ 5.9%]; ハザード比、1.10 [95% CI、0.52-2.35]; P = .82)。事前に指定された 5 つの副次的エンドポイントのうち、2 年で適格な動脈領域の脳卒中を含む有意差を示したものはありませんでした (9.9% [17/171] 対 9.0% [16/178]; 差、0.7% [95% CI、- 5.4% から 6.7%]; ハザード比、1.10 [95% CI、0.56-2.16]; P = .80) および 3 年 (11.3% [19/168] vs 11.2% [19/170]; 差、-0.2 % [95% CI、-7.0% ~ 6.5%]; ハザード比、1.00 [95% CI、0.53-1.90]; P > .99)。 3 年時点での死亡率は、ステント留置術と薬物療法を併用したグループでは 4.4% (7/160) であったのに対し、薬物療法のみのグループでは 1.3% (2/159) でした (差、3.2% [95% CI、-0.5% ~ 6.9%] ; ハザード比 3.75 [95% CI 0.77-18.13]; P = .08). [結論と関連性] 症候性の重度の頭蓋内動脈硬化性狭窄による一過性脳虚血発作または虚血性脳卒中の患者では、経皮経管血管形成術の追加と内科的治療単独と比較して、内科的治療へのステント留置術は、30日以内の脳卒中または死亡のリスク、または30日を超えて1年間の対象となる動脈領域での脳卒中のリスクに有意差はありませんでした.この調査結果は、症候性の重度の頭蓋内アテローム性動脈硬化性狭窄を有する患者の治療のための内科療法への経皮経管血管形成術およびステント留置術の追加を支持していません.[試験登録]ClinicalTrials.gov識別子: NCT01763320. 第一人者の医師による解説 頭蓋内動脈狭窄症に対する血管内治療は当面の間 限定的な患者への実施にとどまるだろう 秋山 武紀 慶應義塾大学医学部脳神経外科専任講師 MMJ.February 2023;19(1):8 頭蓋内動脈狭窄症はアジアで頻度が高く、薬物療法での脳梗塞再発率が高い疾患である。このため血管内治療(経皮的脳血管形成術および頭蓋内ステント留置術)による予後の改善が期待され、さまざまな研究が行われてきたが、SAMMPRIS試験(1)などでは血管内治療の周術期合併症リスクが非常に高い(15%前後)ために内科的治療に対する優位性を示すことができずにいた。今回、厳密な患者選択と術者限定を行うことで周術期合併症リスクが低下し、頭蓋内動脈狭窄症に対するステント治療の有益性が証明されるという仮説のもと、CASSISS(China Angioplasty and Stenting for Symptomatic Intracranial Severe Stenosis)試験が行われた。本試験は2014年3月~16年11月に患者組み入れを行い、1年以内に一過性脳虚血発作または軽症脳梗塞を発症、頭蓋内主幹動脈(内頚動脈、中大脳動脈 M1、椎骨・脳底動脈)に70 ~99%の動脈硬化性狭窄を有し、虚血発症後3週間を経過した患者358人を対象とした。穿通枝梗塞・大梗塞や進行性に増悪する神経症状を有する患者などは除外された。3年以内に頭蓋内狭窄に対する血管内治療30例以上を経験、30日後の死亡・脳梗塞発生率が15%未満である術者に限定された。治療プロトコールは抗血小板薬2剤と最善の内科的治療(LDL-C 100mg/dL、血圧140/90mmHg、HbA1c 6.5%未満、生活習慣の改善)は共通、血管内治療はバルーンおよび自己拡張型頭蓋内ステント(WingspanR)の使用という一般的な手技で行われた。 その結果、主要評価項目(30日以内の脳卒中・死亡、30日以降1年以内の支配領域における脳卒中)の発生率は血管内治療群8.0%、内科的治療群7.2%であった。副次評価項目の1つである3年以内の支配領域の脳卒中は血管内治療群11.3%、内科的治療群11.2%であり、主要、副次評価項目ともに2群間に有意差を認めなかった。すなわち、患者選択、術者限定を行っても症候性頭蓋内動脈狭窄症における血管内治療の内科的治療に対する優位性は示されなかった。 CASSISS試験は先行試験の批判に応え、血管内治療の優位性を示しやすい条件のもと行われたが、やはり内科的治療の成績を上回ることはなかった。本試験における血管内治療の周術期合併症発生率は5%であり、決して高いものではない。今後も薬物療法の進歩が続くことを考えると、それを上回る血管内治療の成績を示すことは現状のデバイスでは困難かもしれない。頭蓋内動脈狭窄症に対する血管内治療は当面の間、限定的な患者に行われることになるとともに、革新的なデバイスの開発が求められるであろう。 1. Derdeyn CP, et al. Lancet. 2014;383(9914):333-341.
痛風患者における発作は発作後の近い将来の心血管イベントと関連する
痛風患者における発作は発作後の近い将来の心血管イベントと関連する
Association Between Gout Flare and Subsequent Cardiovascular Events Among Patients With Gout JAMA. 2022 Aug 2;328(5):440-450. doi: 10.1001/jama.2022.11390. 上記論文のアブストラクト日本語訳 ※ヒポクラ×マイナビ 論文検索(Bibgraph)による機械翻訳です。 【重要】痛風は心血管疾患と関連があります。痛風の再燃と心血管イベントとの時間的関連性は調査されていません。 [目的]最近の痛風の再燃後に心血管イベントのリスクが一時的に増加するかどうかを調査すること。 [デザイン、設定、および参加者]レトロスペクティブな観察研究が実施されました。 1997 年 1 月 1 日から 2020 年 12 月 31 日までの英国の Clinical Practice Research Datalink からの電子カルテを使用。季節と年齢、痛風の再燃と心血管イベントを有する1421人の患者の間で実施されました。急性心筋梗塞または脳卒中。最近の以前の痛風再燃との関連性は、ネストされたケースコントロール研究で 95% CI の調整済みオッズ比 (OR) を使用し、自己管理型ケース シリーズで 95% CI の調整済み発生率比 (IRR) を使用して測定されました。痛風の新たな診断を受けた患者 (平均年齢、76.5 歳、男性 69.3%、女性 30.7%) では、心血管イベントが発生した 10,475 人の患者が、心血管イベントのない 52,099 人の患者と一致しました。心血管イベントが発生した患者は、心血管イベントが発生しなかった患者と比較して、0~60 日以内に痛風が再燃する確率が有意に高かった (204/10 475 [2.0%] vs 743/52 099 [1.4%]; 調整済み OR , 1.93 [95% CI, 1.57-2.38]) および過去 61 日から 120 日以内 (170/10 475 [1.6%] vs 628/52 099 [1.2%]; 調整済み OR, 1.57 [95% CI, 1.26- 1.96])。過去 121 日から 180 日以内に痛風再発のオッズに有意差はありませんでした (148/10 475 [1.4%] vs 662/52 099 [1.3%]; 調整済み OR、1.06 [95% CI、0.84-1.34] )。自己管理された症例シリーズ (N = 1421) では、0 日から 60 日までの 1000 人日あたりの心血管イベント発生率は 2.49 (95% CI 2.16-2.82) でした。 2.16 (95% CI、1.85-2.47) 61 日から 120 日以内。痛風の再燃後 121 日から 180 日以内に 1.70 (95% CI 1.42-1.98)、150 日または 181 日以内の 1000 人日あたりの心血管イベント発生率は 1.32 (95% CI 1.23-1.41)痛風の再燃から540日後まで。痛風再燃の 150 日前または 181 ~ 540 日後と比較すると、心血管イベントの発生率の差は 1,000 人・日あたり 1.17 (95% CI、0.83 ~ 1.52) であり、調整済み IRR は 1.89 (95% CI、1.54) でした。 -2.30) 0 日から 60 日以内。 1000 人日あたり 0.84 (95% CI、0.52-1.17)、61 ~ 120 日以内に 1.64 (95% CI、1.45-1.86)。 [結論と関連性] 痛風の患者のうち、痛風を経験した人心血管イベントは、そのようなイベントを経験しなかった人と比較して、前の日に最近痛風が再発する可能性が有意に高かった.これらの調査結果は、痛風の再燃が、再燃後の心血管イベントの一時的な増加と関連していることを示唆しています。 第一人者の医師による解説 最も肝心なのは生活習慣改善などによる痛風発作の予防 脇野 修 徳島大学大学院医歯薬学研究部腎臓内科学分野教授 MMJ.February 2023;19(1):20 心血管イベントの基盤病態には炎症が存在する。痛風は特に高齢者に多い全身性の炎症疾患で(1)、痛風患者は心血管イベントの発症率が高い(2)。日本のガイドラインによれば、痛風は高尿酸血症を必須条件とし、尿酸 -ナトリウム結晶による急性関節炎(痛風発作)をすでに生じた状態である(3)。痛風関節炎を伴わない無症候性高尿酸血症とは区別される。