最新の記事すべて

リアルワールドにおけるITPに対するホスタマチニブの有効性・安全性
リアルワールドにおけるITPに対するホスタマチニブの有効性・安全性
公開日:2024年6月25日 Gonzalez-Lopez TJ, et al. Blood. 2024 Jun 6. [Epub ahead of print]  2022年に国内でも承認されたチロシンキナーゼ阻害薬ホスタマチニブは、成人の特発性血小板減少性紫斑病(ITP)に対し安全かつ有効であることが示唆されている。しかし、リアルワールドでの結果が、臨床試験と同様であるとは限らない。スペイン・ブルゴス大学のTomas Jose Gonzalez-Lopez氏らは、スペインの42施設においてホスタマチニブで治療されたITP患者138例(原発性および二次性)を、プロスペクティブおよびレトロスペクティブに評価した。Blood誌オンライン版2024年6月6日号の報告。 主な結果は以下のとおり。 ・患者の平均年齢は66歳(四分位範囲[IQR]:56〜80)、女性の割合は55.8%であった。 ・ホスタマチニブ開始時のITP診断からの期間中央値は51ヵ月(IQR:10〜166)であった。 ・ホスタマチニブ開始時の治療歴中央値は4回(IQR:2〜5)であり、治療にはエルトロンボパグ(76.1%)、ロミプロスチム(57.2%)、免疫グロブリン製剤(44.2%)が用いられていた。 ・治療開始前1ヵ月間で出血症状や兆候が認められた患者は58例(42.0%)であった。 ・ホスタマチニブで奏効が認められた患者は79.0%、完全奏効率(血小板数:100×109/L)は53.6%であった。 ・ホスタマチニブ単剤治療患者は83例(60.1%)において、高い奏効率(85.4%)が認められた。 ・27ヵ月のフォローアップ期間における奏効期間の割合は、83.3%であった。 ・血小板奏効までの期間中央値は、11日(IQR:7〜12)であった。 ・有害事象(主にグレード1〜2)が認められた患者は67例(48.5%)、主な有害事象は下痢(28例)、高血圧(21例)であった。 ・深部静脈血栓症、急性心筋梗塞が、それぞれ1例で認められた。  著者らは「リアルワールドにおいて、ホスタマチニブは、幅広い年齢層の原発性および二次性のITP患者に有効であり、安全性プロファイルも良好であることが示唆された」としている。 (エクスメディオ 鷹野 敦夫) 原著論文はこちら Gonzalez-Lopez TJ, et al. Blood. 2024 Jun 6. [Epub ahead of print]▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/38843478 血液内科 Pro(血液内科医限定)へ ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら
再発DLBCLに対するベネトクラクス+イブルチニブ+プレドニゾン+オビヌツズマブ+レナリドミド併用療法
再発DLBCLに対するベネトクラクス+イブルチニブ+プレドニゾン+オビヌツズマブ+レナリドミド併用療法
公開日:2024年6月24日 Melani C, et al. N Engl J Med. 2024; 390: 2143-2155.  びまん性大細胞性B細胞リンパ腫(DLBCL)における発癌変異の特定により、それらをターゲットとする薬剤が次々と開発されている。しかし、複数のターゲットに対する薬剤を併用した場合の有効については不明である。米国・国立がん研究所のChristopher Melani氏らは、再発・難治性DLBCL患者を対象に、ベネトクラクス+イブルチニブ+プレドニゾン+オビヌツズマブ+レナリドミド併用療法の有用性を評価した。The New England Journal of Medicine誌2024年6月20日号の報告。  再発・難治性DLBCL患者を対象に、ベネトクラクス+イブルチニブ+プレドニゾン+オビヌツズマブ+レナリドミド併用(ViPOR)療法に関する単施設第Ib-II相試験を実施した。DLBCLおよび低悪性度リンパ腫患者を含む第Ib相試験では、ベネトクラクスの4段階の用量を評価し、第II相試験での推奨用量を特定した(その他4剤の用量は固定)。胚中心B細胞(GCB)および非GCBのDLBCL患者を対象に、第II相拡大試験を行った。ViPOR療法は、21日ごとに6サイクル実施した。 主な結果は以下のとおり。 ・第 Ib相試験の対象患者20例(DLBCL患者10例を含む)において、グレード3の頭蓋内出血(用量制限毒性作用)が1件発生した。その結果、第II相試験のベネトクラクス推奨用量は、800mgと特定した。 ・第II相試験には、DLBCL患者40例が登録された。 ・毒性作用は、グレード3または4の好中球減少症(24%/サイクル)、血小板減少症(23%/サイクル)、貧血(7%/サイクル)、発熱性好中球減少症(1%/サイクル)であった。 ・評価可能なDLBCL患者48例のうち54%で客観的奏効が認められ、完全奏効(CR)は38%で認められた。CRは、非GCBのDLBCL患者およびMYC遺伝子およびBCL2またはBCL6遺伝子(またはその両方)の再構成を伴う高悪性度B細胞リンパ腫患者で認められた。 ・ViPOR療法終了時、血中内腫瘍循環DNAが検出されなかった患者は33%であった。 ・フォローアップ期間中央値は40ヵ月、2年無増悪生存期間(PFS)は34%(95%信頼区間[CI]:21〜47)、全生存期間は36%(95%CI:23〜49)であった。  著者らは「ViPOR療法は、特定のDLBCLサブタイプ患者の持続的な寛解と関連していたが、可逆的な有害事象との関連も認められた」としている。 (エクスメディオ 鷹野 敦夫) 原著論文はこちら Delimpasi S, et al. Am J Hematol. 2024 Jun 10. ▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/38856176 血液内科 Pro(血液内科医限定)へ ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら
再発・難治性MMに対するイキサゾミブ+ダラツムマブ+デキサメタゾン〜第II相試験最終分析
再発・難治性MMに対するイキサゾミブ+ダラツムマブ+デキサメタゾン〜第II相試験最終分析
公開日:2024年6月21日 Delimpasi S, et al. Am J Hematol. 2024 Jun 10. [Epub ahead of print]  新規治療法の進歩により、多発性骨髄腫(MM)の臨床アウトカムは改善したが、いまだ多くの患者は再発し、再発・難治性MMの治療決定は、ますます困難となっている。ギリシャ・General Hospital EvangelismosのSosana Delimpasi氏らは、プロテアソーム阻害薬イキサゾミブ+ダラツムマブ+デキサメタゾンの併用療法を評価したシングルアーム第II相試験の最終分析結果を報告した。American Journal of Hematology誌オンライン版2024年6月10日号の報告。  再発・難治性MM患者61例(イキサゾミブ、ダラツムマブの治療歴なし、治療歴1〜3回)が登録され、病勢進行およびまたは許容できない毒性が発現するまでイキサゾミブ+ダラツムマブ+デキサメタゾン併用療法(28日サイクル)を実施した。主要エンドポイントは、最良部分奏効(VGPR)、副次的エンドポイントは、全奏効率(OR)、無増悪生存期間(PFS)、無増悪期間(TTP)、全生存期間(OS)などとした。 主な結果は以下のとおり。 ・年齢中央値は69歳、国際病期分類(ISS)ステージIIIの患者が14.3%、治療歴3回の患者が14.8%であった。 ・イキサゾミブ+ダラツムマブ+デキサメタゾン併用療法の平均サイクル数は16サイクル。 ・有効性評価可能な59例におけるORは64.4%、VGPRは30.5%であった。 ・各サブグループにおけるVGPRの割合は、次のとおりであった。   細胞遺伝学的高リスク(15例):26.7%   細胞遺伝学的拡大高リスク(24例):29.2%   75歳以上(12例):16.7%   レナリドミド抵抗性(21例):28.6%   プロテアソーム阻害薬/免疫調整薬の治療歴(58例):31.0% ・フォローアップ期間中央値は31.6ヵ月、PFS中央値は16.8ヵ月(95%CI:10.1〜23.7)であった。 ・グレード3以上の治療薬に関連する有害事象(TEAE)は、患者の54.1%で認められた。 ・重篤なTEAE発生率は44.3%、TEAEによる薬剤の用量調整、減量、中止の割合は、それぞれ62.3%、36.1%、16.4%であった。 ・本試験中に死亡した患者は5例。 ・末梢神経障害の発生率は、すべてのグレードで18.0%、グレード3以上で1.6%であった。 ・治療中のQOLは、概ね維持されていた。  著者らは「再発・難治性MMに対するイキサゾミブ+ダラツムマブ+デキサメタゾン併用療法は、良好なリスク-ベネフィットプロファイルを有し、臨床的に関連するサブグループにおいても有効性が示された治療法であり、本試験による新たな安全性シグナルは確認されなかった」としている。 (エクスメディオ 鷹野 敦夫) 原著論文はこちら Delimpasi S, et al. Am J Hematol. 2024 Jun 10. [Epub ahead of print]▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/38856176 血液内科 Pro(血液内科医限定)へ ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら
再発・難治性の高齢者LBCLに対するCAR-T細胞療法の有用性
再発・難治性の高齢者LBCLに対するCAR-T細胞療法の有用性
公開日:2024年6月20日 Tun AM, et al. Am J Hematol. 2024 Jun 4. [Epub ahead of print]  CAR-T細胞療法は、再発・難治性の大細胞型B細胞リンパ腫(LBCL)の潜在的な治療法であるにもかかわらず、臨床データが限られているため、高齢者では十分に活用できていない。米国・カンザス大学のAung M. Tun氏らは、再発・難治性LBCLの高齢患者に対するCAR-T細胞療法の安全性および有効性を検討した。American Journal of Hematology誌オンライン版2024年6月4日号の報告。  米国・7施設でCAR-T細胞療法を行った65歳以上の再発・難治性LBCL患者を対象に、多施設共同レトロスペクティブ観察研究を実施した。 主な結果は以下のとおり。 ・対象患者数は226例(平均年齢:71歳、範囲:65〜89歳)。 ・最良客観的奏効率(best objective response)は86%、完全奏効率(CR)は62%であった。 ・CAR-T細胞療法後の平均フォローアップ期間は18.3ヵ月。 ・無増悪生存期間(PFS)中央値は6.9ヵ月、6ヵ月および12ヵ月のPFS推定値は、それぞれ54%、44%であった。 ・非再発死亡率(NRM)は、180日間で10.9%であり、主な原因は感染症であり、年齢による影響は認められなかった。 ・グレード3以上のサイトカイン放出症候群は7%、神経毒性は26%で発生した。 ・単変量解析では、年齢またはCAR-TタイプとPFSに有意な差は認められなかったが、ECOG PSが2以上、LDH上昇、バルキー病変、進行期、ブリッジングの必要性、ベンダムスチン治療歴は、PFSの短縮と関連が認められた。  著者らは「本知見は、80歳以上を含む高齢者の再発・難治性LBCDに対するCAR-T細胞療法を支持するものである。CAR-T細胞療法の安全性、生存率、NRMに対する年齢の影響は少ないと考えられるため、年齢だけを理由に治療選択肢からCAR-T細胞療法を除外すべきではない」としている。 (エクスメディオ 鷹野 敦夫) 原著論文はこちら Tun AM, et al. Am J Hematol. 2024 Jun 4. [Epub ahead of print]▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/38837403 血液内科 Pro(血液内科医限定)へ ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら
再発・難治性のCCR4陽性PTCL、CTCLに対するモガムリズマブの有用性〜国内市販後調査
再発・難治性のCCR4陽性PTCL、CTCLに対するモガムリズマブの有用性〜国内市販後調査
公開日:2024年6月19日 Ishitsuka K, et al. Hematol Oncol. 2024; 42: e3292. [Epub ahead of print]  CCケモカイン受容体4(CCR4)を標的としたヒト化モノクローナル抗体であるモガムリズマブは、2014年に再発または難治性のCCR4陽性の末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)および皮膚T細胞性リンパ腫(CTCL)への適応拡大が承認された。鹿児島大学の石塚 賢治氏らは、モガムリズマブの市販後調査結果を報告した。Hematological Oncology誌2024年7月号の報告。  本市販後調査は、再発・難治性のCCR4陽性PTCLまたはCTCTに対するモガムリズマブの安全性および有効性を確認するため、2014〜2020年に日本で実施された。安全性および有効性のデータは、治療開始後最大31週間収集した。 主な結果は以下のとおり。 ・登録総患者数は142例、安全性評価対象は136例。 ・投与回数の中央値は、8.0回(範囲:1〜18)。 ・治療中止の主な原因は、治療反応不十分(22.1%)、有害事象(13.2%)であった。 ・すべてのグレードの有害事象の発生率は57.4%であり、主な有害事象は、皮膚障害(26.5%)、感染症および免疫系障害(16.2%)、注射部位反応(13.2%)などであった。 ・モガムリズマブ投与後、同種造血幹細胞移植を行った2例のうち1例において、GVHD(グレード2)の発症が認められた。 ・有効性評価対象131例の内訳は、PTCLが103例、CTCLが28例。 ・最良総合評価(best overall response)は45.8%(PTCL:47.6%、CTCL:39.3%)であった。 ・31週時点での生存率は69.0%(95%CI:59.8〜76.5)であり、PTCLは64.4%(95%CI:54.0〜73.0)、CTCLは90.5%(95%CI:67.0〜97.5)であった。 ・安全性および有効性は、70歳未満と70歳以上、再発と難治性との間で同等であった。  著者らは「リアルワードにおけるPTCLおよびCTCLに対するモガムリズマブの安全性・有効性は、これまでの臨床試験で報告されたデータと同等であった」としている。 (エクスメディオ 鷹野 敦夫) 原著論文はこちら Ishitsuka K, et al. Hematol Oncol. 2024; 42: e3292. [Epub ahead of print]▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/38847317 血液内科 Pro(血液内科医限定)へ ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら
中高年に最適な睡眠パターンは? 他4本≫ Journal Check Vol.104(2024年6月20日号)
中高年に最適な睡眠パターンは? 他4本≫ Journal Check Vol.104(2024年6月20日号)
中高年に最適な睡眠パターンは? 入眠時刻および睡眠時間と心代謝系の健康との関連は、あまり特徴付けられていない。著者らは、NHANES2015~2018の20~80歳の成人6,696人を対象とし、心代謝疾患リスクと最適な入眠時刻と十分な睡眠時間について調査した。Journal of the American Heart Association誌オンライン版2024年6月14日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 幸福に関連する9つの要素とは? ウェルビーイングは、自分の人生が楽しく充実したものであると広く定義され、アルツハイマー病や認知症リスクの低下と関連しているが、その根底にあるメカニズムはよくわかっていない。著者らは、ウェルビーイングとLancet委員会が定義した12個の認知症の危険因子との関連についてレビューを行った。