痛風自体は微小炎症を特徴とし、炎症性サイトカイン、血中活性酸素濃度の上昇、neutrophil extracellular trapの形成、内皮障害、血小板活性化などの病態を認め、動脈硬化性塞栓症発症の基盤となる。さらに、痛風発作はNAPL3インフラマソームの活性化により生じ、NAPL3インフラマソーム阻害薬は心血管イベントの発症を予防することが示されている。以上のことより痛風発作はその後の心血管イベント発症と関連があることが推測されるが、時間的因果関係の証明はなされていない。 そこで本研究では、英国の電子医療記録を用いて、痛風診断後に心血管イベント(急性心筋梗塞または脳卒中)を起こした患者(症例)と、年齢、性、罹病期間を一致させた心血管イベントを起こしていない患者(対照)を比較することで、痛風発作後に一時的に心血管イベント発症が増加するかどうかを検討した。その結果、症例群では対照群に比べ0~60日前および61~120日前の痛風発作の出現が有意に高かった(それぞれオッズ比1.93および1.57)。一方、121~180日前の痛風発作の出現には群間差がなかった。痛風発作と心血管イベントを発症した症例のみで行ったself-controlled case series解析によると、1,000人・年あたりの心血管イベント発症数は痛風発作後0~60日は2.49件、61~120日は2.16件、121~180日は1.70件、一方、150日前か181~540日後は1.32件であった。150日前か181~540日後をベースラインとして算出した心血管イベントの調整発症率比は、痛風発作0~60日後1.89、61~120日後1.64、121~180日後1.29であった。以上より、痛風患者において心血管イベントを発症した患者はその前の近いうちに痛風発作を起こしている可能性が高い。すなわち、痛風発作を起こした場合はその後の心血管イベント発症に関連することが明らかとなった。 本研究の感度分析では、標準的治療であるコルヒチン、非ステロイド系抗炎症薬、ステロイドの各使用群でも痛風発作に伴う心血管イベント増加が認められていることから、追加治療の潜在的な役割も期待される。ただし、リスクの絶対差は痛風発作後0~60日で0.6%(2.0%[症例群] 対 1.4%[対照群])であり、最も肝心なのは生活習慣改善などによる痛風発作の予防である。 1. Roth GA, et al. J Am Coll Cardiol. 2020;76(25):2982-3021. 2. Choi HK, et al. Circulation. 2007;116(8):894-900. 3. 高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第 3 版(2019 年改訂)
トラネキサム酸の高用量持続点滴投与は心臓手術における輸血率を低減
トラネキサム酸の高用量持続点滴投与は心臓手術における輸血率を低減
Effect of High- vs Low-Dose Tranexamic Acid Infusion on Need for Red Blood Cell Transfusion and Adverse Events in Patients Undergoing Cardiac Surgery: The OPTIMAL Randomized Clinical Trial JAMA. 2022 Jul 26;328(4):336-347. doi: 10.1001/jama.2022.10725. 上記論文のアブストラクト日本語訳 ※ヒポクラ×マイナビ 論文検索(Bibgraph)による機械翻訳です。 【重要】トラネキサム酸は、心臓手術における失血や輸血の軽減に推奨されています。しかし、高用量のトラネキサム酸が、心臓手術における血栓性合併症や発作のリスクを増加させることなく、低用量よりも優れた血液節約効果をもたらすかどうかは不明のままです。心肺バイパスを伴う心臓手術を受ける患者における低用量トラネキサム酸。この研究には、2018 年 12 月 26 日から 2021 年 4 月 21 日まで、中国の 4 つの病院で 3079 人の患者が登録されました。最終フォローアップは 2021 年 5 月 21 日でした。 kg プライム (n = 1525) または 10 mg/kg ボーラス、2 mg/kg/h 維持用量、および 1 mg/kg プライムを含む低用量レジメン (n = 1506)。[主な結果主要な有効性エンドポイントは、手術開始後の同種赤血球輸血率であり(優越性仮説)、主要な安全性エンドポイントは、術後30日間の死亡率、発作、腎機能障害の複合値でした(ステージ 2 または 3 の腎臓病: Improving Global Outcomes [KDIGO] 基準)、および血栓性イベント (心筋梗塞、虚血性脳卒中、深部静脈血栓症、および肺塞栓症) (マージン 5% の非劣性仮説)。主要な安全性エンドポイントの個々の構成要素を含む、15 の副次的エンドポイントがありました。 [結果] 治療群に無作為に割り付けられた 3079 人の患者 (平均年齢 52.8 歳、女性 38.1%) のうち、3031 人 (98.4%) が試験を完了しました。 .同種赤血球輸血は、高用量群の患者 1525 人中 333 人 (21.8%)、低用量群の患者 1506 人中 391 人 (26.0%) で発生した (リスク差 [RD]、-4.1% [片側97.55% CI、-∞ ~ -1.1%]; 相対リスク、0.84 [片側 97.55% CI、-∞ ~ 0.96; P = .004])。術後発作、血栓性イベント、腎機能障害、および死亡の複合は、高用量群の 265 人の患者 (17.6%) および低用量群の 249 人の患者 (16.8%) で発生した (RD、0.8%; 片側97.55% CI、-∞ ~ 3.9%; 非劣性の場合は P = .003)。事前に指定された 15 の二次エンドポイントのうち 14 は、高用量群の 15 人の患者 (1.0%) と低用量群の 6 人の患者 (0.4%) で発生した発作を含め、群間で有意差はありませんでした (RD、0.6 %; 95% CI, -0.0% to 1.2%; P = .05). [結論と関連性] 心肺バイパスを伴う心臓手術を受けた患者では、高用量は低用量のトラネキサム酸注入と比較して統計的に中程度の結果でした.同種赤血球輸血を受け、30 日死亡率、発作、腎機能障害、および血栓性イベントからなる複合主要安全性エンドポイントに関して非劣性の基準を満たした患者の割合が大幅に減少しました。[試験登録]臨床試験。政府識別子: NCT03782350。 第一人者の医師による解説 RCTによる低用量群との比較で 有害事象を増加させず輸血率低下効果を示した貴重な研究 島村 和男 大阪大学大学院医学系研究科外科学講座心臓血管外科学准教授 MMJ.February 2023;19(1):12 心臓手術に用いられる人工心肺(CPB)は線溶系を亢進させ,術中・術後の出血傾向を促進することが知られている。このため凝固障害を予防する目的で体外循環の施行中に線溶阻害薬が投与され、近年ではトラネキサム酸が主に使用されてきた。しかしながら、高用量のトラネキサム酸による有害事象として、てんかんと血栓塞栓症が報告されており、2017年に報告された多施設共同無作為化試験(1)では、冠動脈バイパス手術におけるトラネキサム酸1回投与の輸血量低減効果が示されたものの、てんかん発生率の上昇が認められた。一方、トラネキサム酸の持続点滴投与は1回投与に比べ安定した血中濃度が維持され、かつピーク濃度を低下させることから、理論的には有害事象を減少させ安定した止血効果が得られるとの報告(2)もあり、さまざまなトラネキサム酸投与プロトコールがこれまで使用されてきた。 本論文で報告されているOPTIMAL試験は、CPBを使用する心臓手術例に対するトラネキサム酸持続点滴投与の有効性を検証する二重盲検無作為化試験であり、2018年12月~ 21年4月に中国4施設で実施された。対象患者は、高用量群(ボーラ ス 静注30mg/kg+術中維持量16mg/kg/時、CPB充填2mg/kg)または低用量群(ボーラス静注10mg/kg+術中維持量2mg/kg/時、CPB充填1mg/kg)に、1対1の比で割り付けられた。3,079人(平均年齢52.8歳、女性38.1%)が無作為化の対象となり、このうち3,031人(98.4%)が試験を完了し、高用量群に1,525人、低用量群に1,506人が割り付けられた。結果では、少なくとも1回の同種赤血球輸血を受けた患者の割合は、高用量群は21.8%と低用量群の26.0%に比べ有意に低かった(群間リスク差[RD], -4.1%、リスク比 , 0.84;P=0.004)。また、安全性の主要複合エンドポイント発現率は、高用量群17.6%、低用量群16.8%と、高用量群の低用量群に対する非劣性が確認された(群間 RD, 0.8%;非劣性検定 P=0.003)。てんかん発作は、高用量群15例(1.0%)、低用量群6例(0.4%)に発現したが、両群間に有意差はなかった(群間 RD, 0.6%;P=0.05)。 本論文ではトラネキサム酸持続投与の有効性が高いエビデンスレベルにて示されており、心臓血管外科手術の安全性向上に寄与する投与プロトコールが提示された点で貴重なものと考えられる。 1. Myles PS, et al. N Engl J Med. 2017;376(2):136-148. 2. Dowd NP, et al. Anesthesiology. 2002;97(2):390-399.
呼吸補助が必要な急性期小児患者で高流量鼻カニューレ療法はCPAPに非劣性
呼吸補助が必要な急性期小児患者で高流量鼻カニューレ療法はCPAPに非劣性
Effect of High-Flow Nasal Cannula Therapy vs Continuous Positive Airway Pressure Therapy on Liberation From Respiratory Support in Acutely Ill Children Admitted to Pediatric Critical Care Units: A Randomized Clinical Trial JAMA. 2022 Jul 12;328(2):162-172. doi: 10.1001/jama.2022.9615. 上記論文のアブストラクト日本語訳 ※ヒポクラ×マイナビ 論文検索(Bibgraph)による機械翻訳です。 [重要] 急性期の小児に対する非侵襲的呼吸補助の最適な一次モードは不明です。 [デザイン、設定、および参加者] 英国の 24 の小児救命救急ユニットで実施された実用的、多施設、無作為化非劣性の臨床試験2019 年 8 月から 2021 年 11 月の間に募集され、2022 年 3 月に最後のフォローアップが完了した、非侵襲的呼吸補助が必要であると臨床的に評価された 0 歳から 15 歳までの 600 人の急性疾患の子供の中で。患者の体重 (n = 301) に基づく流量での HFNC または 7 ~ 8 cm H2O の CPAP (n = 299)。これは、参加者があらゆる形態の呼吸補助 (侵襲的または非侵襲的) から解放された 48 時間の期間の開始として定義され、0.75 の調整済みハザード比の非劣性マージンに対して評価されました。救命救急室退院時の死亡率、48 時間以内の挿管、鎮静の使用など、7 つの副次評価項目が評価されました。サポートは 22 で開始されませんでした (HFNC: 5; CPAP: 17)。 573 人の子供 (HFNC: 295; CPAP: 278) が一次分析に含まれました (年齢の中央値、9 か月; 226 人の女の子 [39%])。 HFNC グループの解放までの時間の中央値は 52.9 時間 (95% CI、46.0 ~ 60.9 時間) であったのに対し、CPAP グループでは 47.9 時間 (95% CI、40.5 ~ 55.7 時間) (絶対差、5.0 時間 [95% CI - 10.1 ~ 17.4 時間]; 調整ハザード比 1.03 [片側 97.5% CI、0.86-∞])。これは非劣性の基準を満たしていました。事前に指定された 7 つの副次的転帰のうち、3 つが HFNC グループで有意に低かった。救命救急入院の平均期間 (5 日対 7.4 日、調整平均差、-3 日 [95% CI、-5.1 ~ -1 日]);および平均急性入院期間 (13.8 日 vs 19.5 日; 調整平均差、-7.6 日 [95% CI、-13.2 ~ -1.9 日])。最も一般的な有害事象は鼻の外傷でした (HFNC: 6/295 [2.0%]; CPAP: 18/278 [6.5%])。ケアユニットでは、CPAP と比較した HFNC は、呼吸補助から解放されるまでの時間について非劣性の基準を満たしていました。[試験登録]ISRCTN.org 識別子: ISRCTN60048867. 第一人者の医師による解説 高流量鼻カニューレ療法の使いどころはステップアップ 不快感を軽減し鎮静薬使用の頻度が低い 志馬 伸朗 広島大学大学院医系科学研究科救急集中治療医学教授 MMJ.February 2023;19(1):9 呼吸サポートは、集中治療を要する小児患者において、最も頻繁に適用される臓器補助である。近年、気管挿管による侵襲的換気の弊害の認識が高まり、非侵襲的換気の適用により挿管を回避する試みが重要視されている。従来、小児患者に対する非侵襲的換気サポートは経鼻プロングあるいはマスクを用いた持続気道陽圧(CPAP)であったが、患者認容度が高く使いやすい高流量鼻カニューレ療法(HFNC)が普及してきた(1)。 非侵襲的換気の適用は、「ステップアップ」=気管挿管前の使用と、「ステップダウン」=抜管後の使用に分けられる。FIRST-ABC研究ではこの2つの状態を対象に、独立したランダム化比較試験を行った。既報 の ス テップ ダ ウン 研究 で はHFNCはCPAPに対する非劣性を示せなかった(2)。本研究では「ステップアップ」時のHFNCがCPAPに非劣性であるか検討した。24ユニットから登録された小児患者573人のデータが解析された。原疾患の約半数は急性細気管支炎で、残りは他の呼吸器疾患、喘息、心疾患、敗血症など多彩であった。HFNC群の開始流量は体重12kg未満では2L/kg/分、12kg以上ではプロトコールにより設定され、離脱に際して流量を50%減らした。CPAP群は、7 ~ 8cmH2Oの空気圧で開始され、離脱時には5cmH2Oまで下げられた。HFNC群の33.1%、CPAP群の53.3%において、中央値でそれぞれ6.1、4.5時間後に治療失敗が生じた。CPAPからHFNCへの切り替えは、HFNCからCPAPへの切り替えよりも多かった(30.9% 対 20.0%)。切り替えの理由は、HFNC群では主に臨床的悪化、CPAP群では患者の不快感に関連していた。鎮静薬の使用頻度はHFNC群(27.7%)がCPAP群(37.0%)よりも低かった。 本研究は、呼吸補助を必要とする小児呼吸不全患者において、HFNCはCPAPと同様に気管挿管を回避する一手段となりうることを示している。より重要なことに、HFNCは不快感に関連する治療失敗率が低いことに加え、不快感を軽減しデバイス装着を維持するために鎮静薬を要する頻度が低い。“こどもに優しい”は、小児医療における不変のキーワードであり、洗練されたデバイスを用いたより非侵襲的な介入により高い効果が得られることは、小児患者にとって何よりも福音である。ステップアップにおける効果発現にも、この認容性の良さが関係しているだろう。HFNCは日本の臨床現場に急速に普及したが、まだ標準化の余地がある(3)。幸いにもクリニカルエビデンスの集積は盛んであり、より良い使用法、適応、あるいは限界が明確化されることを望む。 1. Kwon JW. Clin Exp Pediatr. 2020;63(1):3-7. 2. Ramnarayan P, et al. JAMA. 2022;327(16):1555-1565. 3. Kawaguchi A, et al. Pediatr Crit Care Med. 2020;21(5):e228-e235.