Ageing Research Reviews誌オンライン版2024年6月14日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む クレアチン摂取 運動能力向上 vs 腎機能低下 クレアチンサプリメントは、運動能力を向上させると考えられており、フィットネス愛好家の間で広く摂取されているが、腎機能に対する影響についての懸念も高まっている。著者らは、この関連性についてメンデルランダム化解析を用いて検討した。Renal Failure誌オンライン版2024年6月14日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 発症4.5時間後でもテネクテプラーゼは有効か? テネクテプラーゼは、脳卒中発症後4.5時間以内の治療において有効な血栓溶解薬であるが、4.5時間以降の投与の有効性に関するデータは限られている。著者らは、発症後4.5〜24時間の患者をテネクテプラーゼによる治療群と、標準治療群に無作為に割り付け、比較試験を行った。The New England Journal of Medicine誌オンライン版2024年6月14日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 寝不足で失われた記憶は取り戻せるか? 睡眠は記憶の定着に好影響を与え、海馬における覚醒時の体験の再活性化と再生は、このプロセスに極めて重要と考えられている。しかし、睡眠不足がこれらのパターンにどのような影響を与えるかはほとんど知られていない。著者らはラットを用いて、迷路探索、睡眠、睡眠遮断、回復睡眠時の、CA1ニューロンの活動を12時間にわたり記録した。Nature誌オンライン版2024年6月12日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ Journal Check Vol.103(2024年6月13日号) ハムストリングスをより効果的に鍛えるトレーニングは? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.102(2024年6月6日号) 骨粗鬆症予防には、コーヒー+紅茶を毎日〇杯? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.101(2024年5月30日号) オメガ3摂取で筋合成が促されるか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.100(2024年5月23日号) アンチエイジングに有効な化粧品の成分は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.99(2024年5月16日号) 結局、卵は1日何個までか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.98(2024年5月9日号) 筋トレによる筋肥大は、鍛えない筋肉を犠牲にしている? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.97(2024年5月2日号) 老い知らずの鍵は「アルカリ性」食品!? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.96(2024年4月25日号) コーヒーが座りっぱなしの悪影響を打ち消す!? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.95(2024年4月18日号) より効果的な筋トレはどちらか? スプリットルーティーン vs フルボディルーティーン 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.94(2024年4月11日号) 朝食抜きで起こる悪影響は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.93(2024年4月4日号) 老化しにくい最適な睡眠時間は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.92(2024年3月28日号) 時間がない人に、最も効率的な筋トレは? 他4本
慢性GVHD発症が非再発死亡率に及ぼす影響
慢性GVHD発症が非再発死亡率に及ぼす影響
公開日:2024年6月18日 Jiang J, et al. Leuk Lymphoma. 2024 Jun 12. [Epub ahead of print]  慢性移植片対宿主病(GVHD)は、同種造血幹細胞移植(allo-HSCT)を行なった患者の死亡率に影響を及ぼす主な原因の1つである。近年、allo-HSCTの進歩により、とくに高齢者を中心に、幅広い患者が移植適応可能となっている。米国・オハイオ州立大学のJustin Jiang氏らは、高齢患者と非高齢患者におけるallo-HSCT後のアウトカムに対する慢性GVHDの影響を評価した。Leukemia & Lymphoma誌オンライン版2024年6月12日号の報告。  1999〜2018年にallo-HSCTを行ったすべての患者を対象に、レトロスペクティブに分析を行った。 主な結果は以下のとおり。 ・allo-HSCT後180日間で慢性GVHDを発症した患者は、発症しなかった患者と比較し、非再発死亡のリスクおよび発生率が高かった。 ・60歳以上と60歳未満による、慢性GVHDのアウトカムに有意な差は認められなかった。  著者らは「allo-HSCT後の慢性GVHDは、年齢により発症率の違いは認められず、非再発死亡リスクを増加させることが示唆された」としている。 (エクスメディオ 鷹野 敦夫) 原著論文はこちら Jiang J, et al. Leuk Lymphoma. 2024 Jun 12. [Epub ahead of print]▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/38865104 血液内科 Pro(血液内科医限定)へ ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら
日本での再発・難治性LBCLの2nd治療におけるaxi-celの費用対効果
日本での再発・難治性LBCLの2nd治療におけるaxi-celの費用対効果
公開日:2024年6月17日 Tsutsue S, et al. Future Oncol. 2024 Jun 5: 1-13. [Epub ahead of print]  再発・難治性大細胞型B細胞リンパ腫(LBCL)に対する2ndライン治療として、 CAR-T細胞療法アキシカブタゲン シロルユーセ(axi-cel)と大量化学療法+自家造血幹細胞移植による標準治療の有効性および安全性を比較した第III相多施設共同ランダム化比較試験であるZUMA-7試験において、 axi-celは標準治療と比べて全生存期間(OS)を有意に延長することが報告された。ギリアド・サイエンシズ株式会社のSaaya Tsutsue氏らは、日本でのLBCLの2ndライン治療におけるaxi-celの費用対効果を分析するため、標準療法との比較検討を行った。Future Oncology誌オンライン版2024年6月5日号の報告。  LBCL再発後の2ndライン標準治療は、サルベージ化学療法により奏効した患者に対する自家移植併用大量化学療法とした。ZUMA-7試験のデータより収集した人口統計学的および臨床的情報を利用した。分析には、3ステート分割生存時間モデルを用いた。 主な結果は以下のとおり。 ・axi-celは標準療法と比較し、質調整生存年数の増加(QALY:2.06)、総コストの増加(690万円[4万8,685.59ドル])と関連していた。 ・QALYあたりの費用対効果比の増加は、330万円(2万3,590.34ドル)であった。  著者らは「axi-celは、再発LBCLに対する2ndライン治療において標準療法に代わる、費用対効果の高い治療法である」とまとめている。 (エクスメディオ 鷹野 敦夫) 原著論文はこちら Tsutsue S, et al. Future Oncol. 2024 Jun 5: 1-13. [Epub ahead of print]▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/38861283 血液内科 Pro(血液内科医限定)へ ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら
再発・難治性FLに対するliso-cel〜TRANSCEND FL試験
再発・難治性FLに対するliso-cel〜TRANSCEND FL試験
公開日:2024年6月14日 Morschhauser F, et al. Nat Med. 2024 Jun 3. [Epub ahead of print]  再発・難治性の濾胞性リンパ腫(FL)患者や第1選択の免疫化学療法から24ヵ月以内に疾患が進行する、抗CD20抗体とアルキル化剤の両方に難治性(ダブルリフラクトリー)を示すなどの高リスクの疾患特性を有する患者に対する標準治療は確立されておらず、アウトカム不良であるため、アンメットニーズが存在する。キメラ抗原受容体T細胞療法(CAR-T細胞療法)は、2ライン以上の全身療法後の再発・難治性FLの選択肢の1つとして期待されるが、FLの疾患経過におけるCAR-T細胞療法の最適なタイミングについてのコンセンサスはなく、高リスク特性を有する患者の第2選択治療としてのデータもない。 フランス・リール大学のFranck Morschhauser氏らは、再発・難治性FL患者に対するCD19を標的とし、4-1BB共刺激ドメインを有するCAR-T細胞療法薬リソカブタゲン マラルユーセル(liso-cel)を評価した第II相試験であるTRANSCEND FL試験の結果を報告した。Nature Medicine誌オンライン版2024年6月3日号の報告。  第II相TRANSCEND FL試験では、FL診断後6ヵ月以内に抗CD20抗体とアルキル化剤による治療を行った後、診断から24ヵ月以内の病勢進行が見られた2ライン以上の患者および/またはmGELF(modified Groupe d'Etude des Lymphomes Folliculaires)基準を満たした患者を対象に、liso-celの評価を行った。主要エンドポイントは、独立審査委員会が評価した全奏効率(ORR)、主な副次的エンドポイントは、完全奏効(CR)率などであった。 主な結果は以下のとおり。 ・データカットオフ時点で、liso-celが投与された患者は130例(フォローアップ期間中央値:18.9ヵ月)。 ・ORRおよびCRは達成された。 ・3ライン以降のFL患者101例では、ORRが97%(95%CI:91.6〜99.4)、CR率が94%(95%CI:87.5〜97.8)であった。 ・2ラインのFL患者23例では、ORRが96%(95%CI:78.1〜99.9)、すべての奏効患者がCRを達成した。 ・サイトカイン放出症候群は58%(グレード3以上:1%)、神経学的イベントは15%(グレード3以上:2%)で発生した。  著者らは「本試験により、高リスクの2ライン以上の再発・難治性FL患者に対するliso-celの有効性と安全性が実証された」としている。 (エクスメディオ 鷹野 敦夫) 原著論文はこちら Morschhauser F, et al. Nat Med. 2024 Jun 3. [Epub ahead of print]▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/38830991 血液内科 Pro(血液内科医限定)へ ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら
血友病患者の血栓性心血管疾患の治療〜日本コンセンサス研究
血友病患者の血栓性心血管疾患の治療〜日本コンセンサス研究
公開日:2024年6月13日 Nagao A, et al. Haemophilia. 2024 May 23. [Epub ahead of print]  出血リスク軽減のために血液凝固因子補充療法を行なっている血友病患者では、長期にわたる抗凝固療法や抗血小板療法を必要とする心血管疾患(CVD)が問題となりうる。現在、CVDを伴う血友病患者のマネジメントに関する日本におけるガイドラインは存在しない。東京・荻窪病院の長尾 梓氏らは、日本における血友病患者のCVDマネジメントに関するエキスパートガイドの作成を試みた。Haemophilia誌オンライン版2024年5月23日号の報告。  4人の専門家(血友病専門医:2名、血栓症専門医:1名、心臓専門医:1名)で構成された運営委員会が、5つの主要テーマに関連する44のステートメントを特定した。4ポイントリッカート尺度および多肢選択式質問を組み合わせたオンラインアンケートを作成し、日本でCVDを伴う血友病患者のマネジメントに従事する専門家に、回答を依頼した。ステートメントに同意した回答者が75%以上の場合をコンセンサスが「高い」、90%以上の場合を「非常に高い」と定義した。 主な結果は以下のとおり。 ・リッカート尺度の質問では、コンセンサスが「非常に高い」が71%(29/41)、「高い」が17%(7/41)、合意に達しなかったが15%(6/41)であった。 ・3つの多肢選択式質問では、コンセンサスの特定ができなかった。 ・非弁膜性心房細動や心筋梗塞を有する場合など、特定の臨床状況をマネジメントするための特定の目標トラフ抗凝固因子レベルについて、合意が得られた。  著者らは「本コンセンサス研究の結果は、CVDリスクを有するまたはCVDを伴う血友病患者に対し、心臓専門医と血液専門医がマネジメントとするための枠組みを提供しており、推奨事項を実現することで、CVDを伴う血友病患者のアウトカムが改善される可能性がある」としている。 (エクスメディオ 鷹野 敦夫) 原著論文はこちら Nagao A, et al. Haemophilia. 2024 May 23. [Epub ahead of print]▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/38783547 血液内科 Pro(血液内科医限定)へ ※「血液内科 Pro」は血液内科医専門のサービスとなっております。他診療科の先生は引き続き「知見共有」をご利用ください。新規会員登録はこちら
骨髄異形成症候群~知っておきたい希少疾患
骨髄異形成症候群~知っておきたい希少疾患
 骨髄異形成症候群(MDS)は、未熟な造血幹細胞に生じた異常が原因と考えられる骨髄系造血器腫瘍の1つである。今回は、MDSおよび2024年5月に発売されたレブロジルⓇ[一般名:ルスパテルセプト(遺伝子組換え)]について紹介する。 MDSの主な症状「貧血、易感染状態、出血傾向」、AMLへの進展も  MDSは、正常な血液細胞(赤血球、白血球、血小板)が作られないことで、貧血、易感染状態、出血傾向などがみられ、重篤な感染症を引き起こす可能性もある1) 。さらに、急性骨髄性白血病(AML)への進展の可能性が高いことも特徴であり、MDS患者の10〜30%はAMLに移行するといわれている。  日本におけるMDSの罹患率は、人口10万人あたり年間約3.0人と報告されており2) 、厚生労働省による2020年の患者数調査では、日本のMDS患者の総数は約2万2,000人と報告されている3) 。罹患率は、年齢とともに増加し、とくに70歳以降で急激に上昇している4) 。男女比は、約2:1で男性に多い傾向である。 MDS症状を疑ったら、専門医に相談を  MDSの診断に際しては、「慢性貧血を主とし、出血傾向,発熱を認める(症状を欠く場合もある)」「持続的な血球減少を認める」「骨髄は過形成が多い(低形成の場合もある)」が認められた場合に、MDSが疑われる。血液検査、骨髄検査、分子生物学的検査などと合わせて感染症性疾患、炎症性疾患、他の造血器疾患などとの除外診断により、慎重に鑑別する必要がある5) 。  MDSの病態は多様であり複数の病型に分類される。病型により治療や予後が異なるため、病型分類は重要であるが、治療方針を決定する上で、予後予測を行う必要がある。複数の予後予測スコアリングシステムが提唱されており、特徴はそれぞれ異なるが、臨床的な対応としてはMDSを低リスクと高リスクに分類することが多い6) 。確定診断、病型分類、予後予測を円滑に実施するためにも、原因不明の貧血、出血傾向、発熱等を認める患者は、専門医へ紹介することが望まれる。 低リスクMDSの基本的な支持療法は輸血、さまざまな課題も  MDSは、疾患経過中に約80%~90%の患者において貧血が認められるといわれている7) 。