小児心臓手術時の人工心肺中のNO添加 術後人工呼吸期間への効果なし
小児心臓手術時の人工心肺中のNO添加 術後人工呼吸期間への効果なし
Effect of Nitric Oxide via Cardiopulmonary Bypass on Ventilator-Free Days in Young Children Undergoing Congenital Heart Disease Surgery: The NITRIC Randomized Clinical Trial JAMA. 2022 Jul 5;328(1):38-47. doi: 10.1001/jama.2022.9376. 上記論文のアブストラクト日本語訳 ※ヒポクラ×マイナビ 論文検索(Bibgraph)による機械翻訳です。 [重要] 心臓手術を受ける小児では、心肺バイパス人工肺のガス流に一酸化窒素を投与すると、術後の低心拍出量症候群が軽減され、回復の改善と呼吸補助の持続時間の短縮につながる可能性があります。心肺バイパス人工肺に一酸化窒素を投与することで、人工呼吸器を使用しない日 (人工呼吸器を使用しない生存日数) が改善されるかどうかは不明のままです。 [設計、設定、および参加者]オーストラリア、ニュージーランド、およびオランダの6つの小児心臓外科センターでの二重盲検、多施設、無作為化臨床試験。 2017 年 7 月から 2021 年 4 月の間に、先天性心臓手術を受けている 2 歳未満の合計 1,371 人の子供が無作為に割り付けられ、最後の参加者の 28 日間の追跡調査が 2021 年 5 月 24 日に完了しました。 [介入] 患者は一酸化窒素を受けるように割り当てられました。心肺バイパス人工肺 (n = 679) または一酸化窒素なしの標準ケア心肺バイパス (n = 685) に送達された 20 ppm で。 28日目まで。低心拍出量症候群、体外生命維持、または死亡の複合を含む4つの二次エンドポイントがありました。集中治療室での滞在期間;入院期間; [結果] 無作為に割り付けられた 1371 人の患者 (平均 [SD] 年齢、21.2 [23.5] 週、女児 587 人 [42.8%]) のうち、1364 人 (99.5%) が試験を完了した。人工呼吸器を使用しない日数は、一酸化窒素群と標準治療群の間で有意差はなく、絶対差の中央値はそれぞれ 26.6 日 (IQR、24.4 ~ 27.4) 対 26.4 日 (IQR、24.0 ~ 27.2) でした。 -0.01 日 (95% CI、-0.25 ~ 0.22; P = .92)。一酸化窒素グループの合計 22.5% と標準治療グループの 20.9% が、48 時間以内に低心拍出量症候群を発症し、48 時間以内に体外サポートが必要になるか、28 日目までに死亡しました。調整後のオッズ比は 1.12 (95% CI、0.85 ~ 1.47)。その他の副次的転帰は、群間で有意差はなかった. [結論と関連性] 先天性心疾患のために心肺バイパス手術を受けている2歳未満の小児では、心肺バイパスによる一酸化窒素の使用は、人工呼吸器を使用しない日数に有意な影響を与えなかった. .これらの調査結果は、心臓手術中に心肺バイパス人工肺に送達された一酸化窒素の使用を支持していません。 第一人者の医師による解説 急性腎不全や血小板機能へのNO添加効果 進行中の研究結果に期待 清水 達彦 岡山大学病院周術期管理センター助教/岩﨑 達雄 岡山大学病院小児麻酔科教授 MMJ.February 2023;19(1):14 一酸化窒素(NO)はアポトーシスの制御を介した急性炎症の制御において複雑な役割を担っており、小児心臓手術時の人工心肺(CPB)中のNO添加は、低心拍出量症候群を減少させることが単施設ランダム化対照試験(1)で示されており、Follow四徴症において術後トロポニン値の低下、人工呼吸期間と集中治療室(ICU)滞在日数の短縮をもたらすことがパイロット研究(2)で報告されている。そこで本論文の大規模多施設共同ランダム化対照試験(NITRIC試験)では、オーストラリア、ニュージーランド、オランダ で登録した2歳未満の先天性心疾患患者1,317人を対象に術後人工呼吸期間への影響が検討された。 患者はCPB酸素供給装置 に20ppmのNOを添加するNO群とNOを添加しない標準的 CPB(対照)群に割り付けられた。その結果、主要評価項目であるCPB開始後28日目までの人工呼吸離脱日数の中央値は、NO群26.6日(四分位範囲[IQR], 24.4~ 27.4)、対照群26.4日(IQR, 24.0~27.2)で、有意差はなかった(P=0.92)。また、副次評価項目であるCPB開始後48時間以内の低心拍出量症候群・体外式心肺補助、28日以内の死亡を合わせた複合アウトカムの発生率はNO群22.5%、対照群20.9%、補正オッズ比は1.12(95%信頼区間 , 0.85 ~ 1.47)となり、ICU滞在期間、入院期間、術後トロポニン値についても群間で有意差はなかった。 CPB酸素供給装置 へ のNO添加は、NO吸入投与と異なり、肺自体にはほぼ到達しないと考えられるため、先行研究での人工呼吸期間への効果は心臓および他臓器の虚血再灌流障害軽減による間接的な影響と推測される。しかし、NITRIC試験ではその心保護作用も認められず、Jamesらの報告1と異なる結果になっているが、著者らはその理由について特に述べていない。近年、“del Nido”という新しい心筋保護液が広まりつつあるが、本論文およびJamesらの報告1には心筋保護に関する記載がなく、心筋の虚血再灌流障害に影響した可能性は気になるところである。 今回の結果からは、2歳未満児の先天性心疾患手術において、低心拍出量症候群の軽減と人工呼吸期間の短縮を目的としたCPB酸素供給装置へのNO添加は推奨されないということになる。しかしながら、完全大血管転位症に限定した研究や、急性腎不全および血小板機能への効果を検討した研究は進行中であり、それらの結果が待たれるところである。 1. James C, et al. Intensive Care Med. 2016;42(11):1744-1752. 2. Checchia PA, et al. J Thorac Cardiovasc Surg. 2013;146(3):530-536.
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.33(2023年1月19日号)
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結局どんな食事が健康に良いのか? 現在のアメリカ人の食事ガイドラインでは、複数の健康的な食事パターンを推奨しているが、それらの順守と、総死亡および原因別死亡リスクとの関連を調べた研究はほとんどない。そこで、著者らは、HEI-2015(アメリカ人のための食事ガイドラインへの適合度を評価する食事の品質の基準)、AMED(代替地中海食)スコア、HPDI(健康的な植物ベースの食事指数)、AHEI(代替健康食指数)と、総死亡および原因別死亡リスクとの関連性を調査した。JAMA Internal Medicine誌オンライン版2023年1月9日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 大腸がんの予後と治療効果を予測するためのAIとは? 免疫細胞組成が大腸がん(CRC)において強力な予後予測値を有することは以前から知られているが、イムノスコア(IS)や上皮内リンパ球の定量化などの評価指標は、日常臨床への導入が遅れている。著者らは、この状況を打破すべく、AIを利用したマルチステインディープラーニングモデル(MSDLM)を構築し、1,000人を超えるCRC患者のAImmunoscore(AIS)を判定し評価した。Nature Medicine誌オンライン版2023年1月9日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む Long COVIDは、感染1年以内に解消するか? 軽症患者におけるSARS-CoV-2感染後1年間のLong COVID症状と、年齢、性別、SARS-CoV-2バリアント、ワクチン接種状況との関連性を評価するため、イスラエルの全国規模の医療機関の電子カルテを用いた、後ろ向きコホート研究が実施された。対象:2020年3月1日から2021年10月1日の間にSARS-CoV-2のPCR検査を行ったすべての年齢層、191万3,234名。BMJ誌2023年1月11日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 慢性腎臓病における糖尿病管理のための KDIGO 2022 臨床診療ガイドライン 慢性腎臓病における糖尿病管理のための KDIGO 2022 臨床診療ガイドラインは、腎臓病の2020年ガイドラインの更新版である。新しいエビデンスにより、「糖尿病およびCKD患者の包括的ケア(第1章)」および「2型糖尿病およびCKD患者の血糖降下療法(第4章)」の推奨事項が更新された。Annals of Internal Medicine誌オンライン版2023年1月10日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 入院中における有害事象の実態。予防可能な事象の割合は? 1991年のHarvard Medical Practice Studyに記載されているように、入院中の有害事象は患者への危害の主な原因である。その研究が行われてから数十年の間に患者の安全性は大きく変化しており、入院中の有害事象について新しい評価が必要である。著者らは、2018年のマサチューセッツ州内11病院の入院患者を無作為抽出し、患者の有害事象の頻度、予防可能性、および重症度について、後ろ向きコホート研究を実施した。The New England Journal of Medicine誌2023年1月12日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.32(2023年1月12日号) 高タンパクの朝食は、昼食・夕食の食後血糖値にどのように影響するか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.31(2022年12月22日号) 抗生物質が運動のモチベーションを下げる!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.30(2022年12月15日号) 最も糖尿病リスクを軽減する野菜は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.29(2022年12月8日号) リバウンド予防に効果的な食事とは? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.28(2022年12月1日号) 妊娠で母性が宿るか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.27(2022年11月24日号) 精子数の世界的な減少 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.26(2022年11月17日号) マスクは本当に効果があるのか?:学校における検証 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.25(2022年11月10日号) キツい筋トレは筋肥大に効果があるのか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.24(2022年11月3日号) AIによる膵臓がん予後予測は有用か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.23(2022年10月27日号) 蚊を寄せ付ける体臭は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.22(2022年10月20日号) 片頭痛には有酸素運動、筋トレどちらが有効か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.21(2022年10月13日号) 妊婦の"超加工食品"摂取は子供の神経心理学的発達に影響を及ぼすか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.20(2022年10月6日号) CRPはがんのバイオマーカーになるか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.19(2022年9月29日号) 免疫チェックポイント阻害剤の奏効率は、食事によって変わるのか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.18(2022年9月22日号) メタボを防ぐ腸内細菌に対して、最も悪影響を及ぼす食事は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.17(2022年9月15日号) セレブからも注目されているプチ断食は、ダイエットや心血管代謝に良い影響を及ぼすのか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.16(2022年9月8日号) 長生きできる紅茶の摂取量は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.15(2022年9月1日号) 顔が似ていると、遺伝情報も似ている!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.14(2022年8月25日号) ゼロカロリー甘味料は、耐糖能に影響を及ぼさないのか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.13(2022年8月18日号) 運動後の摂取はゆで卵、生卵どちらの摂取が有用か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.12(2022年8月11日号) 慢性腰痛を軽減する最良の運動オプションとは~RCTのネットワークメタ解析 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.11(2022年8月4日号) サル痘の臨床的特徴~最新症例報告 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.10(2022年7月28日号) 小児におけるオミクロンに対するファイザー社製COVID-19ワクチンの有効性 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.9(2022年7月21日号) 慢性便秘症に効果的な食物繊維摂取量は?:RCTの系統的レビュー&メタ解析 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.8(2022年7月14日号) COVID-19後遺症の有病率、その危険因子とは ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.7(2022年7月7日号) 糖尿病の有無が影響するか、心不全に対するエンパグリフロジンの臨床転帰 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.6(2022年6月30日号) 老化をあざむく方法は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.5(2022年6月23日号) 座位時間と死亡率および心血管イベントとの関連性:低~高所得国での違いはあるか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.4(2022年6月16日号) 乳製品やカルシウム摂取量と前立腺がんの発症リスクの関連性:前向きコホート研究 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.3(2022年6月9日号) 運動は脳内RNAメチル化を改善し、ストレス誘発性不安を予防する ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.2(2022年6月2日号) 6?11歳の子供におけるmRNA-1273Covid-19ワクチンの評価 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.1(2022年5月26日号) SARS-CoV-2オミクロンBA.2株の特性評価と抗ウイルス感受性 ≫その他4本
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.32(2023年1月12日号)
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高タンパクの朝食は、昼食・夕食の食後血糖値にどのように影響するか? 高タンパクの朝食と昼食の摂取有無が、日中の食後血糖値にどのように影響を及ぼすかを検証するため、著者らは、12人の健康な若い被験者(男性3人、女性9人)に対し、無作為化クロスオーバーデザインを使用した、4つの試験(通常の朝食+昼食を抜く、高タンパク質の朝食+昼食を抜く、通常の朝食+昼食、高タンパク質の朝食+昼食)を2週間にわたって実施した。Nutrients誌2022年12月24日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 一時的な肥満も、将来的な神経炎症につながってしまう!? 加齢黄斑変性症は、遺伝的要因や肥満などの環境的要因によって引き起こされる神経炎症性疾患で、失明の主な原因である。著者らは、マウスでは食事誘発性肥満が解消された後でも、マクロファージのクロマチンに持続的なエピジェネティックな変化が起こり、炎症反応で機能する遺伝子の発現が増加することを報告し、ヒトでも同様のプロセスが起こるとすれば、このような変化が肥満に伴う加齢黄斑変性症の素因になる可能性があると提唱した。Science誌2023年1月6日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む COVID-19の退院後患者における長期血栓予防の有効性と安全性 退院後のCOVID-19成人患者の予後を改善するための長期血栓予防の効果は、依然として議論の余地がある。著者らは、PubMed、Embase、Web of Science、Cochrane Libraryなどのデータベースを体系的に検索し、2022年6月13日までに評価された退院後のCOVID-19成人患者の予後を改善するための長期血栓予防の効果について、系統的レビューとメタ解析を行った。Thrombosis Research誌2023年1月号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む どんな運動が、ADHDの中核症状に効果があるか? 注意欠陥・多動性障害 (ADHD)の中核症状と実行機能(EF)に対する慢性的な運動介入(CEI)の効果と、運動ごとの異なる特性がどのように効果に影響があるのかは不明である。著者らは、ADHDの小児および青年の中核症状およびEFに対するCEIの効果についてメタ解析を行った。Pediatrics誌2023年1月1日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む CGMは臨床試験のあり方も変えるか? 糖尿病患者を対象とした新しい医療介入に関する無作為化比較試験やその他の前向き臨床研究では、HbA1c値を慣例的に利用している。HbA1cが、その測定前3ヶ月間の血糖値を反映していること、糖尿病合併症の相対リスクと相関を示すものであるからである。しかし、臨床現場での継続的グルコースモニタリング(CGM)の使用増加に伴い、前向き臨床研究でもCGMデバイスを使用してデータを収集するようになってきた。国際的なコンセンサスはどうあるべきか。The Lancet Diabetes & Endocrinology誌2023年1月号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.31(2022年12月22日号) 抗生物質が運動のモチベーションを下げる!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.30(2022年12月15日号) 最も糖尿病リスクを軽減する野菜は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.29(2022年12月8日号) リバウンド予防に効果的な食事とは? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.28(2022年12月1日号) 妊娠で母性が宿るか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.27(2022年11月24日号) 精子数の世界的な減少 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.26(2022年11月17日号) マスクは本当に効果があるのか?:学校における検証 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.25(2022年11月10日号) キツい筋トレは筋肥大に効果があるのか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.24(2022年11月3日号) AIによる膵臓がん予後予測は有用か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.23(2022年10月27日号) 蚊を寄せ付ける体臭は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.22(2022年10月20日号) 片頭痛には有酸素運動、筋トレどちらが有効か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.21(2022年10月13日号) 妊婦の"超加工食品"摂取は子供の神経心理学的発達に影響を及ぼすか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.20(2022年10月6日号) CRPはがんのバイオマーカーになるか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.19(2022年9月29日号) 免疫チェックポイント阻害剤の奏効率は、食事によって変わるのか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.18(2022年9月22日号) メタボを防ぐ腸内細菌に対して、最も悪影響を及ぼす食事は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.17(2022年9月15日号) セレブからも注目されているプチ断食は、ダイエットや心血管代謝に良い影響を及ぼすのか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.16(2022年9月8日号) 長生きできる紅茶の摂取量は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.15(2022年9月1日号) 顔が似ていると、遺伝情報も似ている!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.14(2022年8月25日号) ゼロカロリー甘味料は、耐糖能に影響を及ぼさないのか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.13(2022年8月18日号) 運動後の摂取はゆで卵、生卵どちらの摂取が有用か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.12(2022年8月11日号) 慢性腰痛を軽減する最良の運動オプションとは~RCTのネットワークメタ解析 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.11(2022年8月4日号) サル痘の臨床的特徴~最新症例報告 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.10(2022年7月28日号) 小児におけるオミクロンに対するファイザー社製COVID-19ワクチンの有効性 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.9(2022年7月21日号) 慢性便秘症に効果的な食物繊維摂取量は?:RCTの系統的レビュー&メタ解析 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.8(2022年7月14日号) COVID-19後遺症の有病率、その危険因子とは ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.7(2022年7月7日号) 糖尿病の有無が影響するか、心不全に対するエンパグリフロジンの臨床転帰 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.6(2022年6月30日号) 老化をあざむく方法は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.5(2022年6月23日号) 座位時間と死亡率および心血管イベントとの関連性:低~高所得国での違いはあるか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.4(2022年6月16日号) 乳製品やカルシウム摂取量と前立腺がんの発症リスクの関連性:前向きコホート研究 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.3(2022年6月9日号) 運動は脳内RNAメチル化を改善し、ストレス誘発性不安を予防する ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.2(2022年6月2日号) 6?11歳の子供におけるmRNA-1273Covid-19ワクチンの評価 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.1(2022年5月26日号) SARS-CoV-2オミクロンBA.2株の特性評価と抗ウイルス感受性 ≫その他4本