貧血を呈するMDS患者の多くは、正常な赤血球の循環量を確保するために支持療法として定期的な輸血が必要となるが、頻繁な輸血によって鉄過剰症、輸血反応、輸血血液からの感染リスク増加が懸念される。さらに、輸血の負荷増加に伴い低リスクMDS患者においても生存率が低下することも報告されている8) 。一定量以上の赤血球輸血は、鉄過剰症の原因となり、臓器障害の進行や死亡リスクへの影響も報告されているため9) 、鉄キレート療法を行うことが推奨されている10) 。また、低リスクMDSの血球減少に対しては免疫抑制療法、サイトカイン療法、蛋白同化ステロイド療法、ビタミン製剤なども用いられてきた。  造血器腫瘍診療ガイドライン2023年版において、低リスクMDSに対するこれらの治療法のほとんどは推奨グレード「カテゴリー2A」または「カテゴリー2B」とされており、「カテゴリー1」に該当する治療法は、5番染色体長腕の欠失[del(5q)]を伴う低リスクMDSで赤血球輸血依存例に対するレナリドミド投与および貧血を伴う低リスクMDS-RS(環状赤芽球を伴う骨髄異形成症候群)に対する当時国内未承認であったルスパテルセプト投与のみであった6) 。 新規作用機序を有する赤血球成熟促進薬レブロジルⓇ登場  2024年5月、MDSに伴う貧血の治療薬として、レブロジルⓇ[一般名:ルスパテルセプト(遺伝子組換え)]が発売された。レブロジルⓇは、新規作用機序を有する赤血球成熟促進薬であり、造血幹細胞から赤血球への分化過程の後期段階における分化を促進し、成熟した赤血球数の増加を誘導する11)。低リスクMDS患者を対象とした国際共同第Ⅲ相試験(COMMANDS試験)、海外第Ⅲ相試験(MEDALIST試験)、国内第Ⅱ相試験(MDS-003試験)において、レブロジルⓇの有効性・安全性が確認された。日本人患者を含むMDS患者を対象としたCOMMANDS試験の24週中間解析において、主要評価項目である12週間以上の赤血球輸血を必要としない状態かつ平均ヘモグロビン濃度がベースライン値より1.5g/dL以上増加した患者の割合は、レブロジル群で59%、対照(エポエチンアルファ)群で31%であったことが報告されている(共通リスク差:26.6、95%CI:15.8〜37.4、p<0.0001)。最も頻度の高いグレード3/4の治療関連有害事象(患者の≧3%)として、レブロジル群では高血圧、貧血、呼吸困難、好中球減少症、血小板減少症、肺炎、COVID-19感染症、MDS、失神が、対照群では貧血、肺炎、好中球数減少症、高血圧、鉄過剰症、COVID-19肺炎、MDSがみられた12) 。  高齢化が進む日本において、MDS患者は着実に増加している。新規作用機序を有するレブロジルⓇの登場により、これまで治療選択肢が限られていたMDSに伴う貧血治療が促進され、MDS患者のQOL向上が期待される。 (エクスメディオ 鷹野 敦夫) 参考資料 1)Cazzola M, et al. N Engl J Med. 2020; 382: 140-151.▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/31914241/ 2)国立がん研究センターがん情報サービス「がん統計」▶https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/data/dl/index.html 3)「政府統計の総合窓口(e-Stat)」.統計で見る日本.患者調査.令和2年度患者調査▶ https://www.e-stat.go.jp/ 4)Chihara D, et al. J Epidemiol. 2014; 24: 469-473.▶ https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/25088696/ 5)骨髄異形成症候群診療の参照ガイド令和 4 年度改訂版▶http://zoketsushogaihan.umin.jp/file/2022/Myelodysplastic_Syndromes.pdf 6)造血器腫瘍診療ガイドライン2023年版 ▶ http://www.jshem.or.jp/gui-hemali/1_6.html 7)Zeidan AM, et al. Blood Rev. 2013; 27: 243-59. ▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/23954262/ 8)Malcovati L, et al. Haematologica. 2006; 91: 1588-90. ▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/17145593/ 9)Takatoku M, et al. Eur J Haematol. 2007; 78: 487-94. ▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/17391310/ 10)輸血後鉄過剰症の診療参照ガイド令和4年度改定版▶http://zoketsushogaihan.umin.jp/file/2022/Post-transfusion_iron_overload.pdf 11)レブロジルⓇ皮下注用25mg / 75mg添付文書▶https://file.bmshealthcare.jp/bmshealthcare/pdf/package/REBLOZYL.pdf 12)Platzbecker U, et al. Lancet. 2023; 402: 373-385. ▶https://hpcr.jp/app/article/abstract/pubmed/37311468/ ヒポクラ × マイナビ無料会員登録はこちら▶https://www.marketing.hpcr.jp/hpcr