1月までの合計寄付金額を発表!【血液内科 Pro 寄付プロジェクト】
1月までの合計寄付金額を発表!【血液内科 Pro 寄付プロジェクト】
いつも『ヒポクラ × マイナビ 血液内科 Pro 寄付プロジェクト』を支えてくださってありがとうございます。 血液内科医向けオンライン医局『ヒポクラ × マイナビ 血液内科 Pro』のご利用状況と当プロジェクト公式twitterなどの応援数に応じて日本骨髄バンクへ寄付させていただく当プロジェクトですが、1月31日までに122,019円が集まったことをご報告いたします。 2023年1月までの寄付総額 122,019円 (1月中の寄付総額5,342円) 毎月の継続的な応援が大きな支えになります。 ※本企画終了後(2023年3月予定)に、公益財団法人日本骨髄バンクへ寄付させていただきます。 https://www.jmdp.or.jp/ ※本プロジェクトの寄付金は、株式会社エクスメディオの企業活動収益の一部を寄付させていただくものであり、 血液内科医の先生方や一般の方々から寄付金を募る取り組みではございません。 寄付プロジェクトの概要、寄付の対象アクションは特設ページをご覧ください。 https://hpcr.jp/topic/plus/hpcr_h_donation 血液内科 Pro 寄付プロジェクトをtwitterで応援する 血液内科 Pro 寄付プロジェクトをFacebookで応援する 血液内科 Proの会員になる(医師専用) 担当者からのお礼 当プロジェクトは、血液内科の発展に寄与し、血液内科の疾患を治療されている患者さんやそのご家族を微力ながら支援させていただくことを目的に10月から始まりました。 1月は年始のお忙しい時期にも関わらず、『ヒポクラ × マイナビ 血液内科 Pro』は過去最高に届くようなコメント数となりました。多くの血液内科の先生方が一つの投稿に対して、さまざまな角度からコメントをくださるなど、サービスの活性化を感じた1ヶ月となりました。 血液内科の先生方からは「他の病院ではどう思っているかを知ることができるため、明日明後日の臨床に役立てられる。普段の職場では経験値の高い先生に聞くのは恐れ多くてできないことも気軽に相談できる。」という素敵なメッセージも頂くことができました。 これからも多くの血液内科の先生にご利用いただける様に、サービスやUIの改善を進めて行きたいと考えております。 当プロジェクトは本年3月まで続きます。 残り3ヶ月も引き続き応援よろしくお願い致します。 『ヒポクラ × マイナビ 血液内科 Pro』寄付プロジェクトとは 株式会社エクスメディオは「テクノロジーの力で、 世界の健康寿命を5年延ばす」というミッションのもと、 全ての企業活動が、 患者さんの重症化防止の一助となり、 健康寿命の延伸を実現していくことを目指しています。 ミッションを実現する一つのアプローチとして、『ヒポクラ × マイナビ 血液内科 Pro』という場を、 全国の血液内科の先生方と共につくり、 育てています。 このたび、その活動を一層強化するために、『ヒポクラ × マイナビ 血液内科 Pro』の利用や応援等に応じて、日本骨髄バンクへ寄付させていただくプロジェクトを開始いたします。 本プロジェクトを通して血液内科の発展に寄与し、血液内科の疾患を治療されている患者さんやそのご家族を微力ながらご支援できれば幸いです。 ※なお、 本プロジェクトの寄付金は、 エクスメディオの企業活動収益の一部を寄付させていただくものであり、 血液内科医の先生方や一般の方々から寄付金を募る取り組みではございません。 『ヒポクラ × マイナビ 血液内科 Pro』とは? 約6万人の医師が登録する医師専用SNS『ヒポクラ × マイナビ』内に、血液内科領域に特化したオンライン医局として、2022年5月にオープンした場が『ヒポクラ × マイナビ 血液内科 Pro』です。 オープンから約4か月で500名近くの血液内科医が参加し、これまで40件近くのオンライン症例検討(=会員医師が投稿した症例に対して、他の会員医師が意見・情報を伝える)が行われています。 コロナ禍で多数の医師が対面で集まる機会が減る中、全国の医師同士が他の医師の意見を聞いたり、その意見にリアクションしたりすることでコミュニケーションを取れる、医師専用SNSとしてご活用いただいております。
12月までの合計寄付金額を発表!【血液内科 Pro 寄付プロジェクト】
12月までの合計寄付金額を発表!【血液内科 Pro 寄付プロジェクト】
いつも『ヒポクラ × マイナビ 血液内科 Pro 寄付プロジェクト』を支えてくださってありがとうございます。 血液内科医向けオンライン医局『ヒポクラ × マイナビ 血液内科 Pro』のご利用状況と当プロジェクト公式twitterなどの応援数に応じて日本骨髄バンクへ寄付させていただく当プロジェクトですが、12月31日までに116,677円が集まったことをご報告いたします。 2022年12月までの寄付総額 116,677円 (12月中の寄付総額5,170円) 毎月の継続的な応援が大きな支えになります。 ※本企画終了後(2023年3月予定)に、公益財団法人日本骨髄バンクへ寄付させていただきます。 https://www.jmdp.or.jp/ ※本プロジェクトの寄付金は、株式会社エクスメディオの企業活動収益の一部を寄付させていただくものであり、 血液内科医の先生方や一般の方々から寄付金を募る取り組みではございません。 寄付プロジェクトの概要、寄付の対象アクションは特設ページをご覧ください。 https://hpcr.jp/topic/plus/hpcr_h_donation 血液内科 Pro 寄付プロジェクトをtwitterで応援する 血液内科 Pro 寄付プロジェクトをFacebookで応援する 血液内科 Proの会員になる(医師専用) 担当者からのお礼 当プロジェクトは、血液内科の発展に寄与し、血液内科の疾患を治療されている患者さんやそのご家族を微力ながら支援させていただくことを目的に10月から始まりました。 12月は師走のお忙しい時期にも関わらず、『ヒポクラ × マイナビ 血液内科 Pro』は過去最高の投稿数となりました。多くの血液内科の先生方にご利用いただいたことはもちろん、血液内科のある医局が公式アカウントを立ち上げてくださり、情報発信をしてくださるなど、今まで以上にサービスが活性化した1ヶ月となりました。 twitter上では『血液内科の先生へ ありがとうを伝えよう!プレゼントキャンペーン』を実施。たくさんの方にご応募をいただき誠にありがとうございました。今後もキャンペーンを通して、血液内科医や血液内科の疾患を治療されている患者さんやそのご家族を支援する企画を行っていきたいと考えております。 当プロジェクトは本年3月まで続きます。 残り3ヶ月も引き続き応援よろしくお願い致します。 『ヒポクラ × マイナビ 血液内科 Pro』寄付プロジェクトとは 株式会社エクスメディオは「テクノロジーの力で、 世界の健康寿命を5年延ばす」というミッションのもと、 全ての企業活動が、 患者さんの重症化防止の一助となり、 健康寿命の延伸を実現していくことを目指しています。 ミッションを実現する一つのアプローチとして、『ヒポクラ × マイナビ 血液内科 Pro』という場を、 全国の血液内科の先生方と共につくり、 育てています。 このたび、その活動を一層強化するために、『ヒポクラ × マイナビ 血液内科 Pro』の利用や応援等に応じて、日本骨髄バンクへ寄付させていただくプロジェクトを開始いたします。 本プロジェクトを通して血液内科の発展に寄与し、血液内科の疾患を治療されている患者さんやそのご家族を微力ながらご支援できれば幸いです。 ※なお、 本プロジェクトの寄付金は、 エクスメディオの企業活動収益の一部を寄付させていただくものであり、 血液内科医の先生方や一般の方々から寄付金を募る取り組みではございません。 『ヒポクラ × マイナビ 血液内科 Pro』とは? 約6万人の医師が登録する医師専用SNS『ヒポクラ × マイナビ』内に、血液内科領域に特化したオンライン医局として、2022年5月にオープンした場が『ヒポクラ × マイナビ 血液内科 Pro』です。 オープンから約4か月で500名近くの血液内科医が参加し、これまで40件近くのオンライン症例検討(=会員医師が投稿した症例に対して、他の会員医師が意見・情報を伝える)が行われています。 コロナ禍で多数の医師が対面で集まる機会が減る中、全国の医師同士が他の医師の意見を聞いたり、その意見にリアクションしたりすることでコミュニケーションを取れる、医師専用SNSとしてご活用いただいております。
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.31(2022年12月22日号)
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抗生物質が運動のモチベーションを下げる!? 運動は、健康な生理機能のために幅広い有益な効果をもたらすが、運動のモチベーションを制御するメカニズムはよくわかっていない。我々は、身体活動中のドーパミンシグナル伝達を増強することによって運動パフォーマンスを向上させるマウスの腸脳接続の発見について報告する。Nature誌オンライン版2022年12月14日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 青少年の肥満にもセマグルチドは有用か? GLP-1受容体作動薬であるセマグルチドの週1回2.4mgの皮下投与は、成人の肥満治療に使用されるが、青少年における評価は不足している。著者らは、少なくとも一つの体重関連の併存疾患を持つ12~18歳の過体重または肥満者を対象に、週1回セマグルチド皮下投与のプラセボ対照無作為化二重盲検並行群間比較試験を行った。The New England Journal of Medicine誌2022年12月15日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む コエンザイムQ10は脂質異常症に効果あり? 以前のメタ分析では、脂質プロファイルに対するコエンザイムQ10(CoQ10)の効果については議論の余地があると示唆されている。さらに、成人の脂質プロファイルを改善するCoQ10の最適な摂取量を調査したメタ分析はない。そこで、CoQ10の摂取効果有無と最適な摂取量をを検討するため、Web of Science、PubMed/Medline、Embase、およびコクランライブラリーの4つのデータベースを用いた無作為化対照試験のメタ分析が実施された。The Journal of Clinical Endocrinology and Metabolism誌2022年12月17日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む インスリン治療を受けている2型糖尿病患者にも断食は有用かつ安全か? インスリン治療を受けている2型糖尿病患者を対象に、12週間にわたって、1週間のうち連続しない3日を断続的断食(IF:Intermittent Fasting )にあてることの安全性と実現可能性を調査した。無作為化対照試験。Diabetes Care誌オンライン版2022年12月12日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む パキロビッド®は、ワクチン接種済COVID-19患者にも有効か? EPIC-HR(Evaluation of Protease Inhibition for Covid-19 in High-Risk Patients)試験では、ニルマトレルビルとリトナビルの併用により、予防接種を受けていない初期のCOVID-19外来患者の入院または死亡が89%減少した。一方で、ワクチン接種集団におけるニルマトレルビル+リトナビルの臨床的影響は不明である。著者らは、オミクロン禍(2022年1月1日~7月17日)の期間、マサチューセッツ州とニューハンプシャー州の150万人にケアを提供した大規模ヘルスケアシステムを用いてコホート研究を行った。Annals of Internal Medicine誌オンライン版2022年12月13日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.30(2022年12月15日号) 最も糖尿病リスクを軽減する野菜は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.29(2022年12月8日号) リバウンド予防に効果的な食事とは? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.28(2022年12月1日号) 妊娠で母性が宿るか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.27(2022年11月24日号) 精子数の世界的な減少 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.26(2022年11月17日号) マスクは本当に効果があるのか?:学校における検証 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.25(2022年11月10日号) キツい筋トレは筋肥大に効果があるのか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.24(2022年11月3日号) AIによる膵臓がん予後予測は有用か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.23(2022年10月27日号) 蚊を寄せ付ける体臭は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.22(2022年10月20日号) 片頭痛には有酸素運動、筋トレどちらが有効か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.21(2022年10月13日号) 妊婦の"超加工食品"摂取は子供の神経心理学的発達に影響を及ぼすか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.20(2022年10月6日号) CRPはがんのバイオマーカーになるか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.19(2022年9月29日号) 免疫チェックポイント阻害剤の奏効率は、食事によって変わるのか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.18(2022年9月22日号) メタボを防ぐ腸内細菌に対して、最も悪影響を及ぼす食事は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.17(2022年9月15日号) セレブからも注目されているプチ断食は、ダイエットや心血管代謝に良い影響を及ぼすのか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.16(2022年9月8日号) 長生きできる紅茶の摂取量は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.15(2022年9月1日号) 顔が似ていると、遺伝情報も似ている!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.14(2022年8月25日号) ゼロカロリー甘味料は、耐糖能に影響を及ぼさないのか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.13(2022年8月18日号) 運動後の摂取はゆで卵、生卵どちらの摂取が有用か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.12(2022年8月11日号) 慢性腰痛を軽減する最良の運動オプションとは~RCTのネットワークメタ解析 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.11(2022年8月4日号) サル痘の臨床的特徴~最新症例報告 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.10(2022年7月28日号) 小児におけるオミクロンに対するファイザー社製COVID-19ワクチンの有効性 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.9(2022年7月21日号) 慢性便秘症に効果的な食物繊維摂取量は?:RCTの系統的レビュー&メタ解析 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.8(2022年7月14日号) COVID-19後遺症の有病率、その危険因子とは ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.7(2022年7月7日号) 糖尿病の有無が影響するか、心不全に対するエンパグリフロジンの臨床転帰 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.6(2022年6月30日号) 老化をあざむく方法は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.5(2022年6月23日号) 座位時間と死亡率および心血管イベントとの関連性:低~高所得国での違いはあるか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.4(2022年6月16日号) 乳製品やカルシウム摂取量と前立腺がんの発症リスクの関連性:前向きコホート研究 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.3(2022年6月9日号) 運動は脳内RNAメチル化を改善し、ストレス誘発性不安を予防する ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.2(2022年6月2日号) 6?11歳の子供におけるmRNA-1273Covid-19ワクチンの評価 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.1(2022年5月26日号) SARS-CoV-2オミクロンBA.2株の特性評価と抗ウイルス感受性 ≫その他4本
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.30(2022年12月15日号)
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最も糖尿病リスクを軽減する野菜は? 野菜/ジャガイモの摂取と2型糖尿病発症との関係と、それがベースラインBMIによって影響されるかどうかを検討した。野菜の摂取については、野菜の摂取総量、並びに野菜の種類(緑色の葉菜、アブラナ科の野菜、黄色オレンジ赤色野菜、ネギ類、豆類)それぞれについて検討した。Diabetes Care誌オンライン版2022年12月5日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 前立腺がんの"過剰診断"は防げるか? 前立腺癌のスクリーニングは、過剰診断(命に影響を与えないような大人しい癌まで発見・診断してしまうこと)の割合が高いことが負担となっているが、集団ベースのスクリーニングに最適なアルゴリズムは不明である。著者らは、50~60歳の男性でPSA値が3ng/ml以上の被検者に対し、前立腺のMRIを実施し、1/3の参照群はMRIで示された疑わしい病変への標的生検だけでなく系統的生検も行い、残り2/3の実験群には標的生検のみを行う無作為化対照試験により、過剰診断が防げるかを検証した。The New England Journal of Medicine誌2022年12月8日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む メトホルミンの新たな効能とは? メトホルミンは、最も広く使用されている医薬品の一つである。メトホルミンは、血糖値減少、体重減少、および多嚢胞性卵巣症候群への適応を有するが、これら以外への効果も示唆されている。本論文では、最新のエビデンスに基づいたメトホルミンの効能についてのレビュー結果が報告された。Journal of Basic and Clinical Physiology and Pharmacology誌オンライン版2022年12月7日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 「COVID-19 罹患後症状」と「筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群」は同じ医学的障害なのか? 筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群(ME/CFS)は、持続的な肉体的および精神的疲労を特徴としている。一方で、COVID-19 罹患後症状の患者も、身体的疲労と認知機能障害の後遺症を示している。両者の類似性を考えると、異なる誘発因子を持つ同じ病状であると言えるのではないだろうか。著者らは、両者の認知機能障害、精神神経症状、および一般的な症状について説明し、同病状であるかを検討した。Journal of Translational Medicine誌2022年12月6日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 緑色光で痛みを軽減!? 緑色光への露出は、動物モデルの痛みを軽減すると言われている。著者らは、視覚に関連したエンケファリン作動性神経回路が、緑色光による鎮痛に関与していることを検証し、疼痛軽減に利用できる可能性を報告した。Science Translational Medicine誌オンライン版2022年12月7日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.29(2022年12月8日号) リバウンド予防に効果的な食事とは? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.28(2022年12月1日号) 妊娠で母性が宿るか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.27(2022年11月24日号) 精子数の世界的な減少 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.26(2022年11月17日号) マスクは本当に効果があるのか?:学校における検証 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.25(2022年11月10日号) キツい筋トレは筋肥大に効果があるのか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.24(2022年11月3日号) AIによる膵臓がん予後予測は有用か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.23(2022年10月27日号) 蚊を寄せ付ける体臭は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.22(2022年10月20日号) 片頭痛には有酸素運動、筋トレどちらが有効か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.21(2022年10月13日号) 妊婦の"超加工食品"摂取は子供の神経心理学的発達に影響を及ぼすか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.20(2022年10月6日号) CRPはがんのバイオマーカーになるか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.19(2022年9月29日号) 免疫チェックポイント阻害剤の奏効率は、食事によって変わるのか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.18(2022年9月22日号) メタボを防ぐ腸内細菌に対して、最も悪影響を及ぼす食事は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.17(2022年9月15日号) セレブからも注目されているプチ断食は、ダイエットや心血管代謝に良い影響を及ぼすのか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.16(2022年9月8日号) 長生きできる紅茶の摂取量は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.15(2022年9月1日号) 顔が似ていると、遺伝情報も似ている!