ハムストリングスをより効果的に鍛えるトレーニングは? 他4本≫ Journal Check Vol.103(2024年6月13日号)
ハムストリングスをより効果的に鍛えるトレーニングは? 他4本≫ Journal Check Vol.103(2024年6月13日号)
ハムストリングスをより効果的に鍛えるトレーニングは? ハムストリングスは短距離走で重要な役割を果たすが、特に大腿二頭筋長頭は、筋肉の緊張による損傷を受けやすい。著者らは、2種類のトレーニング(ノルディックハムストリングまたは伸張状態エキセントリックトレーニング)前後の筋容積や腱膜面積、筋力を比較した。Medicine and Science in Sports and Exercise誌オンライン版2024年6月6日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む ビタミンD摂取を推奨すべき人とは? 25-ヒドロキシビタミンD[25(OH)D]の血清濃度は多くの疾患と関連しているが、因果関係は明確ではなく、適切なビタミンD摂取と25(OH)D検査については結論が出ていない。著者らは系統的レビューを行い、ビタミンDの使用に関する臨床ガイドラインを策定した。The Journal of Clinical Endocrinology and Metabolism誌オンライン版2024年6月3日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む キシリトールが心血管疾患リスクを高める!? 低カロリー甘味料は加工食品に広く使用されている砂糖の代用品であり、健康上の利点があると考えられているが、心血管疾患リスクへの影響は不明である。著者らは、キシリトールと心血管疾患リスクとの関連を調査した。European Heart Journal誌オンライン版2024年6月6日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む アトピー性皮膚炎は、〇〇摂取制限で改善する? 食事とアトピー性皮膚炎の関連性は十分に解明されていないが、疾患経過の不均一性の説明に役立つ可能性がある。著者らは、尿中ナトリウムをバイオマーカーとして推定される高レベルの食事性ナトリウム摂取量がアトピー性皮膚炎とどの程度関連するかを明らかにするために横断研究を行った。JAMA Dermatology誌オンライン版2024年6月5日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 赤ワイン vs 白ワイン 炎症マーカーを低下させるのは? 適度な赤ワインの摂取は、心血管疾患(CVD)リスクを軽減することが知られている。著者らは、白ワインと比較した、健康な人およびCVDの高リスク被験者におけるアテローム性動脈硬化症関連の炎症マーカーに対する赤ワインの影響を評価した。Medicine誌2024年6月7日号の報告。 ≫ヒポクラ論文検索で続きを読む 知見共有へ アンケート:ご意見箱 ※新規会員登録はこちら ヒポクラ Journal Check Vol.102(2024年6月6日号) 骨粗鬆症予防には、コーヒー+紅茶を毎日〇杯? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.101(2024年5月30日号) オメガ3摂取で筋合成が促されるか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.100(2024年5月23日号) アンチエイジングに有効な化粧品の成分は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.99(2024年5月16日号) 結局、卵は1日何個までか? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.98(2024年5月9日号) 筋トレによる筋肥大は、鍛えない筋肉を犠牲にしている? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.97(2024年5月2日号) 老い知らずの鍵は「アルカリ性」食品!? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.96(2024年4月25日号) コーヒーが座りっぱなしの悪影響を打ち消す!? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.95(2024年4月18日号) より効果的な筋トレはどちらか? スプリットルーティーン vs フルボディルーティーン 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.94(2024年4月11日号) 朝食抜きで起こる悪影響は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.93(2024年4月4日号) 老化しにくい最適な睡眠時間は? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.92(2024年3月28日号) 時間がない人に、最も効率的な筋トレは? 他4本 ヒポクラ Journal Check Vol.91(2024年3月21日号) パンダが白黒である理由は? 他4本
/ 86