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.14(2022年8月25日号) ゼロカロリー甘味料は、耐糖能に影響を及ぼさないのか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.13(2022年8月18日号) 運動後の摂取はゆで卵、生卵どちらの摂取が有用か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.12(2022年8月11日号) 慢性腰痛を軽減する最良の運動オプションとは~RCTのネットワークメタ解析 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.11(2022年8月4日号) サル痘の臨床的特徴~最新症例報告 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.10(2022年7月28日号) 小児におけるオミクロンに対するファイザー社製COVID-19ワクチンの有効性 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.9(2022年7月21日号) 慢性便秘症に効果的な食物繊維摂取量は?:RCTの系統的レビュー&メタ解析 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.8(2022年7月14日号) COVID-19後遺症の有病率、その危険因子とは ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.7(2022年7月7日号) 糖尿病の有無が影響するか、心不全に対するエンパグリフロジンの臨床転帰 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.6(2022年6月30日号) 老化をあざむく方法は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.5(2022年6月23日号) 座位時間と死亡率および心血管イベントとの関連性:低~高所得国での違いはあるか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.4(2022年6月16日号) 乳製品やカルシウム摂取量と前立腺がんの発症リスクの関連性:前向きコホート研究 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.3(2022年6月9日号) 運動は脳内RNAメチル化を改善し、ストレス誘発性不安を予防する ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.2(2022年6月2日号) 6?11歳の子供におけるmRNA-1273Covid-19ワクチンの評価 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.1(2022年5月26日号) SARS-CoV-2オミクロンBA.2株の特性評価と抗ウイルス感受性 ≫その他4本
ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.29(2022年12月8日号)
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リバウンド予防に効果的な食事とは? 食事制限は、肥満の有無にかかわらず、脂肪量や体重を減らすために広く行われている。しかし、リバウンドは依然として大きな課題であり、そのメカニズムはほとんど解明されていない。我々は、さまざまな種類のダイエット後の再摂取がマウスの急速な脂肪蓄積を誘発すること、腸の脂質吸収促進がダイエット後の脂肪量の増加に寄与することなどを明らかにし、それらを予防するためにはどんな食事が適しているのかを検証した。Nature Metabolism誌2022年12月1日号オンライン版の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む アルツハイマー病の期待の新薬Lecanemab 第3相試験の結果は? 可溶性および不溶性の凝集アミロイドベータ(Aβ)の蓄積は、アルツハイマー病を発症または増悪する可能性がある。抗Aβプロトフィブリル抗体であるLecanemabについて、50〜90歳の脳内アミロイド病理が確認された早期アルツハイマー病患者1,795人を対象とした、18か月間の多施設共同二重盲検第3相試験の結果が報告された。The New England Journal of Medicine誌2022年11月29日号オンライン版の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 左右対称の顔を取り戻すために有効な手段は? 米国小児科学会が「Back to Sleep(仰向け寝に戻そう)」キャンペーンを始めてから、「斜頭症」が増えたと言われている。我々は、非骨癒合性斜頭症(NSP)の乳児の頭蓋の非対称性を軽減するためのオステオパシー手技療法(OMTh)とライトタッチ療法(LTT)の有効性を比較することを目的としたRCTを実施した。American Journal of Perinatology誌2022年11月30日号オンライン版の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 進行したCKDにも、レニン-アンギオテンシン系の阻害が腎保護に繋がるか? ACE阻害薬やARBを含むレニン-アンギオテンシン系(RAS)阻害薬は、軽度または中等度の慢性腎疾患の進行を遅らせるが、一方で、進行したCKD患者におけるRAS 阻害薬の中止が、eGFRの増加、またはその低下を遅らせる可能性も示唆されている。我々は、eGFRが30ml/分/1.73㎡未満の進行性CKD患者を対象に、RAS阻害薬の継続有無のいずれかにランダムに割り当て、多施設共同非盲検試験を行った。The New England Journal of Medicine誌2022年12月1日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 低炭水化物ダイエットは、男性ホルモンを減少させてしまう? 低炭水化物ダイエットは内分泌に影響を与える可能性があるが、個々の研究結果には矛盾がある。著者らは、低炭水化物、あるいは高炭水化物ダイエットが、男性のテストステロンとコルチゾールに対しどのような影響があるのかについて、系統的レビューとメタ分析を行った。Nutrition and Health誌2022年12月号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.28(2022年12月1日号) 妊娠で母性が宿るか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.27(2022年11月24日号) 精子数の世界的な減少 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.26(2022年11月17日号) マスクは本当に効果があるのか?:学校における検証 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.25(2022年11月10日号) キツい筋トレは筋肥大に効果があるのか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.24(2022年11月3日号) AIによる膵臓がん予後予測は有用か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.23(2022年10月27日号) 蚊を寄せ付ける体臭は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.22(2022年10月20日号) 片頭痛には有酸素運動、筋トレどちらが有効か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.21(2022年10月13日号) 妊婦の"超加工食品"摂取は子供の神経心理学的発達に影響を及ぼすか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.20(2022年10月6日号) CRPはがんのバイオマーカーになるか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.19(2022年9月29日号) 免疫チェックポイント阻害剤の奏効率は、食事によって変わるのか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.18(2022年9月22日号) メタボを防ぐ腸内細菌に対して、最も悪影響を及ぼす食事は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.17(2022年9月15日号) セレブからも注目されているプチ断食は、ダイエットや心血管代謝に良い影響を及ぼすのか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.16(2022年9月8日号) 長生きできる紅茶の摂取量は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.15(2022年9月1日号) 顔が似ていると、遺伝情報も似ている!? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.14(2022年8月25日号) ゼロカロリー甘味料は、耐糖能に影響を及ぼさないのか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.13(2022年8月18日号) 運動後の摂取はゆで卵、生卵どちらの摂取が有用か? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.12(2022年8月11日号) 慢性腰痛を軽減する最良の運動オプションとは~RCTのネットワークメタ解析 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.11(2022年8月4日号) サル痘の臨床的特徴~最新症例報告 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.10(2022年7月28日号) 小児におけるオミクロンに対するファイザー社製COVID-19ワクチンの有効性 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.9(2022年7月21日号) 慢性便秘症に効果的な食物繊維摂取量は?:RCTの系統的レビュー&メタ解析 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.8(2022年7月14日号) COVID-19後遺症の有病率、その危険因子とは ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.7(2022年7月7日号) 糖尿病の有無が影響するか、心不全に対するエンパグリフロジンの臨床転帰 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.6(2022年6月30日号) 老化をあざむく方法は? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.5(2022年6月23日号) 座位時間と死亡率および心血管イベントとの関連性:低~高所得国での違いはあるか? ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.4(2022年6月16日号) 乳製品やカルシウム摂取量と前立腺がんの発症リスクの関連性:前向きコホート研究 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.3(2022年6月9日号) 運動は脳内RNAメチル化を改善し、ストレス誘発性不安を予防する ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.2(2022年6月2日号) 6?11歳の子供におけるmRNA-1273Covid-19ワクチンの評価 ≫その他4本 ヒポクラ × マイナビ Journal Check Vol.1(2022年5月26日号) SARS-CoV-2オミクロンBA.2株の特性評価と抗ウイルス感受性 ≫その他4本
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